お菓子や、スイーツ、ハンバーガー、ラーメンなど、美味しくて食べたら止まらなくなってしまう「ジャンクフード」。
何となく身体には良くないということを知っていても、実際にはどのような悪影響が出るのでしょうか?
ジャンクフード依存症とは?
など、実は怖いジャンクフード依存について深掘りしていきます。
ジャンクフード依存症とは?【糖質の中毒性は麻薬よりも強い】
ニコチン依存、アルコール依存、ギャンブル依存、麻薬依存など様々な依存症があります。
そして、糖質を食べ続けると起こる「糖質依存」というものがあります。
この糖質依存は、特に強い中毒性がある「麻薬と同じか、それ以上」に中毒性が強いとされています。
実際に海外の論文では、糖質はコカインと同じレベルの中毒性があると言われています。
では、なぜ糖質を食べると止まらなくなってしまうのでしょうか?
糖質を取ると幸せホルモンが出る
糖質を取ると脳内に「ドーパミン」や「セロトニン」という、幸せな気持ちになるホルモンが増えます。
このセロトニンは別名「幸せホルモン」と言われ、脳を気持ちよく幸せな気分にする働きがあります。
特にお腹が空いていなくても甘いものを食べてしまうのは、この幸せな気持ちを何度も味わいたくなるからです。
“お菓子は別腹”と言うように、ご飯を食べた後なのにお菓子やデザートを食べてしまうのは、この幸せホルモンの影響があるからです。
糖質が止まらなくなるのは?
糖質を取ると血糖値が急激に上がったり下がったりと「乱高下」をするため、身体がだるくなったり疲れたりしてしまいます。
ご飯を食べた後に眠くなるのはこのためです。
身体がだるい時や気持ちが落ち込んでいる時に“甘いものを食べよう”と思いませんか?
これは幸せホルモンを摂り「身体や気持ちをごまかしている状態」と言えます。
まさにタバコやアルコールの依存症と同じメカニズムですね。
気分が上がる→下がる→上がる→下がると何度も繰り返してしまうのが、糖質が止まらなくなる原因と言えます。
「参考:タバコより身体に悪い食べ物5選【そのままだと寿命が縮みます】」
糖質の多い食べ物・飲み物
では、改めて「糖質の多い食べ物・飲み物」とはどのようなものがあるのでしょうか?
- 白米
- パン
- ピザ
- ハンバーガー
- スイーツ(ケーキ、シュークリーム)
- くだもの(リンゴ、ぶどう、バナナ)
- お菓子(ポテチ、クッキー、チョコレート)
- ジュース(コーラ、オレンジジュース、サイダー、カルピス)
- アルコール(ビール、ワイン、梅酒)
- 麺類(ラーメン、パスタ、うどん、焼きそば)
- 粉もん(たこ焼き、お好み焼き)
- 芋類(サツマイモ、ジャガイモ、長いも)
- 根菜類(にんじん、ごぼう、レンコン)
など、挙げればキリがないくらいに、様々な食べ物・飲み物に「糖質」が含まれています。
では、糖質を食べ続けると、身体にはどんな悪影響があるのでしょうか?
糖質を摂り続けることで起こる身体への悪影響
糖質を食べ続けるとデメリットばかりです。
身体へ起こる悪影響はこちらです。
- 太る
- 強い眠気
- だるさ
- 老化が早まる
- 寿命が縮む
- 倦怠感
- 不安感
- イライラしやすくなる
- 集中力の低下
- 2型糖尿病
- 動脈硬化
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 認知症
など、他にも様々な悪影響が出てしまいます。
ではなぜ、こんなにも身体に悪いとわかっている糖質が、世の中には大量に作られているのでしょうか?
糖質が美味しいのは罠
お菓子やスイーツなどを作っている企業側からすると、味付けをより美味しく作ることで、消費者にまた何度でも買ってもらえ、売り上げに繋げることができます。
そのため、味を美味しく作ることは当然のことと言えます。
また、砂糖など糖質が使われている食べ物・飲み物は、比較的「安く」作ることができます。
安く作ることで数も大量にでき、私たち消費者が買う時も安く手に入れることができます。
そのため、世の中には糖質が多く含まれる食べもの・飲み物が多くあります。
今回は「糖質中毒」「ジャンクフード依存症」について深掘りしていきました。
世の中にあふれている糖質ですが、食べても身体に良いことはほとんどありませんので、食べる際は注意しましょう。
当院は八尾、東大阪を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。
肩こり、腰痛を始めお身体のお悩みがある方は、お気軽にご予約下さい。
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