年々気温の上昇している夏。
とにかく身体が『暑い』ときはどこを冷やすのが効果的なのでしょうか?
効率よく体温を下げる方法とは?
熱中症になってしまったら具体的にはどうすればいい?
など暑い時に身体を冷やす方法を深掘り。
【暑さ対策】暑い時は「くび」を冷やす⁉
身体の体温を下げるときには『くび』と名前のつくところを冷やすのが効果的です。
「首」「手首」「足首」「くびれ」などは皮膚が薄く太い血管が流れているので、冷やすことでいち早く体温を下げることができます。
また、その他にも「手のひら」「脇の下」「こめかみ」「そけいぶ」「ひざの裏」なども同様で、このような場所を冷やすことで、効率よく体温を下げることができ、熱中症対策にも有効です。
冷たい飲み物はOK?
暑い時にキンキンに冷えた飲み物を飲むのはとても美味しいですが、「内臓機能を低下させる」「血流が悪くなる」などの可能性があります。
「身体を冷やす」という意味では冷たい飲み物は良いかもしれませんが、内臓機能が低下すると結果的に「夏バテしやすい身体」となってしまいます。
暑い夏でもできるだけ「常温」を飲み、冷たいものを飲むにしても「一度口に含んでから飲む」ということをするだけでも身体への刺激は少なくなります。
これはプロスポーツ選手もやっていることで、サッカーやラグビーの試合などを見ていると、口に含むだけの光景を見ることもありますよね。
体温を下げる、水分補給をするという点ではとても効果的な方法と言えます。
たった2%失われるだけで
人の身体は成人で60%、幼児で70%は水分でできています。
身体のほとんどが水ですが、そのうちたった2%の水分が失われると「のどの渇き」を感じ、3%失われると「脱水症状」が起こるとされています。
多くの人は“のどが乾いたら水分補給”をしていると思いますがそれでは遅く、「のどの渇きを感じる前に」水分を取るのがとても大切です。
また“1日2リットル水を飲むと良い”とよく聞きますが、水分は野菜などの食事や、体内の酸化燃焼でも補給できますので、実際には「1.3~1.5リットル」程度の水を飲むことで1日の推奨量は補えます。
熱中症になってしまったら
まず意識がある人の対処法はこちらです。
- 影、冷房の効いている場所など涼しい場所に移動させる
- ボタンを緩めるなど身体からの熱を逃がす
- 皮膚の出ているところを冷やす
- 水分、スポーツドリンク、経口補水液などを飲ませる(無理に飲ませない)
ポイントは患者の負担にならないように「熱を逃がす」「体温を下げる」ということです。
慌てず対処するようにしましょう。意識もなく重度の熱中症の場合は「迷わず救急車を呼ぶ」などをし、来るまでの間は上記のことをして体温を下げるようにしましょう。
↓熱中症に関してははこちらでも詳しく解説しております↓
特に夏場など“身体が暑い”と感じた時にどのようなことをすれば良いのか?を事前に知っていると夏バテや熱中症などを防ぐことができます。
夏の暑さにも負けないように常にケアしていきましょう。
当院ではカイロプラクティックの施術だけでなく、このような日常で役立つ豆知識などもお伝えしておりますので、気になった方はお気軽にお問い合わせください。
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