「まごわやさしい」という言葉を知っていますか?
これは健康になるために食べておくと良い食べ物の頭文字です。
本記事では「まごわやさしいとは?」についてまとめています。
栄養が偏っている人、健康になりたい人はぜひ本記事をお読みください。
まごわやさしいとは?
「まごわやさしい」とは、和食で食べておけば健康になれるものの「頭文字」を取った語呂合わせです。
- ま→豆類
- ご→ごま
- わ→わかめ(海藻類)
- や→野菜類
- さ→魚類
- し→しいたけ(きのこ類)
- い→芋類
どれも食べておけば健康に良さそうなイメージがありますよね。
実際に「まごわやさしい」には、生きるために食べるべき「五大栄養素」が多く含まれており、バランスよく摂取することができます。
毎日の栄養が偏ってしまっている人は「まごわやさしい」の7つを覚えて、意識的に摂るようにしましょう。
一つずつ深掘りしていきます。
ま→豆類
「豆類」にはタンパク質が豊富に含まれています。
タンパク質は炭水化物(糖質)、脂質と並んで「三大栄養素」に含まれるほど大切な栄養素です。
糖質と脂質は意識しなくても必要量を摂れる一方で、タンパク質は意識しないと不足しがちな栄養素です。
タンパク質の役割は「身体を作る」ことで、タンパク質が不足すると、身体には多くの影響が出てしまいます。
「参考:症状別で分かる栄養不足のサイン5選【こんな症状の人は危険】」
豆類の代表として挙げられるのが
- 大豆
- 豆腐
- 納豆
- 味噌
- 醤油
- 油揚げ
など、どれも和食には欠かせないもので健康には良さそうですよね。
特に納豆はとても身体に良い食べ物で、血流改善、脂肪燃焼、ガン抑制、免疫力UPなど、その他にも多くのメリットある食べ物です。
納豆についてはこちらでまとめています↓
「参考:納豆を食べるメリットとは【実はめちゃめちゃすごい健康効果です】」
ご→ごま
「ごま」はとても栄養価の高い食べ物です。
食べる丸薬と言われるほど栄養が豊富で、その多くは「良質な脂質」でできています。
ごまの脂質にはリノール酸が多く、これは人の身体では作れないものなので食べ物から摂る必要があります。
その他にも
- タンパク質
- カルシウム
- 鉄分
- 亜鉛
などの栄養素が豊富で、特にミネラル分も多いので意識して摂りたい食べ物です。
ごまを食べればガン予防、血圧の抑制、血栓予防、動脈硬化予防などのメリットがあり生活習慣病の予防にも繋がります。
わ→わかめ(海藻類)
わかめなどの「海藻類」にはミネラルが豊富です。
ミネラルは五大栄養素に含まれており、意識して食べないと不足しがちです。
カルシウムを始め、マグネシウム、リン、カリウムなどが豊富で「身体を作る役割」や「体調を整える役割」があります。
また、海藻類には「食物繊維」も豊富なため、腸内環境を整えてくれ、便秘や軟便の解消に繋がります。
海藻類の代表は
- わかめ
- こんぶ
- もずく
- ひじき
- めかぶ
などがあります。
サラダや味噌汁に入れるなどして意識的に食べるようにしましょう。
や→野菜類
「野菜類」は身体に良いというイメージがありますよね。
野菜と言っても幅広いですが、どれを食べても身体には良い食べ物です。
ビタミン、ミネラル、食物繊維、タンパク質など、意識して食べないと不足してしまう栄養素が多く含まれています。
野菜を食べれば免疫力UP、イライラの防止、糖尿病予防、冷え性改善など他にも様々なメリットがあります。
また、食事の際には「野菜ファースト」で食べることで、食事後の血糖値が上がりにくくなり、肥満の予防にもなるのでおすすめです。
野菜は1日350g以上食べることが推奨されています。
さ→魚類
「魚類」は高タンパク低糖質な食べ物で、カロリーも低いのに身体に良いとメリットがたくさんあります。
魚はタンパク質が豊富で、体調が悪い人やダイエットをしたい人には不可欠です。
そして魚には「DHA」「EPA」という体内では作れない栄養素が豊富です。
これらには中性脂肪を下げる、血糖値を下げる、血流UPなどダイエット効果もあります。
さらに良質な脂質も豊富で積極的に食べたい食べ物です。
「参考:肉か魚どっちが痩せる?実は知らない驚きのダイエット効果とは?」
し→しいたけ(きのこ類)
「きのこ類」にはビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。
ビタミンやミネラルにはお肌や髪の調子を良くしてくれる効果があり、また食物繊維で腸内環境を整えることも、美容効果に繋がります。
そしてきのこ類に豊富な「ビタミンD」には、カルシウムの吸収を高める効果があり、魚やごまなどと一緒に食べることで「骨が強く」なります。
きのこ類の代表は
- しいたけ
- まいたけ
- しめじ
- エリンギ
- えのき
- きくらげ
などがあり、どれも身体に良い栄養素が豊富なので積極的に食べるようにしましょう。
い→芋類
「芋類」には食物繊維やミネラルが豊富です。
特にカリウムが豊富で身体の調子を整えてくれる働きがあります。
また、でんぷん質も多いため、体力を温存してくれ動くためのエネルギーとなります。
「芋類は太る」というイメージがある方もいますが、白米よりも糖質は少ないため、食べ過ぎなければ気にする必要のない食べ物です。
和食が最強?
「まごわやさしい」の7種類について深掘りしました。
全部和食でしたが、和食は「ユネスコ無形文化遺産」に登録されているほど、バランスがよく身体に良いことがわかっています。
日本家庭でよく出てくるメニューとして白米、味噌汁、魚、豆腐、納豆、梅干しなどがあります。
これらは五大栄養素を網羅しており、栄養が偏ることもありません。
気になるのが塩や醤油などの塩分ですが、味付けを濃くしすぎなければ、そこまで気にする必要はありません。
和食はまさに「最強の健康食」と言えますね。
「参考:和食が健康にいい理由【結局日本食が最強】」
和食を食べる人が減っている
そんな健康において非の打ち所がない和食。
しかし、近年では「欧米食が主流」で、和食を食べる割合は減っているとされています。
実際に「和食を食べるか?」の調査では、毎日食べる人は全体の2割ほどでした。
20代~30代では和食を食べる人は、たった2割しかいないという結果でした。
パンやパスタ、ピザ、ハンバーガー、フライドポテトなどの欧米食は手軽で美味しいです。
しかし、栄養に偏りがあり「生活習慣病」に繋がるので、食べる機会は減らすようにしましょう。
「参考:タバコより身体に悪い食べ物5選【そのままだと寿命が縮みます】」
まごわやさしいとは:まとめ
今回は「まごわやさしいとは」について深掘りしました。
まとめると
- まごわやさしいとは健康な食べ物の頭文字
- 豆類、ごま、わかめ(海藻類)、野菜類、魚類、しいたけ(きのこ類)、芋類を食べよう
- 和食は五大栄養素を網羅している
- 和食はユネスコ無形文化遺産に登録されている
- 和食は最強の栄養食
- 近年は欧米食が主流
- 和食を食べる人は減っている
- 欧米食は不健康になる
人の身体は食べたもので作られています。
あなたが何を食べるかは健康に直結し、将来の寿命にも繋がるので、毎日の食事に「まごわやさしい」を取り入れるようにしましょう。
当院ではカイロプラクティックの施術により、日々の生活で歪んだ骨格のケアをし健康になるためのサポートをしています。
またこのような日常生活で役立つ情報お伝えしておりますので、気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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