『糖質制限ダイエット』と聞くと“糖質を全く食べてはいけない”“精神的につらい、、”などのイメージがありますが、そこまで我慢せず「少しだけ制限」する『ゆる糖質制限』というものがあります。
これなら無理なく続けられるのでオススメです。
詳しいやり方などを見ていきましょう。
【ダイエット】ゆる糖質制限とは⁉
『ゆる糖質制限』とはいつもの食事を少し工夫して糖質を減らし、食べ方を変えるなど“無理なく”減量できるダイエット法です。
多くの人がダイエットにチャレンジしていますが、精神的にキツく継続できずにやめてしまう、、と人がほとんどです。
「ゆる糖質制限」なら「いつもより少し糖質を減らす」「食べる量は変わらない」ので継続率が高いです。
具体的にはどのようなことをするのでしょうか?
ゆる糖質制限の方法
≪いつもより少し糖質を減らす≫
1日の糖質の推奨量は約330gとされています。
日本人は主食が白米やパンですのでこれを1日3食、さらにおかずやお菓子、フルーツ、ジュース、デザートなどにも多くの糖質が含まれているので、この推奨量は気にしていなければ簡単に超えてしまいます。
お茶碗1杯150gには糖質が約53g含まれているので
- 1日1食または2食は白米を食べない
- お茶碗を少しだけ小さくする
- 白米ともち米を混ぜて炊く
- 白米を玄米にする
などの工夫をするだけで、1日の摂取量を減らすことができます。
また「お菓子も食べていいけど量や回数を減らす」「ジュースじゃなく水やお茶を飲む」とすることで量は減らさずに糖質を減らすことができます。
≪食物繊維を摂る≫
意外と知られていませんが「食物繊維は炭水化物の一種」です。
炭水化物は「糖質」と「食物繊維」に分けられますが、食物繊維は糖質と違い摂ってもいい炭水化物です。
むしろ食物繊維は積極的に摂るべきで、
- 糖の吸収を抑える
- コレステロール値を下げる
- 腸内環境を整える
などの働きがあります。
また納豆やごぼう、芋、こんにゃく、玄米など「噛み応えのある食品」が多く、よく噛むことで「満腹感」もあり「腹持ちもいい」ことからもダイエットには効果的な栄養素です。
≪よく噛む≫
食事の際いつもより「よく噛む」だけで満腹感が高まり、食べる量を抑えてくれる効果があります。
ほとんどの人は平均10回~20回ほど噛むとされていますが、これを30回以上噛むようにすることで効果は増しますので意識するようにしましょう。
≪脂肪燃焼効果のある食品を食べる≫
食品の中には「食べるだけで脂肪を燃焼してくれる」ものがたくさんあります。
脂肪燃焼効果、代謝を助ける効果のある食品は次の通りです。
- 牛肉(カルニチン)
- 豚肉(ビタミンB1)
- たまご(ビタミンB2)
- 魚(DHA,EPA)
- 納豆(ナットウキナーゼ)
- 梅干し(バニリン)
- 生姜(ジンゲロン)
特に変わったものはなく、普段も食べているようなこれらの食品を食事に取り入れるようにし、少し減らした糖質の代わりに積極的に取るようにしましょう。
≪食べる順番を変える≫
食事の際にまず糖質から食べると血糖値が急上昇してしまいます。
ご飯や麺類、粉もんなど、糖質の多い食品から口にするにではなく、肉、魚、サラダから食べると血糖値の上昇を緩やかにしてくれますのでオススメです。
何となく目の前にある食事を食べるのではなく、このように「食べる順番を意識するだけ」で身体にはメリットがありますので工夫するようにしましょう。
まとめ
『ゆる糖質制限』について深掘りしていきました。
糖質を少し減らし、よく噛み、食べる順番を変えるなど、すぐにでも始められるような簡単なことばかりです。
よく悪者扱いされる糖質ですが「三大・五大栄養素」にも含まれ、エネルギーに変えられるとても大切な栄養素ですので、全く減らすようなことはせず無理なくダイエットをするようにしましょう。
当院ではカイロプラクティックの施術だけでなくこのような健康における普段の食事などについてもサポートしていますので、気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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