熱くなった体は食べ物で冷やすことができます。
今回は「体を冷やす食べ物」についてご紹介します。
熱中症にも効果がありますので、気になる人はぜひ本記事をお読みください。
体を冷やす食べ物ランキング【夏の熱中症で体温を下げるもの】
気象庁によると、6月~8月の平均気温は過去30年の平均値から「+1.76℃」も上がっているとされています。実際に皆さんも「昔よりも夏が熱くなった」と感じるのではないでしょうか?
そこで今回は「体を冷やす食べ物」を7つに分けてご紹介します。
- そうめん
- きゅうり
- なす
- トマト
- スイカ
- 豆腐
- タコ
どれも夏のイメージがありますよね。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
体を冷やす食べ物ランキング①そうめん
体を冷やす食べ物一つ目は「そうめん」です。
夏にそうめんを食べる人も多いのではないでしょうか?そうめんは冷やして食べることが一般的で、食べた瞬間に体を冷やす効果があります。また、そうめんには水分量が多く、水分補給とともに熱を冷ます効果があります。
暑い夏に冷たいものを摂取することで、即座に体温を下げることができます。きゅうり、みょうが、ねぎ、大葉など、体を冷やす効果のある食べ物と一緒に食べると効果が倍増します。
体を冷やす食べ物ランキング②きゅうり
体を冷やす食べ物二つ目は「きゅうり」です。
きゅうりは「夏野菜」のイメージがありますよね。6月~9月が旬で、夏にぴったりの食べ物です。
きゅうりの約95%は水分で、体を冷やす効果だけでなく水分補給にもうってつけです。また、きゅうりには「カリウム」が多く、体内の水分バランスを調整する効果があります。
さらに低カロリーなので、食べても消化の際に熱があまり発生しません。これにより体に余分な熱をため込むことなく、涼しさを感じることができます。
体を冷やす食べ物ランキング③なす
体を冷やす食べ物3つ目は「なす」です。
なすも夏野菜のイメージですよね。なすの旬も5月〜10月頃の初夏から秋にかけてです。
水分量も約90%と非常に高い食べ物で、水分補給にも優れています。なすにもカリウムが豊富なことに加え、なすの皮には「アントシアニン」というポリフェノールが含まれています。
アントシアニンには抗酸化作用があり、体内の炎症を抑え、熱を下げる効果が期待されます。なすは東洋医学でも「涼性」に分類され、体内の余分な熱を取り除く効果があるとされています。
冷やしなすなど、冷やしてさっぱり食べるとおいしいです。
体を冷やす食べ物ランキング④トマト
体を冷やす食べ物4つ目は「トマト」です。
トマトも夏野菜の代表で、その約95%が水分と非常に多い食べ物です。また、トマトの栄養素で有名なのが「リコピン」です。
リコピンには強い抗酸化作用があり、体内の炎症を抑えるのに役立ちます。これにより体内の熱を軽減し、体温を下げる効果が期待できます。
その他にもトマトには「ビタミンC」も豊富です。ビタミンCもリコピンと同様に抗酸化作用があり、体の炎症を軽減し体温の調整に役立ちます。
体を冷やす食べ物ランキング➄スイカ
体を冷やす食べ物5つ目は「スイカ」です。
夏の食べ物と言えば、真っ先にスイカを思い出す方も多いと思います。スイカも約90%が水分と非常に多い夏野菜です。
また、スイカにはトマトの1.5倍ものリコピンが入っており、トマト同様に体の炎症を抑える働きがあります。スイカやトマトが赤い色をしているのは、このリコピンが豊富なためです。
スイカもビタミンCが豊富な上、低カロリーなので体を冷やすにはぴったりの食べ物です。
体を冷やす食べ物ランキング⑥豆腐
体を冷やす食べ物6つ目は「豆腐」です。
冷ややっこや豆腐サラダなど、冷たい料理のイメージがありますよね。豆腐もその約85%が水分で、カロリーも低い食べ物です。
また、豆腐には「タンパク質」が豊富です。タンパク質には「動物性」と「植物性」があります。豆腐のタンパク質は植物性で、動物性のタンパク質よりも体を冷やしやすいとされています。
そのため特に暑い季節には、植物性のタンパク質を含む豆腐が体を冷やすのに適しています。
体を冷やす食べ物ランキング⑦タコ
体を冷やす食べ物7つ目は「タコ」です。
タコも水分量が豊富なのに加え、消化に良い食べ物です。噛み応えがあるので消化が悪いイメージが付きがちですが、実はしっかりと噛んで食べればむしろ消化が良い食べ物です。
消化が良いと、消化過程で過剰な熱を生じにくいため、体温の上昇を防ぐ効果があります。また、タコの代表的な栄養素に「タウリン」が挙げられます。
タウリンには、体温調節やエネルギー代謝に関与し、体を冷やし夏バテ防止効果があるとされています。タコの酢の物やサラダに入れて食べるのがおすすめです。
その他体を冷やす食べ物
東洋医学では、食材は「寒性」「涼性」「平性」「温性」「熱性」に分類されます。
今回ご紹介した食べ物は「寒性」「涼性」に分類されるものばかりです。
その他にも
- 白菜
- セロリ
- メロン
- 大根
- オクラ
- そば
- ほうれん草
- リンゴ
- バナナ
などが、体を冷やす食べ物として挙げることができます。
暑い夏は積極的にこれら「寒性」「涼性」の食べ物を食べるようにしましょう。
体を冷やす食べ物ランキング:まとめ
今回は「体を冷やす食べ物」を7つご紹介しました。
まとめると
- そうめんには水分量が多く、体を冷やす効果がある
- きゅうりにはカリウムが多く、体内の水分バランスを調整する働き
- なすに含まれるアントシアニンには抗酸化作用があり、体内の炎症を抑える効果
- トマトのリコピンには、強い抗酸化作用があり、体内の炎症を抑える効果
- スイカはトマトよりも1.5倍多いリコピン量で、水分量もビタミンCも多い
- 豆腐は植物性のたんぱく質で、動物性よりも体を冷やしやすい
- タコは消化が良い食べ物で、タウリンには体温調節や夏バテ防止効果がある
- 夏の暑い時期は「寒性」「涼性」の食べ物を食べるようにしよう
年々暑くなる夏。体を冷やす食べ物を意識して食べ、夏バテしない体づくりをしていきましょう。
当院は八尾、東大阪を中心にカイロプラクティックの訪問整体を行っています。
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