肩こりになった時「冷やした方がいいのか?」「温めた方がいいのか?」わからないですよね。
今回はどういった時に冷やすのか?温めるのか?について深掘りしていきます。
肩こりにお悩みの方はぜひご覧下さい。
肩こりは冷やす?温める?
肩こりで悩んでいる人は日本人の約1,800万人もいると言われ、厚生労働省による自覚症状ランキングでは女性1位、男性2位となっています。
「参考:肩こりは自覚症状ランキング女性〇位、男性〇位【原因や解消法とは】」
それだけ多くの人が悩まされていますが、肩こりと言っても様々な症状がありそれぞれ対処法が変わってきます。
症状により冷やす場合と温める場合それぞれ見ていきましょう。
肩こり冷やす場合
『急性の肩こりは冷やす』ようにしましょう。
寝違えや肩を上げたら急に来たなど、何かの拍子に急性で発生した肩こりは筋肉の炎症など「熱を持っている状態」です。
この時は患部を直接冷やすことで痛みを和らげることができます。
氷枕や冷シップなどで患部を冷やしあまり肩を動かさず、痛みが引くまでは安静にするようにしましょう。
肩こり温める場合
『慢性の肩こりは温める』ようにしましょう。
長年に渡り抱えている肩こりのように、重い、だるいのような症状は肩回りの筋肉が固まり血液の流れも悪くなっていることが多いです。
温めることで血流が良くなり筋肉もほぐれ痛みが和らぎます。
温める際はゆっくりと湯船に浸かり、患部だけでなく全身の血行を良くするようにしましょう。
また、マッサージやストレッチ、運動、食事などで肩回りの血行を良くすることも有効です。
肩こりは冷やす?温める?:注意すべき点
「急性は冷やす」「慢性は温める」ということがわかりましたが、間違えて逆のことをやってしまうと“悪化するケース”もあり注意が必要です。
急性の熱を持っている時に温めてしまうと、炎症が加速し症状が悪化する場合があります。
温めるのは気持ちがいいからと入浴などしてしまうと悪化したという人も少なくありません。
またその逆に、慢性的な肩こりの人が冷やしてしまうと、硬くなった筋肉がさらに硬くなり症状はなかなか良くなりません。
誤った方法で対処しないように注意するようにしましょう。
急性肩こり・慢性肩こりで共通することは?
肩こりにも様々な症状がありますが、共通して言えることはそのほとんどが「普段の姿勢の悪さから来ている」ということです。
急性の場合は何かの拍子に急になるものですが、普段から姿勢が悪く少しの負荷にも耐えきれず筋繊維や靭帯が損傷してしまいます。
慢性の場合も普段の姿勢の悪さから、頭の重さが肩付近の負担になり筋肉のコリや張り、痛みへと繋がってしまいます。
立ち姿勢、座り姿勢、寝姿勢などありますが、肩に負担のかからない正しい姿勢をすることで根本的な改善に繋がるので意識するようにしましょう。
「参考:姿勢を良くする方法5選。座り方だけじゃない改善法とは」
肩こりは冷やす?温める?:まとめ
『肩こりは冷やす?温める?』について解説していきました。
「急性は冷やす」「慢性は温める」ことで肩こりになってもいち早く対処することができます。
しかし間違った方法だと悪化する場合もあるので注意しましょう。
また、肩こりの多くは普段の姿勢の悪さから来ているものなので意識して姿勢を正すようにしましょう。
当院ではカイロプラクティックの施術により、肩関節の可動域を上げ肩こりの解消をサポートします。
またその他日常生活で役立つ健康情報もお伝えしておりますので、気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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