日常生活で「寿命を縮める行動」について知っていますか?
健康ブームで平均寿命が延びている中、日常生活の何気ない行動で寿命が縮まることもあります。
本記事では「寿命を縮める行動」を5つに分けてご紹介しています。
長生きしたい方はぜひ本記事をお読みください。
寿命を縮める行動5選【そのままだとヤバい未来が待っています】
日本人の「平均寿命は世界一」で世界的に見ても寿命が長いことで有名です。
平均寿命と併せて、介護なしで生活できる「健康寿命」も長くなっています。
- 平均寿命→男性81.41歳、女性87.45歳
- 健康寿命→男性72.68歳、女性75.38歳
この二つの寿命が長いことは、医療の発展の影響が大きいです。
しかし、それぞれの寿命の差が「男性約9年、女性12年」もあります。
この数字からもわかる通り、「介護される期間」は世界的に見ても最低ランクに位置しています。
寿命が延びている一方で、日常生活で「不規則な生活」を続けていると寿命は縮んでしまいます。
では、どのような行動が結果的に寿命を縮める要因になってしまうのでしょうか?
今回は5つに分けて解説します。
- 座りっぱなし
- 運動不足
- 暴飲暴食
- ストレス
- 睡眠不足
心当たりがある人は注意が必要です。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
寿命を縮める行動①座りっぱなし
寿命を縮める行動一つ目は「座りっぱなし」です。
“座っているだけで?”と感じますが、1日に8時間以上座る人は寿命が縮むとされています。
長時間座っていると、下半身の血流が悪くなり全身の代謝が落ちてしまいます。
「ふくらはぎは第二の心臓」と言われるように、ふくらはぎの筋肉は上半身に血流を流す働きがあります。
また、下半身は全身の70%の筋肉が集まています。
そのため、下半身の筋肉を付けることは、健康活動を続ける上でとても大切なことです。
1日に何時間も座っていると、「下半身の血流が停滞」し筋肉量も落ち、肥満に繋がり結果的に寿命を縮める要因となってしまいます。
実際にある研究では
- 1時間座りっぱなしで22分寿命が縮まる
- 大腸がんのリスクが30%増加
- 乳がんのリスクが17%増加
というくらい危険と言われています。
近年では、リモートワークの普及もあり1日中座り続けている人が増え、「1日の座位率」は世界で見てもワーストという結果が出ています。
「参考:座りすぎで起こる症状5選【日本人は世界最下位です】」
寿命を縮める行動②運動不足
寿命を縮める行動二つ目は「運動不足」です。
これは何となく身体に悪そうなイメージがありますよね。
しかし、運動不足は私たちが思っている何倍も危険です。
日本人全体で「約4割の人は運動不足」とされており、運動不足は喫煙・高血圧に次ぐ「死亡原因の第三位」となっています。
その数は年間5万人とも言われ、運動不足だと死亡リスクが上がるだけでなく、
- 糖尿病
- ガン
- 心筋梗塞
- 脳卒中
- うつ病
- 骨粗しょう症
などの症状に繋がってしまいます。
逆に、ちゃんと運動をすれば
- 男性→0.73倍
- 女性→0.61倍
と大幅に改善されることもわかっています。
「参考:ウォーキングのメリット7選【最強の運動は歩くこと】」
寿命を縮める行動③暴飲暴食
「暴飲暴食」も寿命を縮める行動の一つです。
ストレスが溜まると暴飲暴食をしてしまうということはありませんか?
栄養を考えずに「好きなものを好きなだけ」食べてしまうのは危険です。
内臓機能を始め、身体に大きな負荷をかけることになり、結果的に寿命を縮めてしまいます。
特に糖質、揚げ物、焦げのあるものなどを食べると寿命が縮まることがわかっており
- フライドポテト
- ポテトチップス
- 菓子パン
- ハム、ソーセージなどの加工肉
などは、寿命を縮める食べ物の代表で頻繁に食べる人は特に注意が必要です。
食生活が原因で死亡する人は「年間約1,100万人」もおり、この数は喫煙よりもリスクが高いとされています。
「参考:タバコより身体に悪い食べ物5選【そのままだと寿命が縮みます】」
寿命を縮める行動④ストレス
「ストレス」も寿命を縮める行動の一つです。
仕事、家庭、孤独、睡眠不足などストレスを感じる場面は日常で沢山あります。
ストレスを感じると生活習慣病を始め、病気やケガのリスクが上がることがわかっています。
- うつ
- 頭痛
- 脳卒中
- 自律神経失調症
- 肥満
- 高血圧
- 心臓病
など、挙げればキリがないですが、精神的に負担がかかることで健康を害する要因となります。
また、心身にストレスを感じると活性酸素増加し、発がんリスクが高まることもわかっています。
米国国民健康栄養調査(NHANES)の30年にもわたる調査によると、「慢性的にストレスを抱えている人」は、がんによる死亡率は14%も上昇することがわかっています。
ストレスを軽減するには
- 運動をする
- 良質な睡眠
- バランスの取れた食事
- 入浴をする
- お茶を飲む
- 読書をする
- 音楽を聴く
- よく笑う
などの方法があり、自分でストレスをコントロールすることが、結果的に寿命を伸ばすことに繋がります。
「参考:幸せホルモンを増やす方法【これで毎日ストレスフリーです】」
寿命を縮める行動➄睡眠不足
最後に紹介する寿命を縮める行動は「睡眠不足」です。
日本人の平均睡眠時間は7時間30分で、これは世界的に見てもワーストの結果となっています。
6時間以下の睡眠の人は特に危険で、7~8時間眠っている人に比べ、死亡リスクが2.4倍になることがわかっています。
睡眠不足が続くと
- 肥満リスク増大
- ストレスを感じやすくなる
- 脳機能の低下
- 血流の悪化
- 免疫力の低下
- 自律神経の乱れ
- 腸内環境の乱れ
など、健康に直結し寿命を縮めることに繋がります。
“自分はショートスリーパーだから大丈夫”と言う人もいますよね。
しかし、ショートスリーパーとは遺伝子配列で決まるため、生まれつき持ち合わせたものです。
そのため「後天的」になることはできません。
短い時間でも過ごせるようになったという人は“ただ身体が慣れただけ”で、身体に負担はかかり続けており寿命は刻々と縮んでいます。
理想の睡眠時間は1日8時間前後です。
8時間眠れていても、「睡眠の質」が悪ければ意味がないので、質を高めることも大切です。
「参考:科学的根拠のある睡眠の質を高める方法7選【これで毎日快眠です】」
寿命を伸ばすには
ここまで寿命を縮める行動を5つご紹介しました。
では、「寿命を伸ばす方法」はどのようなものがあるのでしょうか?
寿命を伸ばすには次のようなものがあります。
- 適度な運動
- バランスの取れた食事
- 良質な睡眠
- 腸内環境を整える
- 骨格の歪みを整える
など、寿命を縮める行動の逆をすれば健康的な生活が送れ、寿命を伸ばすことができます。
日本人は海外とは違い、病気やケガをしてから病院に行く文化のため健康意識がとても低く、健康に対する知識もほとんどの人が持っていません。
どれも意識すれば簡単にできるものなので、病院任せにせず自分で対処できるようにしましょう。
寿命を縮める行動:まとめ
今回は「寿命を縮める行動」についてご紹介してきました。
まとめると
- 日本の平均寿命と健康寿命は世界一
- 世界一なのに介護される期間はワースト
- 寿命を縮める行動は座りっぱなし
- 1時間の座りっぱなしで寿命は22分縮まる
- 寿命を縮める行動は運動不足
- 運動不足は死亡原因の第三位
- 寿命を縮める行動は暴飲暴食
- 食生活による年間の死亡者数は1,100万人
- 寿命を縮める行動はストレス
- 慢性的なストレスは死亡率を14%高める
- 寿命を縮める行動は睡眠不足
- 睡眠時間が6時間以下の人は死亡率が2.4倍も上がる
- 寿命を伸ばすには縮める行動の逆をする
いくら医療が発達し、平均寿命や健康寿命が延びているとは言え、毎日の生活をおろそかにすれば自分で命を削っていることに繋がります。
先の見えない寿命ですが、将来後悔しないように生活習慣を改めましょう。
当院では、カイロプラクティックの施術により日々の生活で歪んだ骨格のケアをし、寿命を延ばすサポートをしています。
また、健康寿命を延ばすアドバイスもしておりますので、気になった方はお気軽にご予約下さい。
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