ビタミンもいろいろ種類があってよく分からないですよね。そもそもビタミンの働きとは?
そこで今回は「ビタミンの働きをわかりやすく解説」していきます。
気になる人はぜひ本記事をお読みください。
ビタミンの働きをわかりやすく解説【意外と簡単です】
ビタミンを意識して摂っていますか?
とは言え、日本人の「9割以上がビタミン不足」とも言われるくらい、多くの人がビタミンが足りていない状況です。
ビタミンは全部で13種類あり、簡単に言うと「身体の調子を整える」働きがあります。
大きく分けると「脂溶性ビタミン」と「水溶性ビタミン」に分けることができ次のように分かれます。
- 脂溶性ビタミン→ビタミンA、D、E、K
- 水溶性ビタミン→ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸、ビタミンC
脂溶性ビタミンは、水に溶けないので摂りすぎると、脂肪組織や肝臓に貯蔵されます。
一方で水溶性ビタミンは、水に溶けるため摂りすぎても、尿として排出されます。
また、13種類それぞれに役割が違ってくるので、今回はそれぞれの働きを詳しく見ていきましょう。
ビタミンA
「ビタミンA」の働きは、「視力の維持」「免疫機能の促進」「皮膚や眼の粘膜の健康維持」があります。
ビタミンAの多い食べ物として
- うなぎ
- レバー
- 卵
- にんじん
- かぼちゃ
- ほうれん草
などがあります。
ビタミンD
「ビタミンD」の働きは、カルシウムとリンの吸収を調節し、「骨の健康を維持」します。
また病気に強くなるなど、「免疫力UP」にも関係しています。
ビタミンDの多い食べ物は
- 鮭
- さんま
- うなぎ
- 卵
- きのこ類
などがあります。
また、日光を浴びることでも生成することができます。
ビタミンE
「ビタミンE」の働きは、「強力な抗酸化作用」を持ち、細胞の酸化ストレスから保護します。
また、血液循環を促進し、免疫機能をサポートします。
ビタミンEの多い食べ物は
- アーモンド
- アボカド
- うなぎ
- かぼちゃ
- 卵
などがあります。
「アーモンド」なら、手軽にビタミンEを摂れます。
ビタミンK
「ビタミンK」の働きは、「出血を止める」「骨密度の強化に役立つ」などがあります。
骨細胞が骨を壊す働きを抑え、骨を作る働きを促進するので、骨粗しょう症予防にもなります。
ビタミンKの多い食べ物は
- 納豆
- ブロッコリー
- ほうれん草
- 小松菜
- にら
などがあります。
「ビタミンKなら納豆」を食べるのがおすすめです。
ビタミンB1
「ビタミンB1」の働きは、「糖の代謝に関与」し、エネルギーの生産を助けます。
そのため、ダイエットをしている人にはおすすめです。
ビタミンB1の多い食べ物は
- 豚肉
- たらこ
- 玄米
- うなぎ
- 昆布
などがあります。
ビタミンB2
「ビタミンB2」の働きは、脂質の代謝を助ける役割があります。
また、細胞内の酸化還元反応に関与し、エネルギーの生産をサポートします。
ビタミンB2の多い食べ物は
- 納豆
- たまご
- 牛乳
- レバー
- のり
などがあります。
ビタミンB6
「ビタミンB6」の働きは、 タンパク質の代謝を助け、神経系の発達と機能をサポートします。
そのため、筋トレや運動をしている人におすすめです。
ビタミンB6の多い食べ物は
- バナナ
- ナッツ類
- マグロ
- カツオ
- にんにく
などがあります。
ビタミンB12
「ビタミンB12」の働きは、赤血球を生成して「造血作用」があります。
赤いビタミンとも呼ばれ、血液を作るのが特徴です。
ビタミンB12の多い食べ物は
- さんま
- 牡蠣
- しじみ
- あさり
- のり
など魚介類に多く含まれています。
ナイアシン
「ナイアシン」の働きは、糖質、脂質、タンパク質などの「エネルギーの代謝」に重要で、皮膚、神経系、消化系、血液の流れなどの健康を維持します。
ナイアシンの多い食べ物は
- たらこ
- カツオ
- エリンギ
- 豚レバー
- アーモンド
などがあります。
パントテン酸
「パントテン酸」の働きは、糖質、脂質、タンパク質などの「エネルギーを作る」上で必要です。
また、皮膚や髪の健康にも役立ちます。
パントテン酸の多い食べ物は
- レバー
- たらこ
- 鮭
- 卵
- 納豆
などがあります。
ビオチン
「ビオチン」の働きは、脂質、糖質、タンパク質の代謝に重要です。
また、肌や髪の健康を維持し、炎症を防止する働きもあります。
ビオチンの多い食べ物は
- レバー
- ナッツ類
- きのこ類
- 魚類
などがあります。
葉酸
「葉酸」の働きは、細胞分裂と成長に関係します。
そのため、胎児の成長に大きく影響があります。また、ビタミンB12と一緒に造血作用もあります。
葉酸の多い食べ物は
- レバー
- アボカド
- ほうれん草
- ブロッコリー
- 海藻類
などがあります。
ビタミンC
「ビタミンC」の働きは、肌やコラーゲンの合成に重要な役割があります。
また、抗酸化作用を持ち、免疫機能の強化や鉄の吸収を促進します。
ビタミンCの多い食べ物は
- レモン
- ブロッコリー
- ピーマン
- いちご
- ほうれん草
などがあります。
ビタミンの働きをわかりやすく:まとめ
このように今回は「ビタミンの働き」をわかりやすくご紹介しました。
まとめると
- 日本人の9割以上はビタミン不足
- ビタミンの主な働きは身体の調子を整える
- ビタミンは全部で13種類ある
- ビタミンは脂溶性と水溶性に分かれる
- 脂溶性ビタミンは摂りすぎると脂肪組織や肝臓に貯蔵される
- 水溶性ビタミンは摂りすぎると尿として排出される
- ビタミンそれぞれに重要な働きがある
ほとんどのビタミンは、食べ物から摂らないと体内で作ることができません。
多くの人が不足している大事な栄養素なので、意識して摂るようにしましょう。
当院では八尾市、東大阪市を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。
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