体を温める食べ物について知っていますか?
体が冷えた時や寒い冬でも、これを知っていれば対応できます。
本記事では「体を温める食べ物」を5つに分けてご紹介します。
気になる方はぜひご覧下さい。
体を温める食べ物5選【冷え性改善に効果あり】
冷え性の人口は多く、特に女性は日本人全体の7割以上もの人が冷えを自覚しています。
そのうち3人に1人は何の対策もしていないとされています。
冷えを感じていても「放置している人」が、意外と多くいるんですね。
では、そんな「冷えた体を温める食べ物」とはどのようなものがあるのでしょうか?
今回は5つご紹介します。
- 生姜
- 唐辛子
- 玉ねぎ
- 発酵食品
- ビタミン類
どれも簡単に手に入るものばかりですね。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
体を温める食べ物①生姜
体を温める食べ物一つ目は「生姜」です。
これは昔からよく言われるものですよね。
風邪を引いた時に「生姜湯」を飲む人も多いのはないでしょうか?
「生の生姜」にはジンゲロールという辛み成分が入っており、これは「解熱作用」や「殺菌作用」があります。
そして、生の生姜に「熱を加える」ことで、ジンゲロールが「ショウガオール」という成分に変化します。
このショウガオールには「血行促進」「消化機能を高める」という効果があり、体を芯から温めてくれます。
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体を温める食べ物②唐辛子
体を温める食べ物二つ目は「唐辛子」です。
唐辛子に含まれる「カプサイシン」は末梢神経を刺激し、冷えた身体をポカポカと温めてくれる効果があります。
この辛み成分であるカプサイシンが、体温を上げ血流を良くしてくれます。
また、唐辛子の凄いところがその「持続性」です。
唐辛子を食べ一度体が温まった後も、「長時間にわたり持続して体を温めてくれる」ため、冷え性の方や寒い冬にはおすすめです。
お味噌汁やスープなど食事をする際に、「一味や七味」をちょっと入れるだけでも体はポカポカと温まるため、手軽に体を温めてくれる食べ物です。
また、カプサイシンは水に溶ける成分のため、足湯に唐辛子を入れても体を温めてくれる効果があります。
体を温める食べ物③玉ねぎ
体を温める食べ物3つ目は「玉ねぎ」です。
玉ねぎに含まれる「アリシン」には、新陳代謝を促進し体を温めてくれる効果があります。
このアリシンは熱に弱い成分であるため、身体を温めたいときは「薄くカットする」「すりおろす」など、できるだけ生の状態で食べることがおすすめです。
体を温めるほかにも、「疲労回復効果」や「血液をサラサラにする効果」などもあり健康的な食べ物です。
体を温める食べ物④発酵食品
体を温める食べ物4つ目は「発酵食品」です。
発酵食品に多く含まれている「酵素」には、体を温める効果があり、新陳代謝を上げてくれます。
体を温める発酵食品は
- 納豆
- 味噌
- 醤油
- キムチ
- チーズ
などがあります。
大豆そのものには体を温める効果はありませんが、発酵した納豆や味噌などは血行を促進しポカポカと温めてくれる効果があります。
先に挙げた生姜や唐辛子、玉ねぎと組み合わせることでさらに効果が高まるためおすすめです。
体を温める食べ物➄ビタミン類
体を温める食べ物5つ目は「ビタミン類」です。
「ビタミンE」や「ビタミンB1」には、毛細血管を広げ血行を良くしてくれる働きがあります。
そのため、手先や足先まで血液が流れ体が温まります。
それぞれ多く含まれている食材は
- ビタミンE→ウナギ、アーモンド、卵黄、しそ、ツナ缶など
- ビタミンB1→豚肉、赤身肉、大豆、卵、ほうれん草など
また、ビタミンCには寒さによるストレスを和らげる効果があります。
ビタミンCが多い食べ物は
- 柑橘類
- ブロッコリー
- パプリカ
- キウイ
- イチゴ
などがあります。
ビタミンは五大栄養素にも含まれている大切な栄養素ですが、「体内で生成できない」ので、食べ物から取り入れる必要があります。
ビタミンは「体の調子を整える働き」があるため、積極的に摂るようにしましょう。
「サプリだと」ビタミンCを手軽に摂取できます。
その他体温を上げる方法
体を温める食べ物を5つ紹介しました。
その他、食べ物以外からも体を温める方法があります。
- 適度な運動
- 入浴
- 質の良い睡眠
- 骨格の歪みを整える
このように健康的な生活をすれば、体内の血流が良くなり代謝は上がるため体温も上昇します。
この方法以外にも「首」「手首」「足首」「くびれ」と血管の多く集まっている「4つの首」がつく場所を温めると身体は温まりやすいです。
「参考:冷え性を改善するには4つの「首」を温める」
これとは逆に
- 運動不足
- 暴飲暴食
- 栄養の偏り
- 睡眠不足
- 睡眠の質が悪い
- 姿勢の悪さからくる骨格の歪み
など、日常生活で「不摂生な人」は、どんどんと体温が低下してしまいます。
冷えだけでなく免疫力低下、腸内環境の悪化、太りやすいなど、身体の異常へと繋がってしまいます。
低体温だと免疫力は下がる
体が冷えると免疫力が下がることを知っていますか?
「寒いので風邪を引いた」「風邪を引いたら悪寒がする」など多くの人が経験あると思います。
実際に、「体温が0.5℃下がるだけで免疫力は35%も下がる」ということがわかっています。
しかも、日本人の平均体温は「50年前に比べ0.75℃」も下がっています。
医療が発達したとは言え、自ら運動して体温を上げる機会が減っています。
日本人は年々平均体温は下がり続け、病気のしやすい体になっていると言えます。
体温を上げると起こる良いこと
では、体温が上がることで体にはどんなメリットがあるのでしょうか?
- 免疫力UP
- 腸内環境改善
- コリや張りの改善
- 骨粗しょう症予防
- 美肌効果
- 疲労回復効果
- むくみの改善
- 生理痛の改善
- 太りにくく痩せやすい身体になる
このように、ただ体が温まるだけでなくメリットがいっぱいあります。
平均体温を0.1℃上げるだけでも、体はかなり変わってくるので、毎日体温を測るなど意識していきましょう。
「参考:体温を上げる方法5選。1℃上がるだけで健康に冷え性改善」
体を温める食べ物:まとめ
「冷えた身体を温める食べ物」や体温を上げるメリットについてご紹介しました。
まとめると
- 日本人の7割が冷え性を感じている
- そのうち1/3は何も対策をしていない
- 冷えた身体を温めるには生姜、唐辛子、玉ねぎ、発酵食品、ビタミン類
- その他身体を温める方法は4つの「首」を温める
- 体温が下がると免疫力は下がる
- 体温が0.5℃下がるだけで35%も免疫力は下がる
- 逆に体温を上げると健康になる
冷え性を感じている人は放置するとデメリットばかりです。
「体を温める食べ物」を毎日の食事に取り入れ、体の内側から温めるようにしましょう。
「うどんや風一夜薬 しょうが湯 辛味絶佳 徳用(11袋入) 」
当院は八尾、東大阪を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。
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