『日光浴』という言葉がありますが、太陽の光を浴びることは身体に良いことなのでしょうか?
太陽光が身体にもたらすメリットとは?
睡眠の質が上がる?体内時計をリセット?
など太陽光を浴びることで身体に起こる影響を深掘りしていきましょう。
太陽光を浴びるメリットとは?【日光浴は健康的です】
紫外線や日焼けが気になる『太陽光』ですが、実は太陽の光を浴びることは身体に様々なメリットがあります。
- 睡眠の質が上がる
- 骨や歯が強くなる
- 免疫力が上がる
- 記憶力、思考力が上がる
- 精神が安定する
などが挙げられます。
身体を作ったり、精神面や脳機能までメリットは幅広いですね。
一つずつ見ていきましょう。
太陽光を浴びるメリット①睡眠の質が上がる
太陽光を浴びることで睡眠の質が上がります。
人の身体には体内時計があり、体内時計のおかげで私たちは「昼=活動の時間」「夜=休息の時間」ということを判断しています。
この体内時計は睡眠不足や昼寝などで乱れてしまいますが、『太陽光』を浴びることでリセットされます。
また、太陽光を浴びてから14時間後に眠くなるホルモン「メラトニン」が分泌されます。
身体が睡眠の体勢に入ることができるので、「朝に太陽光を浴びる」ことで、夜の睡眠の質を上げることができます。
太陽光を浴びるメリット②骨や歯が強くなる
太陽光を浴びると「ビタミンD」が生成されます。
このビタミンDは体内で合成できない栄養素で、食事や太陽光から摂取する必要があります。
ビタミンDは骨や歯を作る際にカルシウムと共に必要で、ビタミンDが不足することで骨粗鬆症の原因となってしまいます。
骨粗しょう症は特に50歳を過ぎ閉経を迎えた女性に多いとされています。
そのため、カルシウムと共にしっかりと「ビタミンD」を摂取することが大切です。
太陽光を浴びるメリット③免疫力が上がる
太陽の光を浴びることで生成されるビタミンDには、「免疫力が上がる効果」があることもわかっています。
免疫力とは、体外からやってきたウイルスや細菌などをやっつける働きがあります。
そのため、風邪やウイルス感染のしにくい身体になるためには不可欠な力です。
最近ではコロナウイルスにも効果がある?
として話題となっておりビタミンDの効果が注目されています。
太陽光を浴びるメリット④記憶力、思考力が上がる
ビタミンDは認知機能にも関わっていることがわかっています。
ビタミンDの摂取量が少ない高齢者は、しっかりと摂取している高齢者に比べ「認知症」になるリスクが上がることがわかっています。
このことからも、ビタミンDは記憶力や思考力に深く関わっていることがわかります。
その他にも、ビタミンDを正常値以上に保つことは、「生活習慣病」や「うつ病」などにも効果があるとされています。
太陽光を浴びるメリット➄精神が安定する
太陽光を浴びることで、神経伝達物質である「セロトニン」というホルモンが分泌されます。
セロトニンは別名「幸せホルモン」とも言われ、心のバランスを整える働きがあります。
ストレスに対する対抗力もあり、精神安定剤と似たような構造をしています。
セロトニンは、眼の網膜が光を感じることで活発化するので、サングラスなどはかけないようにしましょう。
日光を浴びる時間は?
太陽光を浴びることでメリットがあることがわかりました。
一方で、長時間浴びることは紫外線によるデメリットも起こしてしまいます。
太陽光を夏の日差しの強い日は5分、冬の日差しの弱い日は30分ほど浴びることで効果を得られます。
また、太陽光は雨の日やカーテン越しでも一定の効果があるとされています。
そのため、外出できない日でも窓際で浴びるなど調整していきましょう。
太陽光のメリットについて深掘りしていきました。
ただ日の光を浴びるだけで沢山のメリットがありますね。
特に朝はカーテンを開け、太陽光を浴びるようにしましょう。
当院は八尾、東大阪を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。
肩こり、腰痛を始めお身体のお悩みがある方は、お気軽にご予約下さい。
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