寝る前に飲むと効果的な飲み物を知っていますか?寝る前に飲むもので睡眠の質は大きく改善されます。
そこで今回は「寝る前に飲むといい飲み物」についてまとめています。
毎日ぐっすり眠りたい人はぜひ本記事をお読みください。
寝る前に飲むといいもの5選【よく眠れる飲み物はこれ】
あなたは睡眠の質を上げるために、何か飲んでから寝ていますか?
日本人は、世界的に見ても「不眠大国」で知られています。実際に、「現在の睡眠の質に満足していない」という人は7割もいるとされています。
しっかりと睡眠がとれていないと、疲労が取れず、翌日に持ち越してしまいます。
そこで今回は、「寝る前に飲むといい飲み物」について5つに分けてご紹介します。
- レモン白湯
- 生姜水
- ココア
- ルイボスティー
- ハーブティー
どれも手軽に手に入るものですので、気になったものがあればぜひ試してみて下さい。
では一つずつ詳しく見ていきましょう。
寝る前に飲むといい飲み物①レモン白湯
寝る前に飲むといい飲み物一つ目は「レモン白湯」です。
レモン白湯は、一度沸騰したお湯を50℃ほどに冷ませたものに、レモンを絞ったものです。まず、白湯を飲むことで「副交感神経」刺激されます。
副交感神経は、リラックス時に働く神経で、睡眠中はこの神経が優位になっています。そのため、ただの白湯を飲むだけでもリラックス効果があります。
そこにレモンを加えることで、「クエン酸」の効果を得ることができます。クエン酸には、「新陳代謝を上げる効果」や「疲労回復効果」があります。
その他にも、ビタミンCも豊富で美肌効果や、免疫力を高める効果も期待できます。
寝る前に飲むといい飲み物②生姜水
寝る前に飲むといい飲み物二つ目は「生姜水」です。
生の生姜には「ジンゲロール」という成分が入っており、血管を拡げ代謝を上げる効果があります。体にこもった、熱を逃がしてくれる効果があるので、睡眠の質を上げることができます。
このポイントは「生姜湯にせず生姜水で飲む」ということです。
生姜は熱を加えることで、成分が変化することがわかっており
- 生の生姜→ジンゲロール→熱を逃がす
- 熱を加えた生姜→ショウガオール→身体を温める
このように真逆の効果があります。そのため、寝る前や風邪で熱を逃がしたいときは「生姜水」を飲むようにしましょう。
逆に、冷え性の人や寒い冬など身体を温めたい時は「生姜湯」を飲むようにしましょう。
寝る前に飲むといい飲み物③ココア
「ココア」も寝る前に飲むといい飲み物の一つです。
ココアの苦み成分である「テオブロミン」には、神経系に効果があり、ストレスを軽減する効果があります。また、幸せホルモンである「セロトニン」には、気分を安定させる効果があります。
そのため、寝る前に飲むとリラックス効果を得られ、入眠しやすくなります。
≪朝に飲む時はミルク入り≫
また、朝に飲む時は「ミルク」を入れることがおすすめです。
ミルクに含まれている「トリプトファン」は、セロトニンの材料となり、摂取してから14~16時間後に「メラトニン」に変化します。
このメラトニンは「睡眠ホルモン」であるため、朝にミルクココアを飲むことで、夜の入眠がしやすくなります。
寝る前に飲むといい飲み物④ルイボスティー
「ルイボスティー」も寝る前に飲むといい飲み物です。
ルイボスティーは、カフェインを含まず、リラックス効果があります。
また、ルイボスティーには抗酸化物質やミネラルが豊富に含まれており、ストレスや緊張の緩和、睡眠の質の改善に役立つとされています。
さらに、ルイボスティーは消化を助け、胃腸の不快感を緩和する効果もあります。そのため、胃腸の調子を安定させ、睡眠の質を向上させます。
寝る前に飲むといい飲み物➄ハーブティー
寝る前に飲むといい飲み物5つ目は「ハーブティー」です。
ハーブティーとは、紅茶などとは違い茶葉ではなく、植物を原料としています。先に挙げたルイボスティーもハーブティーの一種です。
ハーブティーには「カモミールティー」や「ラベンダーティー」があり、リラックス効果、ストレス緩和、睡眠の改善に効果があります。
寝る1時間ほど前に飲むのがおすすめ
ここまでご紹介した5つの飲み物は「熱を逃がし」「体温を上げる」飲み物です。
人は温かいものを飲むと体温が上がります。
体温が上がると、体が熱を逃がそうをするため、体温が低下していきます。人の体は、「睡眠時は体温が低下」していくので、脳が“これから眠りに入る”と思い、入眠しやすくなるのです。
寝る1時間ほど前に飲むことで、睡眠時には体から熱が逃げていき、入眠しやすくなります。そのため、「寝る直前」に飲むと体温が上がり寝苦しくなるのでやめましょう。
「参考:睡眠の質を高める方法は「体温」を下げる?」
寝酒はNG
寝れないからと言って「寝酒」をしていませんか?
寝酒は入眠はしやすくなっても、睡眠の質を大幅に低下させるためNGです。アルコールは中枢神経系に抑制効果を与えるため、初めは眠りを誘うように感じられるかもしれません。
しかし、アルコールの影響が切れると、逆に中枢神経が興奮してしまいます。すると、中途覚醒や早朝覚醒が増え、眠りが浅く質の悪い睡眠となってしまうのです。
寝る前に飲むといい飲み物:まとめ
今回は「寝る前に飲むといい飲み物」についてご紹介しました。
まとめると
- 日本人の7割は睡眠の質に満足していない
- レモン白湯に多いクエン酸には疲労回復効果がある
- 生姜水には身体の熱を逃がし入眠しやすくなる効果
- ココアの苦み成分にはストレスを軽減させる効果
- ルイボスティーにはカフェインがなくリラックス効果がある
- ハーブティーにはストレス緩和の効果
- 寝る1時間くらい前に飲むと効果的
- 寝る直前はNG
- 寝酒はNG
寝る前に何を飲むかで睡眠の質を大きく上げることができます。
普段の睡眠に満足していない人は、一度試してみましょう。また「GABAのサプリ」があれば、リラックス効果が期待できます。
当院では八尾市、東大阪市を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。
肩こり、腰痛を始めお身体のお悩みがある方は、お気軽にご予約下さい。
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