現代の生活習慣の影響で、巻き肩に悩む人が増えています。
特にスマートフォンやパソコンの普及により、長時間前傾姿勢をとることが原因で、肩や首に負担がかかるケースが多いのです。
そこで今回は「巻き肩を治すストレッチ」についてまとめました。
誰でも簡単にできるので、ぜひ試してみて下さい
自分で治す巻き肩ストレッチ7選【座ったまま簡単にできます】
巻き肩に悩む人が増えている
あなたは自分が巻き肩だと思いますか?
日本人の約6割以上が巻き肩の可能性があると言われており、特にデスクワークが中心の人や姿勢を気にする機会が少ない人に多く見られます。
巻き肩だと姿勢が悪く見えるし印象が悪いですよね。見た目の印象だけでなく、肩こりや頭痛、呼吸の浅さといった体調不良にもつながる可能性があります。
そこで今回は、自宅で簡単にできる巻き肩改善ストレッチを7つご紹介します。
体が温まっているタイミングで行うと効果が高いので、ぜひお風呂上りなどに試してみてください!
1. 肩を後ろに回す
- やり方:両手を肩に置き、肘で円を描くように肩を後ろに回します。
- ポイント:ゆっくりと大きく回すことを意識し、肩甲骨が動く感覚を感じましょう。
- 回数:10回×1セット
2. 手を伸ばして手のひらを回転させる
- やり方:両手を肩の高さで前に伸ばし、手のひらを上下にゆっくり回転させます。
- ポイント:腕をしっかり伸ばし、肩に力を入れずにリラックスした状態で行います。
- 回数:10回×1セット
3. 背中を丸めたり開いたりするストレッチ
- やり方:肘を体の前で合わせるようにしながら背中を丸めます。その後、肘を体の横に開き胸を大きく広げます。
- ポイント:胸を広げるときに肩甲骨をしっかり寄せるイメージで。
- 回数:10回×1セット
4. 肘を上下に動かすストレッチ
- やり方:両腕を肩の上に上げた状態から、肘を体の横に下ろします。このとき肩甲骨を寄せる意識を持ちましょう。
- ポイント:時間をかけてゆっくりする方が効果的。
- 回数:10回×1セット
5. 手を体の後ろで組むストレッチ
- やり方:両手を体の後ろで組み、胸を張りながら肩甲骨を引き寄せます。顔は上を向き、首筋や胸の筋肉も伸ばします。
- ポイント:肩が前に出ないよう注意し、深い呼吸を心がけましょう。
- 回数:10秒キープ×1セット
6. 正座で背中を伸ばすストレッチ
- やり方:正座の姿勢で腕を前方に伸ばし、肩甲骨から背中を伸ばす感覚を意識します。
- ポイント:お尻はなるべく浮かせないようにすると◎
- 時間:15秒キープ×1セット
7. 片側の肩を内に入れるストレッチ
- やり方:正座の状態で腕を肩幅より広めに開き、片側の肩を内側に入れるように体を捻ります。
- ポイント:肩や背中が伸びているところでキープ。左右どっちも行いましょう。
- 時間:片側10秒キープ×1セット
ストレッチの効果を最大限に引き出すコツ
巻き肩のストレッチは、体が温まっているときに行うと効果が高まります。例えば、お風呂上りや軽い運動の後に取り入れると良いでしょう。
逆に、体が冷えていると筋肉が硬直しているため、ケガをするリスクが高くなります。(特に朝起きたてはケガに注意)
ストレッチ前には軽く体を動かすなど、準備運動を忘れないようにしましょう。
巻き肩を放置するとどうなる?
巻き肩をそのままにしておくと、次のような症状を引き起こす可能性があります。
- 肩こりや首こり:筋肉が緊張しやすくなり、慢性的なこりの原因になります。
- 頭痛:首や肩の血流が悪化し、緊張型頭痛を引き起こすことがあります。
- 呼吸が浅くなる:胸郭が圧迫されることで、肺が十分に広がらず酸素不足に。
- 猫背や姿勢の悪化:巻き肩が進行すると猫背になり、見た目にも影響する。
これらのリスクを避けるためにも、日頃からストレッチや姿勢改善に取り組むようにしましょう。
まとめ
巻き肩は多くの現代人が抱える悩みですが、適切なストレッチで改善できます。
今回ご紹介した7つのストレッチを日常生活に取り入れることで、肩や首の負担を軽減し、姿勢も良くなるでしょう。
巻き肩改善は、健康だけでなく見た目の印象も変える一歩です。ぜひ、今日から始めてみてください!
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