普段何気なくしている『姿勢』。
何となく“姿勢が悪いのは良くない”というイメージがありますが、姿勢が悪いとどのようなデメリットがあるのでしょうか?
姿勢が悪いと太る?腸内環境が悪くなる?
など悪姿勢のデメリットについて深掘り。
姿勢が悪いデメリット5選
立ち姿勢・座り姿勢・寝姿勢などありますが、姿勢が悪ければ身体に様々な悪影響が出てしまいます。
まず姿勢が悪いことで起こるデメリットを見ていきましょう。
- コリ・張り・痛み
- 腸内環境の悪化
- 片頭痛
- 自律神経の乱れ
- 太りやすく痩せにくくなる
などが挙げられます。
コリや張りなど想像できるものから、太りやすくなるなどいまいち想像のできないものまで様々ですね。
一つずつ見ていきましょう。
姿勢が悪いデメリット①コリ・張り・痛み
姿勢が悪いと肩や首がこったり、腰に痛みが出たりするのは何となくイメージが付くと思います。
同じ姿勢でいると、人間の土台である骨盤や背骨などの骨格に歪みが生じます。
骨格が歪むとその周りを支えている筋肉や神経が圧迫されコリや張り、痛みへと変わっていきます。
“なんでこんなに肩がこるの?”“なんでこんなに腰が痛いの?”と感じる人は、そもそもの原因が「長年の悪姿勢」から来ている場合がほとんどです。
姿勢が悪いデメリット②腸内環境の悪化
姿勢が悪いと腸内環境が悪化します。
姿勢と腸内環境はあまり関係なさそうですが、姿勢が悪いと「腸」が圧迫され便秘や軟便の要因となってしまいます。
また腸内環境が悪化すると免疫力が低下し病気にかかりやすくなる、ウイルスに感染しやすくなるなど弱い身体になってしまいます。
「腸は第二の脳」と言われるほど繊細な場所で、腸内環境が悪化すると精神的にも弱くなり、ストレスを感じやすくなったり、うつ病になったりするので「腸」はとても大切な臓器です。
姿勢が悪いデメリット③片頭痛
姿勢と片頭痛も関係があります。
首が前に出る姿勢が多い人は、首周りの筋肉や神経が圧迫され片頭痛へと繋がってしまいます。
これは特に座り姿勢の長い人に多く見られ、事務作業の人や運転などをしている人は、特に首周りに負担がかかり片頭痛へと繋がってしまいます。
雨の日に頭が痛くなったり、寝不足やストレスがかかった時、疲れている時などに頭が痛くなる人は、姿勢の悪さから来ているかもしれません。
姿勢が悪いデメリット④自律神経の乱れ
姿勢が悪いと自律神経が乱れやすくなります。
自律神経とは人の身体に無数にある神経の約9割を占めており、自分の意志では動かすことのできない神経です。
自律神経が乱れると体調不良になりやすくなり、めまいや耳なり、倦怠感、疲労感、イライラしやすくなるなどの影響があります。
その他にも寝つきが悪い、途中で目が覚める、睡眠が浅い、思っていた時間より早くに起きるなど「睡眠障害」が起こってしまいます。
姿勢が悪いデメリット➄太りやすく痩せにくくなる
姿勢が悪いと全身の代謝が落ち、汗をかきにくくなる、筋量が落ちる、余計なところに脂肪が付きやすくなる、などで太りやすく痩せにくい体質になってしまいます。
また猫背の人や反り腰の人は腹筋が弱くなり、ぽっこりお腹や下半身太りの原因となってしまいます。
また血流も悪くなりむくみや冷え性の要因にもなってしまいます。
このように姿勢が悪いだけで様々なデメリットがあることがわかりました。
普段何気にしている姿勢ですが、意識して良くすることで習慣化しいていき、身体の適切な場所に筋肉が付いてくるなどで身体が変わってきますので、長い目で見て改善していきましょう。
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