寒くなってきて肩こりを感じたり、ひどく悪化したりしていませんか?特に冬の期間は肩こりの人にとっては辛い時期ですよね。
そこで今回は「冬の肩こりの治し方」について深堀していきます。
おすすめのストレッチも書いてますので、お悩みの方はぜひ本記事をお読みください。
冬の肩こりの治し方はこれ【ストレッチ×温める】
はじめに:冬に肩こりが増える理由とその実態
冬になると肩こりを感じやすい方が増えます。
一般的に、肩こりに悩む人の割合は、日本人の約60%に上り、特に女性やデスクワークをしている方に多く見られます。冬は、寒さによって筋肉が収縮し、血流が悪くなることから、肩こりが悪化しやすい季節です。
また、冬は外に出て体を動かす機会が減るため、筋肉が硬くなりやすく、肩や首に負担がかかりやすくなります。このため、冬場には肩こりに悩む人の割合がさらに増えるとされています。
そこで今回は、冬に肩こりが増える原因とその対策を詳しく見ていきましょう。
冬に肩こりが増える原因
1. 寒さによる血行不良
冬場は気温が低下するため、体が冷えて血行が滞りやすくなります。血流が悪くなると筋肉に酸素や栄養が届きにくくなり、筋肉が緊張してこりや痛みを引き起こしやすくなります。
特に肩や首周りは、日頃から緊張しやすい部位なので、寒さでさらに筋肉が硬直し、肩こりがひどくなりやすいのです。
2. 冬に多い運動不足
冬の寒さは、外出する意欲を下げ、運動不足に陥りがちです。運動不足になると、筋肉が硬くなり、柔軟性が失われ、血流が悪化します。
特にデスクワークなど長時間座りっぱなしの姿勢が続くと、肩や首に負担がかかり、こりが発生しやすくなります。
3. 悪い姿勢の継続
冬場は暖かい場所でリラックスしたくなり、こたつやソファでの長時間の姿勢が増えることも原因の一つです。
特に、ソファに深く座りすぎて背中を丸めたり、こたつに入って猫背になったりすると、肩や首の筋肉が負担を抱える形になります。これにより、筋肉が収縮し、肩こりが発生します。
4. 暖房による乾燥と温度変化
室内暖房もまた肩こりの原因となることがあります。エアコンや暖房器具を長時間使うことで、室内が乾燥しやすくなり、体が冷えやすくなります。
また、暖房をつけたり消したりすると温度変化が大きくなり、体が気温差に対応しようと筋肉が収縮してしまい、肩こりの原因となるのです。
冬の肩こりの治し方
冬の肩こりを解消するためには、血行を良くし、筋肉をリラックスさせることが重要です。以下に5つの効果的な方法を紹介します。
1. ストレッチで肩周りの筋肉をほぐす
肩こりを和らげるために、簡単にできるストレッチを取り入れましょう。肩甲骨や首周りのストレッチは特に効果的です。
- 肩を後ろに大きく回す:20回ほど
- 腕を高く上げる:背伸びの状態を20秒キープ
- 背中の筋肉を伸ばす:腕を十字にクロスし横に伸ばす(20秒キープ)
- 腕の筋肉を伸ばす:腕を前に伸ばし指先を引っ張る(10秒×2回)
- 肩甲骨を伸ばす:正座して腕を前に伸ばす(20秒キープ)
- わき腹を伸ばす:頭の後ろで肘を持ち横に倒す(15秒キープ)
- 胸の筋肉を伸ばす:体の後ろで手を組み肩甲骨を引き寄せる(20秒キープ)
詳しくはこちらの記事にまとめています。
2. 肩周りを温めるケア
肩こり解消には、肩や首周りを温めることが効果的です。温かいタオルやカイロを使い、肩甲骨の周りや首の付け根を温めると血行が促進され、筋肉がほぐれやすくなります。
カイロを使用する際は、直接肌に触れないよう、タオルに包んで使うと安心です。
3. 入浴で体全体を温める
全身を温めることも肩こりの緩和に役立ちます。入浴は血行を促進し、筋肉をリラックスさせるために非常に効果的です。
40度前後のお湯に肩までしっかり浸かり、10~15分リラックスしましょう。お風呂で温まった後、軽いストレッチを行うとさらに効果的です。
4. 温感アイテムの活用
市販されている温感シートや温感ジェルも便利です。温感アイテムを肩に貼ることで、持続的に温めることができ、肩こりの解消に役立ちます。
特にパソコン作業やスマホの長時間使用の際に貼っておくと、肩の筋肉の緊張を和らげるのに効果的です。
5. 定期的な運動で血行を促進する
定期的な軽い運動も肩こり予防に役立ちます。寒いからといって外に出なくなると、血行が悪くなり、筋肉が固まりやすくなります。
軽いウォーキングや室内でできるストレッチやヨガを取り入れ、肩周りの血流を良くしましょう。
特に肩を回したり、腕を伸ばしたりする動作が肩こりに効果的です。
6. 肩こり解消マッサージを試す
肩こりのセルフマッサージも効果的です。親指で肩甲骨の周りを押したり、首の後ろを軽く回したりすることで、筋肉がほぐれ、リラックス効果が得られます。
あまり強く押さずに、心地よい力でほぐすことを意識しましょう。
肩こりを放置することの危険性
肩こりをそのままにしていると、単なる痛みだけでなく、頭痛や集中力の低下、場合によっては不眠などを引き起こすことがあります。
特に冬場の肩こりは、寒さによる血行不良や筋肉の硬直が原因で、慢性的になりやすく、放置すると症状が悪化することもあります。
肩こりを軽視せず、早めの対処を心がけることが重要です。
まとめ
冬の肩こりは、寒さによる血行不良、運動不足、姿勢の悪化、暖房による温度変化などが主な原因です。これらの要因に対処するためには、ストレッチや温めるケアを日常に取り入れ、肩や首の筋肉をリラックスさせ、血行を良くすることが大切です。
冬の肩こり対策を実践し、快適な冬を過ごしましょう。
当院は大阪府八尾市を中心に、カイロプラクティックの訪問整体をしています。
肩こり、腰痛、頭痛など、お体のお悩みがある方は一度ご相談ください。
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