美容師の人は肩こりに悩んでいませんか?職業柄、肩がこりやすい美容師さん。
そこから派生して、首こり、頭痛、背中痛などの人が多くいらっしゃいます。
そこで今回は「美容師さんへの肩こりストレッチ」についてご紹介します。
簡単にできるので、日々のケアの参考にしてみて下さい。
美容師の人へ肩こりストレッチ7選【原因や改善法は?】
美容師の人は肩こりに悩みがち
美容師の仕事は、長時間の立ち仕事や腕を上げる作業が多く、肩こりに悩まされる人が多いです。
肩こりが続くと、首こりや頭痛、背中の痛み、さらには睡眠の質の低下など、さまざまな不調を引き起こします。
肩こりを放置すると慢性化し、仕事のパフォーマンスにも影響を及ぼす可能性があります。
今回は、美容師の肩こりの原因と、自宅や仕事の合間にできるストレッチを7つ紹介します。
美容師が肩こりになる5つの原因
美容師が肩こりになりやすいのには、いくつかの原因があります。
1. 長時間の前かがみ姿勢
カットやシャンプーなどの施術で前かがみの姿勢が続くと、首や肩の筋肉に負担がかかり、こりやすくなります。
2. 腕を長時間上げる作業
ドライヤーやカットの動作で腕を挙げたままの時間が長くなると、僧帽筋や肩周りの筋肉が疲労し、肩こりにつながります。
3. 手や指の酷使
ハサミやブラシを使い続けることで、前腕の筋肉が緊張し、その影響で肩や首にも負担がかかります。
4. シャンプー時の姿勢
シャンプー台での作業では、腕や手首を無理な角度にすることが多く、肩こりを悪化させる原因になります。
5. ストレスによる筋肉の緊張
接客業として気を遣うことが多い美容師は、ストレスが溜まりやすく、無意識に肩や首に力が入ってしまいがちです。
美容師の肩こりにおすすめのストレッチ7選
肩こりを和らげるために、簡単にできるストレッチを7つ紹介します。施術の合間や仕事後のケアとして取り入れてみてください。
1. 肩を後ろに回す
両肩に手を置き、肘で円を描くように肩を後ろに向かって大きく回します。肩甲骨を動かすことを意識して行いましょう。
- 回数:10回
- ポイント:肩甲骨を大きく動かすように、ゆっくりと回す。肘を上に上げると大きく回ります。
2. 腕を高く上げる
背筋を伸ばし、両腕を頭の上にまっすぐ伸ばします。そのまま上に向かって引っ張られるように意識しながら伸ばしましょう。
- 時間:20秒
- ポイント:深呼吸をしながら腕をまっすぐ上に伸ばし、体の側面をしっかり伸ばします。
3. 腕を十字にする
片腕を反対側の肩に向かって引き寄せます。引き寄せる際は、もう一方の手で軽く押さえて伸ばしましょう。
- 時間:左右各20秒
- ポイント:肩の後ろ側を意識して伸ばします。
4. 頭の上で肘を持ち横に倒す
片腕を頭の上に上げ、肘を反対の手で持ちます。そのままゆっくりと体を横に倒し、わき腹や肩周りを伸ばします。
- 時間:左右各20秒
- ポイント:わき腹が伸びるのを感じながら、ゆっくりと倒します。
5. 前腕を伸ばす
片腕をまっすぐ前に伸ばし、手のひらを上 or 下に向けます。反対の手で指先を軽く引っ張り、前腕の筋肉を伸ばしましょう。
- 時間:左右各20秒
- ポイント:手首から前腕にかけてしっかり伸ばします。
6. 胸の筋肉を伸ばす
背筋を伸ばし、両手を後ろで組みます。そのまま胸を開くように腕を引き、胸の筋肉を伸ばしましょう。
- 時間:20秒
- ポイント:上を向いて首の前側も一緒に伸ばします。
7. 背中を伸ばす
正座の姿勢から両腕を前に伸ばし、上体をゆっくりと倒します。肩から背中にかけてじっくりと伸ばしましょう。
- 時間:20秒
- ポイント:肩や背中の筋肉がしっかり伸びるのを感じます。
ストレッチのおすすめタイミング
肩こりの改善には、ストレッチを毎日継続することが重要です。
特に お風呂上がり に行うと、筋肉が温まって柔らかくなっているため、より効果的にほぐすことができます。
また、仕事の合間にこまめに取り入れることで、肩こりの予防にもなります。
無理なく続けられるよう、1日数分でもストレッチの習慣をつけましょう。
まとめ
美容師の仕事は肩こりになりやすい環境ですが、日頃のストレッチやケアで改善することができます。
ポイント
- 美容師の肩こりは、前かがみ姿勢や腕を使う作業が主な原因。
- 肩こりを和らげるストレッチを7つ紹介。
- お風呂上がりや仕事の合間にストレッチを取り入れると効果的。
肩こりを放置せず、日々のケアを続けることで、快適に仕事を続けられるようになります。ぜひ実践してみてください!
当院では、ありがたいことに多くの美容師さんにご好評頂いています。
肩こりを始め、頭痛、腰痛など、お体のお悩みなら何でもご相談ください。