あなたは一日に何歩くらい歩いていますか?「1日1歩」とよく聞きますが、本当にそんなに歩く必要があるのでしょうか?
そこで今回は「年齢別の一日の理想的な歩数」についてまとめました。
あなたは何歩歩けばいいかわかるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
年齢別で分かる1日の理想的な歩数【1万歩も必要?】
健康維持のために歩くことの重要性
毎日の健康習慣として「歩くこと」は欠かせないものです。
特に1日1万歩を歩くと健康に良いとよく耳にしますが、果たして1万歩が本当に必要なのでしょうか?
実際には、年齢や生活環境によって必要な歩数は異なります。
本記事では、年齢別の理想的な平均歩数について詳しく解説するとともに、効果的な歩き方のコツや無理なく取り組むための方法を紹介します。
年齢別で理想的な平均歩数
理想的な歩数は、年齢や生活環境によって変わります。以下に年齢別の目安をまとめました。
なぜ年齢に応じた目標設定が大切なのか、理由も含めて解説します。
20–30代
成人男性の目標は約9,000歩/日、女性では約8,500歩/日が健康日本21の基準です。
この年代は体力も高く、目標を達成しやすい傾向にあります。日々の通勤や買い物で意識して歩数を増やすようにすると良いでしょう。
さらに、散歩アプリを活用してモチベーションを維持するのもおすすめです。
40–50代
運動不足になりがちな年代です。平均的な目標歩数は男性8,000歩/日、女性7,500歩/日が推奨されています。
この年代では体力が低下し始めることが多いため、少し無理なく達成できる目標を立てることが重要です。
有酸素運動として10分以上連続で歩くことを意識するだけでなく、週に1回程度、少し遠くまで足を伸ばす散策を取り入れると運動効果が高まります。
60–70代
健康を維持しながら無理なく歩くことが重要です。目安は6,000–7,000歩/日程度とされています。
膝や腰に負担をかけないペースで散歩を楽しむことを優先しましょう。
また、ウォーキング仲間を作ったり、自然豊かな場所を歩いたりすると楽しみが増え、続けやすくなります。
80代以上
無理のない範囲での運動が大切です。平均で3,000–5,000歩/日を目標にするのが良いとされています。
転倒防止のために、平坦な道を選ぶか、杖を活用するのも良いアイデアです。日々のちょっとした動きや歩行も十分な運動になります。
リハビリ用アプリを利用するなど、楽しんで取り組む工夫を取り入れましょう。
人ぞれぞれ歩く歩数は変わる
歩数の目標は年齢だけでなく、体重や体力、持病の有無など個人の状況を考慮して設定することが重要です。
例えば体重が軽い人は少ない歩数でもカロリー消費が効率的ですが、体力に自信がない人は短時間の歩行をこまめに行う方が適しています。さらに、
- ストレッチや軽い筋トレも取り入れてバランス良く体を鍛える。
- 健康アプリで自分の歩数を記録し、モチベーションを維持する。
厚生労働省が推奨する目安にこだわりすぎず、自分の体に合わせた調整を心がけましょう。
まずはできる範囲から始めましょう
いきなり高い目標を立てると継続が難しくなります。
たとえば普段は1日3,000歩の人なら、まずはプラス1,000歩を目標にするなど、無理のない範囲で少しずつ目標を引き上げていくのがポイントです。
また、朝の散歩や通勤時に一駅手前で降りて歩くなど、日常生活の中で自然に歩数を増やす工夫も有効です。
目標の達成には、小さな成功体験の積み重ねが大切です。
まとめ
理想的な1日の歩数は、年齢や体力によって異なります。1万歩が必ずしも全員に必要ではなく、自分の生活環境や健康状態に合わせて無理のない目標を設定することが大切です。
また、効果的な有酸素運動として、連続して10分以上歩く習慣を取り入れることで効率的な健康管理が可能になります。
まずは小さな一歩から始め、少しずつ歩数を増やすことで、健康的な生活を楽しみましょう。
健康アプリの活用や仲間とのウォーキングなど、楽しみながら続けられる工夫をぜひ取り入れてみてください。
当院は大阪府八尾市を中心に、カイロプラクティックの訪問整体をしています。
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