あなたはきのこが好きですか?嫌いですか?
きのこと聞くと栄養があるイメージがある一方で、栄養がないと考える人もいるようです。
結局体にはどんな栄養があり、どんな効果があるのでしょうか?
そこで今回は「最強の栄養食きのこのすごい効果」について深堀していきます。
おすすめのきのこも紹介していますので、気になる人はぜひ本記事をお読みください。
最強の栄養食きのこのすごい効果ランキング【免疫力UPでがん予防】
きのこが好きな人の割合は意外と多く、約7割もの人がきのこが好きとされています。毎日の料理にも活躍し、何となく健康に良さそうなイメージがありますよね。
では実際にどんな健康効果があるのでしょうか?今回は7つに分けてご紹介します。
- 免疫力UP
- 老化予防
- がん予防
- 腸内環境の改善
- ダイエット効果
- 糖尿病の予防
- 骨の健康維持
どれも嬉しい効果ばかりで、結果的に寿命を延ばすことに繋がります。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
最強きのこのすごい効果①免疫力UP
きのこの健康効果一つ目は「免疫力UP」です。
免疫力が上がるということは、ウイルスや菌に強くなり風邪や感染症に強い体になれるということです。
きのこにはβ-グルカンという多糖類が含まれており、これが免疫システムを強化する作用があります。
β-グルカンは、免疫細胞であるマクロファージやナチュラルキラー細胞を活性化し、体内のウイルスや細菌を排除するのに役立ちます。
そのため、風邪やインフルエンザの予防に有効とされています。
最強きのこのすごい効果②老化予防
きのこの健康効果二つ目は「老化予防」です。
きのこには抗酸化作用があります。抗酸化作用とは文字通り「酸化に抗う作用」なので、体が酸化してサビるのを防いでくれます。つまり老化防止です。
きのこには、抗酸化物質であるエルゴチオネインが多く含まれています。
体内の活性酸素を除去し、細胞の酸化を防ぐことで、老化や癌のリスクを減らす効果があります。
≪エルゴチオネインのここがすごい≫
抗酸化物質の代表としてビタミンEが挙げられます。ビタミンEは強力な抗酸化作用があり、アーモンドやアボカドに多く含まれています。
一方で、きのこに多い「エルゴチオネイン」はビタミンEよりも7000倍強い抗酸化作用があり注目されています。
エルゴチオネインは、他の食材にはあまり含まれない特異な成分で、特にきのこ類に多く含まれているため、老化防止に期待されています。
最強きのこのすごい効果③がん予防
きのこの健康効果3つ目は「がん予防」です。
エルゴチオネインは超強力な抗酸化作用がある一方で、抗がん作用もあります。
実際に2020年のアメリカ癌学会で、エルゴチオネインががん細胞に直接作用して、がん細胞を弱らせるということがわかっています。
その他にも、きのこに含まれるβ-グルカンやレンチナンなどの成分が、免疫機能を強化し、癌の進行を遅らせる効果があるとされています。
最強きのこのすごい効果④腸内環境の改善
きのこの健康効果4つ目は「腸内環境の改善」です。
きのこに含まれる食物繊維やプレバイオティクスは、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を改善する効果があります。
これにより、便秘の予防や改善が期待できるほか、腸内の炎症を抑える効果もあります。
食物繊維には水溶性と不溶性の二種類があり、きのこには両方の食物繊維が含まれています。
水溶性食物繊維は硬くなった便を柔らかくし、不溶性食物繊維は便のかさが増し腸の動きをよくする効果があります。
腸内環境が整えば便秘や軟便の改善だけでなく、免疫UP、代謝UP、ストレス軽減、睡眠改善など、その他にも多くの健康効果の恩恵を受けることができます。
最強きのこのすごい効果➄ダイエット効果
きのこの健康効果5つ目は「ダイエット効果」です。
腸内環境が整えばダイエットにも繋がります。また、きのこは非常に低カロリーでありながら、満腹感を得やすいため、ダイエット中の食事にも適しています。
さらに、低脂肪でありながら栄養素が豊富なため、健康的な体重管理にも役立ちます。
食物繊維が多いので血糖値も上がりにくく、まさにダイエットにうってつけの食材と言えますね。
最強きのこのすごい効果⑥糖尿病の予防
きのこの健康効果6つ目は「糖尿病の予防」です。
きのこはGI値が低い食品として知られています。GI値が低いと、血糖値の急上昇を抑える効果があり、糖尿病の予防に役立ちます。
また、きのこに含まれる食物繊維が糖の吸収を緩やかにし、血糖値の安定に貢献します。そのため、食事をする時にきのこと一緒に食べると血糖値が上がりにくくなります。
さらにきのこに含まれるβ-グルカンは、腸内でコレステロールを吸着して排出する働きがあり、これにより血中コレステロール値の低下が期待できます。
最強きのこのすごい効果⑦骨の健康維持
きのこの健康効果7つ目は「骨の健康維持」です。
きのこにはビタミンDが多いことでも知られています。ビタミンDは骨の健康を維持する上でとても重要な役割があります。
骨と聞くとカルシウムとイメージしますよね。イメージ通り、骨の大部分はカルシウムで構成されています。しかし、このカルシウムは吸収率がとても悪い栄養素です。
そこで、ビタミンDと一緒に接種することで、吸収率が上がることがわかっています。
ビタミンDは太陽光を浴びることでも摂取できますが、それ以外は食べ物からでしか摂取できません。
きのこにはビタミンDが豊富に含まれているため、意識して食べるようにしましょう。
おすすめのきのこ
ここまできのこの健康効果を7つご紹介しましたが、どのきのこを食べたらいいかわからないですよね。
ここからはおすすめのきのこをご紹介します。結論どれを食べても健康には良いです。
1. シイタケ
- 健康効果:
- β-グルカンが豊富で、免疫機能を強化し、抗腫瘍効果が期待されます。
- ビタミンDの前駆物質であるエルゴステロールを含み、日光に当てるとビタミンDが増加するため、骨の健康維持にも寄与します。
- 食物繊維が多く、腸内環境を整えます。
- おすすめの理由: 免疫力向上や骨の健康をサポートし、ビタミンDが不足しがちな人に最適です。
2. マイタケ
- 健康効果:
- 抗酸化物質と多糖体を多く含み、免疫力を強化します。
- 血糖値の調整や脂肪の蓄積抑制に役立ち、糖尿病予防や体重管理に効果的です。
- 血圧の正常化を促し、心血管疾患のリスクを低減します。
- おすすめの理由: 生活習慣病の予防、特に糖尿病や高血圧対策に有効で、健康維持全般に役立ちます。
3. エノキタケ
- 健康効果:
- 低カロリーかつ食物繊維が豊富で、腸内環境を改善し、便通を促進します。
- 血糖値の上昇を抑え、コレステロールを低下させる効果があります。
- ビタミンB1やGABAが豊富で、疲労回復やストレス軽減に役立します。
- おすすめの理由: ダイエットや血糖値管理、腸内環境の改善に最適です。
4. マッシュルーム
- 健康効果:
- 抗酸化物質であるエルゴチオネインが豊富で、細胞の酸化ストレスを軽減し、抗炎症作用も期待できます。
- きのこの中でも低カロリーで栄養価が高く、ビタミンDも豊富。骨の健康や免疫力向上に寄与します。
- おすすめの理由: 抗酸化作用や抗炎症作用があり、細胞保護や骨の健康を支えるのに適しています。
5. ブナシメジ
- 健康効果:
- 豊富な食物繊維により腸内フローラを整え、免疫力向上や便通改善に効果があります。
- 抗酸化作用により細胞の老化を防ぎます。
- しじみの5~7倍のオルニチンが含まれており、二日酔い予防になります。
- おすすめの理由: 免疫強化と腸内環境改善、二日酔い予防で、日常的に取り入れると健康維持に役立ちます。
6. タモギタケ
- 健康効果:
- タモギタケにはエルゴチオネインやグルタチオンといった強力な抗酸化物質が豊富に含まれており、細胞の酸化ストレスを軽減し、老化防止やがんのリスクを低減する効果があります。
- タモギタケに含まれるβ-グルカンは、免疫システムを強化し、風邪や感染症から体を守る効果が期待できます。
- 抗酸化成分に加え、抗炎症作用もあり、慢性炎症による疾患の予防にも役立ちます。
- おすすめの理由:
タモギタケはエルゴチオネインの含有量がきのこでもぶっちぎりで多いです。ビタミンDの生成にも役立つため、骨の健康を守る点でも非常に優れたきのこです。
7. ヒラタケ
- 健康効果:
- 抗菌作用や抗ウイルス作用があるとされ、免疫力向上に効果的です。
- コレステロールの低下や血圧の改善に役立ちます。
- おすすめの理由: 免疫機能をサポートし、心血管疾患のリスクを減らす効果があります。
最強きのこのすごい効果:まとめ
今回は「最強の健康食きのこのすごい効果」についてご紹介しました。
まとめると
- きのこが好きな人は7割と意外に多い
- きのこに多いβ-グルカンは、免疫力UPに繋がる
- きのこに多いエルゴチオネインは、超強力な抗酸化作用で老化を予防する
- きのこに多いβ-グルカンは、がんの進行を遅らせる
- きのこには食物繊維が多く、腸内環境の改善につながる
- きのこにはカロリーがとても低く、ダイエット効果がある
- きのこはGI値が低く、糖尿病の予防になる
- きのこにはビタミンDが多く、骨の健康維持に繋がる
- どのきのこを食べても健康に良いので、自分に合ったきのこを食べよう
きのこは少量食べても健康に良いことがわかっています。
毎日の食事に取り入れて健康効果をたくさんもらいましょう。
当院は大阪府八尾市を中心に、カイロプラクティックの訪問整体をしています。
肩こり、腰痛、頭痛を始め、お体のお悩みがある方は一度ご相談ください。
↓関連記事はこちらから↓