和食が身体に良い理由を知っていますか?
何となく身体に良いイメージの和食。
本記事では「和食が健康にいい理由」についてまとめています。
和食のメリットを知りたい方は、ぜひ本記事をお読みください。
和食が健康にいい理由【結局日本食が最強】
毎日和食を食べていますか?
昔から馴染みのある「和食」ですが、近年では、若者を中心に食べる人が減っているそうです。和食を食べると、「バランスよく」栄養を摂取できるため、実はとても理にかなっている食べ物です。
そして、和食は世界的にも注目が集まっています。実際に2013年には、和食が「世界無形文化遺産」に登録されるほど注目されています。
そこで今回は、「和食が健康にいい理由」を、代表的な7品から見ていきましょう。
- 白米
- みそ汁
- 魚
- 卵
- 納豆
- 豆腐
- 梅干し
どれもよく食べる日本食ですね。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
和食が健康にいい理由①白米
和食が健康にいい理由一つ目は「白米」です。
日本人の主食である「白米」を食べると「炭水化物」を摂取することができます。炭水化物には、日常を活動する上で「エネルギー」になる役割があり、車で言うガソリンの働きがあります。
毎日生活する上で、動いたりできるのは、この炭水化物のおかげなんですね。エネルギーになる一方で、その反面摂りすぎると、「肥満」や「生活習慣病」のリスクが高まります。
そのため、食べすぎには注意が必要です。白米を食べすぎてしまう人は、玄米に変えるなど工夫するようにしましょう。
和食が健康にいい理由②みそ汁
和食が健康にいい理由二つ目は「みそ汁」です。
みそ汁には、「タンパク質」「脂質」「ミネラル」「ビタミン」などの栄養素を摂取することができます。みそ汁の主原料である「大豆」は、とても健康に良い食べ物です。
血糖値の上昇や、コレステロール値の上昇を抑える働きがあります。そのため、血糖値の上がってしまう「白米」とはとても相性が良く、一緒に食べたい一品です。
具も豆腐、野菜、海藻類、貝類など、健康に良いものとの相性が抜群です。バリエーションも豊富に変えることができ、飽きが来ず毎日摂取できるため万能です。
和食が健康にいい理由③魚
和食が健康にいい理由3つ目は「魚」です。
和食と言えば、肉より魚というイメージがあるのではないでしょうか?魚を食べることで良質な「タンパク質」や「脂質」を摂ることができます。
タンパク質や脂質の働きとして、エネルギーになり身体を作ってくれる役割があります。特に脂質は「油」なので、悪いイメージがありますが、魚の脂質はとても健康に良いものです。
魚の脂質は「オメガ3脂肪酸」と言われ、ほとんどの日本人が足りておらず、意識して摂りたい栄養素です。DHAやEPAがこの栄養素にあたり、炎症を抑えたり、免疫力を高めるなどの効果があります。
老化予防にもなるので、積極的に魚は食べたいですね。
和食が健康にいい理由④卵
和食が健康にいい理由4つ目は「卵」です。
「卵は完全食」と言われるほど栄養価が非常に高く、毎日食べたい食品です。卵には「ビタミンCと食物繊維以外の栄養素」は全て含まれています。
さらに、タンパク質の評価を測る「アミノ酸スコア」では、満点の100点と食材の中で最高の健康食と言えます。
気になるコレステロール値も、厚生労働省が「卵とコレステロールの関係性に科学的な関連性はない」と発表しています。
「参考:地球上で最強の栄養食「卵」のメリット【1日1個食べましょう】」
和食が健康にいい理由➄納豆
和食が健康にいい理由5つ目は「納豆」です。
納豆には「五大栄養素が全て」入っています。それに加え「食物繊維」も含まれており、とても優秀な食材です。
さらに、納豆に含まれているナットウキナーゼには、「血流改善」「代謝UP」「脂肪燃焼効果」などもあります。その他にも、「整腸作用」「生活習慣病のリスク軽減」など、1日1パック食べることで多くの健康効果を得ることができます。
プリン体も含まれているため、1日1パックまでにし、食べすぎには気を付けましょう。
和食が健康にいい理由⑥豆腐
和食が健康にいい理由6つ目は「豆腐」です。
豆腐も大豆からできており、タンパク質や脂質などの栄養素が豊富です。
また、豆腐に含まれているレシチンには、
- 記憶力を高めボケを防止
- 動脈硬化のリスク軽減
- ダイエット効果
- 美肌効果
- イライラ抑制
などの効果があります。
さらに、カルシウムも豊富に含まれており、「歯」や「骨」を作る役割や「神経伝達」の働きを良くしてくれます。
和食が健康にいい理由⑦梅干し
和食が健康にいい理由7つ目は「梅干し」です。
梅干しには、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラル分が多く含まれています。そして梅干しの酸味になっている「クエン酸」は、健康にとてもいい栄養素です。
クエン酸の効果として
- 疲労回復
- 血糖値の上昇を抑える
- 活性酸素を取り除く
- 胃腸を整える
などの働きがあります。
また、梅干しに多い「バニリン」には、脂肪燃焼作用もあり、意外と知られていないダイエット効果もあります。塩分が多い為食べすぎには注意が必要で、1日に2粒程度にするようにしましょう。
「参考:スーパーフード梅干しの効果とは?【梅干しで痩せる?】」
和食のデメリット
ここまで、和食が健康にいい理由を7品目に分けてご紹介しました。
では、和食に「デメリット」はあるのでしょうか?和食の弱点を上げるとすると「塩分が多い」ということです。
塩分は1日6.5g~7.5g未満とされており、みそ汁1杯1.5g、焼き魚1尾2g~4gなど、塩分が多めに入っています。塩分を摂りすぎると、むくみや高血圧に繋がってしまうため、摂りすぎには注意が必要です。
現代人は欧米食が増えている
和食は健康に良い一方で、現代人は欧米食を食べる割合が増えています。
特に若者を中心に和食を食べる機会が減っており、ジャンクフードなど身体に悪い食事をする傾向にあります。
ジャンクフードの一例として
- ラーメン
- ハンバーガー
- ピザ
- お菓子
- 菓子パン
- スイーツ
- ジュース
- アルコール
など、糖質の多い食べ物ばかりです。
糖質を食べすぎると、ただ太るだけでなく、「生活習慣病」のリスクも高まるので注意が必要です。
「参考:ジャンクフードで起こる症状5選【思っているより身体に悪いです】」
和食が健康にいい理由:まとめ
今回は「和食が健康にいい理由」についてご紹介しました。
まとめると
- 和食は世界無形文化遺産に登録されている
- 和食は栄養バランスがとてもいい
- 白米は活動エネルギーになる
- みそ汁には血糖値の上昇を抑える働き
- 魚には良質なタンパク質と脂質が豊富
- 卵は栄養の宝庫で完全食
- 納豆には6大栄養素が全て入っている
- 豆腐にはカルシウムが豊富
- 梅干しにクエン酸には疲労回復効果
- 塩分の摂りすぎには注意
- 和食は食べる人が減っている
- 欧米食は糖質が多い
和食は健康においてとても理にかなっており、毎日食べたい食事です。
この機会に和食の良さを見直し、長生きできる健康な身体作りを目指していきましょう。
当院では八尾市、東大阪市を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。
また、このような日常生活で役立つ情報お伝えしておりますので、気になった方はお気軽にご予約下さい。
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