冬の時期など手先が冷たいと、気になってしょうがないですよね。そもそもなぜ手が冷たくなるのでしょうか?
そこで今回は「手先が冷たい人の原因」や「すぐに温める方法」についてまとめました。
今後に向けての対策もわかりますので、お悩みの人はぜひ本記事をお読みください。
手が冷たい人の原因はこれ【すぐに手先を温める方法や対策】
寒い季節や冷え込む日には、手先が冷たくなってしまう方も多いですよね。手先が冷えると指先の感覚が鈍くなり、家事や作業がやりづらくなります。
なぜ手先が冷えるのでしょうか?また、どうすれば改善できるのでしょうか。
ここでは、手先が冷える原因とすぐにできる温め方、さらに日常的にできる冷え対策について詳しくご紹介します。
手先が冷える原因
1. 血行の悪さ
血行不良は、手先が冷える大きな原因の一つです。特に、長時間同じ姿勢をとっていると、全身の血流が滞りがちです。
手先は心臓から遠いため、血流が悪くなると冷えを感じやすくなります。
血行不良は、運動不足や長時間のデスクワークによって引き起こされやすく、日常的に座りがちな人は特に注意が必要です。
2. 自律神経の乱れ
自律神経は、体温の調整に深く関わっています。ストレスや不規則な生活によって自律神経が乱れると、血管の収縮と拡張がうまくいかなくなり、体が正常に体温を調整できなくなります。
その結果、手先や足先が冷えやすくなります。特に精神的なストレスが続くと、自律神経が過敏になり、体温調節機能が乱れることが多いです。
3. 筋肉の緊張や肩こり
肩や首周りの筋肉の緊張も、手先が冷える原因です。肩や首の筋肉が緊張すると、血管が圧迫されて血流が悪くなり、手先に十分な血液が届かなくなります。
特にパソコン作業やスマートフォンの使用が長時間にわたると、肩こりが慢性化し、それが手先の冷えに繋がることが多いです。
肩や首のコリを緩和することで、冷えも和らげる効果が期待できます。
4. 低血圧や貧血
低血圧や貧血も手先の冷えの原因となります。血圧が低いと、全身への血流が少なくなり、手先や足先といった末端部分に血液が行き届かなくなります。
貧血の人は血液中の酸素が不足しがちで、血行が悪くなり冷えを感じやすくなります。
特に女性は鉄分が不足しやすいため、手先や足先の冷えに悩む人が多いです。
5. 代謝の低下
代謝が低下すると体温が低くなりがちです。運動不足や加齢に伴って基礎代謝が下がると、体内で生成される熱が減少し、冷えを感じやすくなります。
また、代謝が低下すると、血液の流れが滞りやすくなり、手先や足先に冷えを感じる原因となります。
すぐに手先を温める方法
1. 手首のマッサージ
手首には太い血管が流れています。この部分をマッサージすることで血流が促進され、手先が温まりやすくなります。
手首を軽く揉んだり、円を描くように動かすことで、血流が改善されて冷えの解消につながります。
特に冷えを感じたときには、短時間でも効果が出やすい方法です。
2. 肘周りのストレッチ
肘周りにも大きな血管が通っています。ここをストレッチすると、血流が促進されて手先が温まります。
例えば、腕を前に伸ばして肘を曲げたり伸ばしたりするシンプルなストレッチを行うことで、血流が改善され、手先の冷えが和らぎます。
短時間でできるため、仕事の合間にも取り入れやすいです。
3. 脇の下のマッサージ
脇の下には太い血管が集まっているため、ここをマッサージすると血流が良くなり、冷えた手先が温まりやすくなります。
両腕を上に上げて、脇の下を優しく揉んでみましょう。
特に冷えが強く感じられるときには、この方法が効果的です。
4. ホットタオルで温める
電子レンジで温めたホットタオルを手先に当てると、瞬時に暖かさを感じられます。ホットタオルは手軽に用意できるため、寒い季節におすすめです。
使い捨てカイロを持っている場合は、ホットタオルの代わりに手首や指先に当てても効果的です。
5. 指の運動をする
指をグーパーする動きで血流を促進させることができます。指を開いたり閉じたり、手のひらを大きく広げる運動をすると、冷えた指先に血液が流れやすくなり、暖かさを感じやすくなります。
特に長時間デスクワークをしているときや、外出先で冷えたときにおすすめです。
今後できる対策
手先の冷えを根本的に改善するためには、日々の生活習慣を見直し、血流を良くし、体全体を温めることが大切です。
ここでは、冷えに対する「長期的な対策」として、生活習慣や食事、運動に関するアドバイスをご紹介します。
1. 適度な運動を習慣にする
定期的な運動は血行を促進する効果があり、冷えの予防に役立ちます。軽いウォーキングやジョギング、ストレッチなどを生活に取り入れると、体温が安定しやすくなります。
特に有酸素運動は血流を良くする効果があるので、冷えやすい人におすすめです。
2. 規則正しい生活を心がける
規則正しい生活リズムや十分な睡眠は、自律神経の働きを整えるために非常に大切です。睡眠時間が短かったり、生活が不規則になると自律神経が乱れやすくなり、冷えやすくなります。
リラックスする時間を作り、ストレスを溜めないように心がけましょう。
3. 栄養バランスの良い食事を心がける
ビタミンや鉄分が豊富な食事は血流を良くするため、冷え対策に効果的です。特に貧血が気になる方は、鉄分を意識的に摂取すると良いでしょう。
例えば、レバーやほうれん草、ひじきなど鉄分を含む食品を積極的に取り入れると、血流が改善されやすくなります。
4. 体を温める服装を心がける
寒い季節には、手袋やマフラー、厚手の服を身につけて体全体を温めることも重要です。冷えを防ぐために、手首や足首を覆うような服装を心がけると、手先の冷えが軽減されやすくなります。
特に冷える日には、重ね着をして冷えを防ぎましょう。
5. 湯船に浸かる習慣をつける
湯船にゆっくりと浸かることで、全身が温まり血行が良くなります。
シャワーだけで済ませず、湯船に浸かることを日常的に取り入れることで、体全体の血流が促進され、手先の冷えが改善されやすくなります。
まとめ
手先が冷える原因は、血行不良や自律神経の乱れ、肩こりなどが関係しています。
これらの要因に対して、手首や肘周り、脇の下をマッサージしたり、ホットタオルで温める方法がすぐに役立つでしょう。
また、日々の運動やバランスの取れた食事、湯船に浸かることも効果的な対策です。
手先の冷えに悩む方は、これらの方法を取り入れて温かい冬を過ごしましょう。
当院は大阪府八尾市を中心に、カイロプラクティックの訪問整体をしています。
手の冷えだけでなく、肩こり、腰痛、頭痛など、お体のお悩みがある方は一度ご相談ください。
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