ただ肩こりがあるだけでなく、めまいや吐き気を感じていませんか?
肩こりとこれらの症状には関係性があります。
そこで今回は「めまいや吐き気を感じる肩こり」についてまとめました。
治し方やおすすめのストレッチもご紹介しています。気になる人はぜひ本記事をお読みください。
めまいや吐き気がある肩こりの治し方はこれ【おすすめのストレッチ】
はじめに
肩こりは、多くの人が日常的に抱える悩みですが、その肩こりが悪化すると、めまいや吐き気といった体調不良を引き起こすこともあります。
肩こりが重くなると、ただの筋肉のコリだけでなく、全身の不調へと繋がるため、早めのケアが大切です。
この記事では、肩こりが原因で引き起こされるめまいや吐き気の原因、そしてそれを和らげるための具体的な対策をお伝えします。
肩こりがめまいや吐き気に繋がる原因
肩こりは、首や肩周りの筋肉が硬くなることで血流が悪くなり、必要な酸素や栄養が頭や肩に行き届かなくなることで起こります。
特に、長時間のデスクワークや姿勢の悪さ、ストレスが原因となりやすいです。
また、肩こりが悪化すると、自律神経が乱れてしまうこともあります。これにより、めまいや吐き気といった不調が現れることがあります。
以下、めまいや吐き気の原因となる具体的な要因を見ていきましょう。
1. 血行不良
肩周りの血流が悪くなると、脳への酸素供給が不足し、めまいや頭痛を引き起こします。また、血流が悪化すると疲労物質がたまり、筋肉がさらに硬くなる悪循環が発生します。
2. 自律神経の乱れ
肩や首がこることで、交感神経が優位になるとリラックスできず、ストレスが溜まって自律神経が乱れます。これにより、めまいや吐き気を引き起こすことがあります。
3. 内耳への影響
肩こりによる血流の悪化は、内耳の機能にも影響を及ぼし、平衡感覚が崩れることがあります。その結果、めまいが生じやすくなります。
肩こりによるめまいや吐き気の治し方5つ
肩こりが原因のめまいや吐き気を改善するためには、日常生活の中でできるセルフケアや対策が効果的です。
以下に、肩こり解消に効果的な方法を5つご紹介します。
1. 温熱療法で血流を促す
肩こりがある部分を温めることで、筋肉がほぐれ、血行が促進されます。
蒸しタオルや市販の温熱パッドを使って首や肩を温めるのがおすすめです。
お風呂にゆっくり浸かることも効果的で、体全体の血流が改善され、リラックス効果も得られます。
2. 姿勢を整える
長時間のデスクワークやスマホの使い過ぎで姿勢が崩れがちですが、姿勢の悪さは肩こりを引き起こす大きな原因です。
座っている時も立っている時も、背筋を伸ばし、首が前に出ないよう意識しましょう。
また、背中にクッションを置いて姿勢をサポートするのも効果的です。
3. マッサージで筋肉をほぐす
肩や首を軽くマッサージすることで、筋肉の緊張が和らぎ、血行が良くなります。
プロのマッサージに頼るのも良いですが、自宅で自分で行うセルフマッサージも効果的です。
鎖骨の下や首の付け根など、押すと気持ち良いポイントを軽く押しながらほぐしましょう。
4. ストレッチで肩と首を動かす
肩こりの原因の一つに、長時間の同じ姿勢があります。
肩や首を伸ばすストレッチを取り入れることで、筋肉の硬直を防ぎます。
オフィスでもできる簡単なストレッチを日常に取り入れましょう。
後ほど紹介する肩こり解消のストレッチもぜひ参考にしてみてください。
5. 深呼吸でリラックス効果を高める
呼吸が浅くなると肩や首に負担がかかります。
深く息を吸って吐くことで、自律神経のバランスが整い、リラックス効果が得られます。
特に、吸うよりも吐く時間を長くすると、副交感神経が優位になり、肩の力も抜けやすくなります。
6. スマホやパソコンの時間を管理する
現代社会では、スマホやパソコンの長時間使用が肩こりの原因となりがちです。
デスクワーク中は1時間に1回立ち上がり、5分ほど歩くことを心がけ、スマホも使い過ぎに注意しましょう。
7. 運動習慣をつける
肩こり予防に効果的なのが運動です。週に数回、軽いジョギングやヨガなどで身体を動かすと、肩こりやストレスの軽減に繋がります。
また、筋力をつけることで姿勢の維持が楽になり、肩や首への負担が減ります。
肩こりに効果的なストレッチ
ここでは、肩こりに効果的なストレッチを紹介します。オフィスでも自宅でも簡単にできるので、ぜひ試してみてください。
1. 首のストレッチ
- 頭をゆっくりと右に傾け、左の肩から首筋が伸びているのを感じましょう。
30秒キープしたら反対側も同じように行います。 - 次に、頭を前後に動かし、後頭部や首の後ろが伸びていることを確認しながらストレッチしましょう。
2. 肩甲骨のストレッチ
- 両手を前に伸ばし、両手の指を組んで手のひらを前に押し出します。
この時、肩甲骨が外側に引っ張られるのを意識してください。 - また、両手を背中で組み、肩甲骨を内側に寄せることで、胸と肩の筋肉を伸ばすストレッチも効果的です。
3. 肩回し
- 肩を大きく前後に回すだけで、肩周りの筋肉がほぐれます。
肩を前に10回、後ろに10回と交互に回し、肩の緊張をほぐしましょう。
具体的なやり方についてはこちらの記事にまとめています。
まとめ
肩こりが原因でめまいや吐き気が起こることがありますが、日常生活に少し工夫を加えるだけで、肩こりを軽減し体調不良を防ぐことが可能です。
温熱療法や姿勢改善、ストレッチなど、さまざまな方法で肩こりのケアを行いましょう。
また、今回ご紹介したストレッチを日常的に取り入れることで、肩こりの予防や改善に繋がります。
肩こりが原因のめまいや吐き気は、根本的な原因を解消することで改善できます。
無理せず続けることが大切ですので、日々の生活に少しずつ取り入れて、健康な体を手に入れましょう。
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