年齢別で出る不調を知っていますか?
30代、40代、50代とそれぞれ不調の内容は変わってきます。
そこで今回は「年齢別で分かる不調とケア」についてまとめました。
それぞれの世代で分かる不調やセルフケアがわかりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
年齢別に増える不調とその原因とは?今すぐ始めたいセルフケア習慣
年齢を重ねると、身体の変化は誰にでも訪れます。
「最近疲れが抜けにくい」「今まで痛くならなかった場所が痛い」…そんな経験はありませんか?
この記事では、30代から70代までの年代ごとに「増えやすい不調」と「今から始めたいセルフケア習慣」をご紹介します。
どの世代でも共通して言えることは、**“一日でも早いセルフケアの積み重ねが、10年後の身体を守る”**ということ。
今日からできる小さな習慣、始めてみませんか?
30代:仕事・育児・スマホ疲れで「自律神経の乱れ」が増える
よくある不調
-
頭痛・目の奥の重さ
-
肩こり・首こり
-
寝つきが悪く、朝スッキリ起きられない
30代は“心と体の疲れ”が同時に蓄積しやすい世代です。
今すぐ始めたいセルフケア習慣
-
寝る1時間前はスマホをOFFに。 目と脳をリラックスさせる時間を意識しましょう。
-
湯船にしっかり浸かる。 シャワーだけで済ませず、全身を温めて副交感神経を優位に。
-
肩・首・目のケアを忘れずに。 肩甲骨周りを動かしたり、温かい蒸しタオルを目に当てるだけでもスッキリします。
40代:「今までなかった痛み」が出始める
よくある不調
-
膝・腰・肘など“局所的な痛み”が出やすくなる
-
肩の可動域が狭くなり、四十肩が増える。初めてぎっくり腰になる人も。
-
疲れが2~3日残る
「歳のせいかな?」と思って放置する人が多いのがこの世代。でも、実はケア次第でまだまだ回復力はあります。
今すぐ始めたいセルフケア習慣
-
痛みの出やすい部位を意識的にストレッチ。 朝晩の軽い体操を習慣に。
-
姿勢を見直す時間をつくる。 デスクワークが多い方は特に、猫背や巻き肩に要注意です。
-
疲れが取れにくい日は、無理をしない。 「休む」もセルフケアのひとつです。
50代:女性ホルモンの減少や代謝の低下が目立ち始める
よくある不調
-
更年期によるホットフラッシュ、イライラ、不眠
-
骨密度の低下・骨粗しょう症の予備軍
-
急な体重増加や血圧の上昇
ホルモンバランスの乱れと向き合う年代。身体のサインに気づけるかどうかがカギです。
今すぐ始めたいセルフケア習慣
-
ウォーキングなど軽めの運動を週に3回ほど。 骨と筋肉の両方に刺激を与えましょう。
-
カルシウム・ビタミンD・たんぱく質を意識して摂る。 食事が未来の骨を作ります。
-
深呼吸を習慣に。 不安定になりがちな心を落ち着かせるシンプルな方法です。
60代:筋力・柔軟性の低下が日常生活に影響し始める
よくある不調
-
足腰の衰えで階段や長距離歩行がつらくなる
-
姿勢の崩れによる背中や腰の張り
-
転倒のリスク増加
“もう年だから”とあきらめず、日々の動きで筋力は守れます。
今すぐ始めたいセルフケア習慣
-
毎日の“ながらスクワット”を取り入れる。 歯みがき中やTVを見ながらでもOK。
-
ストレッチを丁寧に。 動かしにくくなった部分も、少しずつ柔らかく。
-
水分補給はこまめに。 喉が渇いていなくても、体内は乾いているかもしれません。
70代:健康寿命を延ばすための「転ばない体作り」が大事に
よくある不調
-
バランス感覚の低下
-
食が細くなり、低栄養・筋肉量の減少
-
軽い段差でつまずきやすくなる
「動ける70代」と「動けなくなる70代」は、毎日の過ごし方で大きく差が出ます。
今すぐ始めたいセルフケア習慣
-
無理せず、ゆるやかな体操を毎日。 ラジオ体操や椅子ヨガなどもおすすめ。
-
杖やサポーターは前向きに活用。 転倒リスクを減らして、活動範囲を広げましょう。
-
たんぱく質は意識的に。 鶏肉・卵・豆腐など、消化しやすく栄養のあるものをこまめに。
どの世代でも、早めのケアが未来の健康をつくる
不調を「年齢のせい」と片づけてしまうのは簡単ですが、小さな変化に早く気づき、ケアする力こそ“健康寿命”を延ばすカギになります。
どの世代でも、「今からできること」はあります。
1日たった5分のストレッチ、15分のウォーキングでもOK。
自分をいたわる時間が、きっと将来のあなたを助けてくれますよ。
当院は大阪府八尾市を中心に、カイロプラクティックの訪問整体をしています。
肩こり、腰痛、頭痛を始め、お体のお悩みがある方はお気軽にお問い合わせください。
↓関連記事はこちらから↓