あなたは寒くなった時にどのように体温を上げていますか?体温をすぐに上げることで、病気やケガを防げます。
本記事では「体温をすぐに上げる方法」について5つご紹介しています。
寒さを感じている方は、ぜひ本記事をお読みください。
簡単に体温を上げる方法5選【すぐに上げるにはこれ】
あなたはの平均体温は何度くらいですか?現代の日本人の平均体温は「36.14℃」とされています。
一方で約50年前は「36.89℃」もあったとされています。このことから現代人の平均体温は0.75℃も下がっていることがわかります。
では、そんな現代人でも「体温を上げる」には、どのような方法があるのでしょうか?
- 体を動かす
- バランスの取れた食事
- 入浴をする
- 質のよい睡眠
- 姿勢を良くする
今回はこの5つをご紹介します。一つずつ詳しく深掘りしていきましょう。
体温を上げる方法5選①体を動かす
体温を上げる方法一つ目は「体を動かす」です。これは何となくイメージが付きますよね。
体を動かすことで、血流が良くなり体温が上がります。
体を動かす方法として
- ウォーキング
- ランニング
- ストレッチ
- ヨガ
- ピラティス
- スクワット
- ラジオ体操
などがあります。
特に、ウォーキングなどの「15分以上の有酸素運動」は、心肺機能が高まり代謝を上げる効果が期待できます。また、スクワットなど「下半身の筋肉」を鍛えることで、体温が上がりやすくなります。
人間の体の筋肉は「約70%以上が下半身」に集まっているので、下半身の筋肉を動かすのが効果的です。
「参考:ウォーキングのメリット10選!!ウォーキングは最高の健康法効果は?」
体温を上げる方法5選②バランスの取れた食事
体温を上げる方法2つ目は「バランスの取れた食事」です。
寒くなったら温かい「スープ」など、熱い飲み物を飲みますよね。これももちろん効果がありますが、「体温を上げる食べ物」を知っているとより効果的です。
- 生姜
- ネギ
- にんにく
- 赤身肉
- 鶏肉
- うなぎ
- ナッツ類
- 唐辛子
これらの食べ物には、「昇温効果」があり、体を内側から温めてくれます。また、風邪を引いた時に「生姜湯」を飲むイメージがありますよね。
「熱を加えた生姜」には、体温を上げる作用があることがわかっています。(※生の生姜は逆に体温を下げる効果)
また、一味や七味などの「唐辛子」には、「体温を持続させる効果」があることがわかっています。これらの寒い冬や冷え性の方は、普段からこれらの食べ物を意識して食べるようにしましょう。
体温を上げる方法5選③入浴をする
体温を上げる方法3つ目は「入浴をする」です。
お風呂に入る時は、しっかりと湯船に浸かっていますか?面倒くさいとシャワーだけで済ませがちですよね。
近年ではシャワーのみで済ます人が増加しています。めんどくさいとは言え、やはりしっかりと「湯船に入浴する」ことは、体を温める上で必須です。
入浴をすると、内臓付近の「深部体温」を上げることができます。そのため体の芯から体が温まり、保温効果が持続します。
入浴時間は「ぬるま湯に10分程度」でも効果はあるとされています。
体温を上げる方法5選④質の良い睡眠
体温を上げる方法4つめは「質の良い睡眠」です。あなたは毎日何時間くらい寝ていますか?
睡眠時間が不足すると、
- 免疫力の低下
- 腸内環境の悪化
- 自律神経の乱れ
- 代謝の低下
- 疲労感が残る
などの理由から、日中の体温が低下してしまいます。一般成人の理想の睡眠時間は「8時間以上」です。
一方で、現代の日本人の「平均睡眠時間」は約7.5時間で足りていません。また、40代以上の「半数」は、6時間以下しか寝れていないということもわかっています。
世界的に見ても日本人は「睡眠不足の国」であることがわかっています。しっかりと睡眠時間を確保して、体温を上げ日中のパフォーマンスを上げるようにしましょう。
「科学的根拠のある睡眠の質を高める方法7選【これで毎日快眠です】」
体温を上げる方法5選➄姿勢を良くする
体温を上げる方法5つ目は「姿勢を良くする」です。「猫背」や「反り腰」になっていませんか?
姿勢が悪いと「筋肉」が硬くなりがちです。そして、筋肉が硬いと「血流」が悪くなり、体温の低下に繋がります。
じっと同じ姿勢でいたら、「だんだんと寒く」なってきませんか?これは、姿勢の悪さから筋肉が硬くなり、血流が悪化している証拠です。
立っている時でも、座っている時でも、姿勢を意識しましょう。
正しい姿勢は
- 背筋を伸ばし
- 胸を張り
- 骨盤を立てる
この3つを意識することで改善できます。
結果体温を上げることだけでなく、肩こりや腰痛の改善にも繋がります。
体温を上げるメリット
ここまで「体温を上げる方法」について、5つご紹介しました。
では、「体温を上げるメリット」とはどのようなものがあるのでしょうか?
- 免疫力UP
- 代謝UP
- ダイエット効果
- こりの改善
- 美肌効果
- 消化機能の向上
- 内臓機能の向上
- ケガのしにくい身体に
- メンタルの安定
など、多くのメリットを得られます。
また、人は「0.5℃体温が下がるだけで免疫力が35%も下がる」ということもわかっています。逆にたった1℃体温が上がるだけでも、免疫力が5~6倍上がると言われています。
少しの体温上昇でもメリットがたくさんあるので、意識してあげるようにしましょう。
体温を上げる方法:まとめ
今回は「体温を上げる方法」を5つご紹介しました。
まとめると
- 日本人の平均体温は50年前より0.75℃も下がっている
- 体温を上げる方法は、運動、食事、入浴、睡眠、姿勢
- 体温を上げるとメリットがたくさんある
- 体温が0.5℃下がるだけで免疫力は35%も下がる
- 逆に1℃上がると5~6倍免疫力が上がる
冷え性の人だけでなく体温を上げることは、全員にとって多くのメリットがあります。
毎日意識すれば、健康により近づけるので、今回ご紹介したことを試してみましょう。
当院は八尾、東大阪を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。
肩こり、腰痛を始めお体のお悩みがある方は、お気軽にご予約下さい。
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