姿勢が悪いと起こる症状7選。デメリットや治し方は?

姿勢が悪い デメリット

あなたは自分の姿勢に自信がありますか?

姿勢が悪いと何度なく良くないイメージがありますよね。

そこで今回は「姿勢が悪いと起こる症状」についてまとめました。

治し方についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

姿勢が悪いと起こる症状7選。デメリットや治し方は?

姿勢が悪いと、こんな症状が出ていませんか?

「昔から猫背気味で肩こりがひどい…」「最近よく頭痛がするけど、姿勢のせいかも?」そんな風に思ったことはありませんか?

姿勢が悪いというのは、見た目の問題だけでなく、体の内側にも大きな影響を及ぼします。

肩こりや腰痛はもちろん、自律神経の乱れや内臓機能の低下など、一見関係なさそうな症状も、実は“姿勢の悪さ”が原因になっていることもあるのです。

この記事では、姿勢が悪いと起こる具体的な症状を7つご紹介しながら、悪い姿勢の治し方や、改善のために意識したいことについてもお伝えします。

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姿勢が悪いと起こる症状7選

1. ストレートネック(スマホ首)

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ストレートネックとは、首の骨(頸椎)の本来のカーブが失われて、まっすぐになってしまう状態です。

スマホやパソコンを長時間使うことで、顔が前に出る姿勢が習慣化して起こりやすくなります。

首は5〜6kgある頭を支えているため、前に出るほど首まわりの筋肉に大きな負担がかかります。

その結果、肩こり・首の痛み・頭痛を引き起こしやすくなります。

さらに、首には自律神経が集中しているため、ストレートネックが進行するとめまいや耳鳴り、寝つきの悪さ、集中力の低下など、体のバランスを整える神経にも影響を与えてしまうのです。


2. 巻き肩

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巻き肩は、肩が前に巻き込まれた状態のことで、胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)の緊張と、背中の筋肉(僧帽筋や肩甲骨まわりの筋肉)の弱化が関係しています。

デスクワークやスマホの使用中、無意識に腕が内側に入る時間が長くなると、だんだんと肩が前に引っ張られた状態が固定されてしまいます。

この状態が続くと、胸郭(肋骨まわり)がうまく広がらず、呼吸が浅くなるため、疲れやすさや集中力の低下を招くことも。

また、前に出た肩が首を引っ張るため、首こりや肩こり、四十肩の原因になることもあります。


3. 猫背

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猫背は、背中が丸まり、胸椎(背中の背骨)が後ろに出てしまう姿勢です。

長時間の座り作業やスマホの使用、運動不足などが原因で起こります。

背中が丸くなることで、肺がしっかりと膨らまず呼吸が浅くなるだけでなく、内臓が前方に押し出されて胃や腸の働きが低下します。

食後に胃もたれしやすくなる人や、慢性的な便秘・下痢を抱えている人は猫背が関係していることも。

また、首が前に出ることで頭を支える負担も増え、首こりや肩こり、偏頭痛が起こりやすくなるのも特徴です。


4. 骨盤が後傾

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骨盤が後ろに傾くと、背骨の自然なS字カーブが崩れ、いわゆる「腰が丸まった」ような姿勢になります。

ソファに深く座ったときのような姿勢が、まさに骨盤後傾の典型です。

この姿勢では、腹部が圧迫されやすくなり、腸の働きが弱くなる・便秘・ガスがたまりやすいなど、腸内環境の悪化が見られることも。

また、血流が滞りやすくなるため、足のむくみや冷え性、代謝の低下につながるケースも。

腰の筋肉が緊張した状態が続くため、慢性的な腰痛に悩まされている人にも多く見られる姿勢です。


5. 反り腰(骨盤が前傾)

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反り腰は、骨盤が前に倒れることで腰が過度に反り返った状態。

ヒールの多用や筋力バランスの乱れ、特に腹筋の弱化とお尻の筋肉の使えていない人に多く見られます。

この姿勢は、腰椎に常に圧力がかかる状態となり、慢性的な腰痛や坐骨神経痛、腰椎ヘルニアのリスクが高まります。

さらに、お腹が突き出て見えるため、ぽっこりお腹の原因にも。

また、股関節の前側が緊張しやすくなり、前ももの張り・股関節の違和感・膝への負担にもつながっていきます。


6. 脚を組むクセ

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脚を組むことで骨盤がねじれ、背骨も一緒に傾いてしまいます。

骨盤のゆがみが日常的に続くと、筋肉や関節のアンバランスが生じて腰痛・肩こり・背中の違和感を引き起こします。

また、脚を組むと腸が圧迫されることで便秘・軟便・ガスのたまりといった腸トラブルの原因にもなります。

女性の場合、子宮が圧迫されて生理痛がひどくなる、血流が悪くなるというケースも。

脚を組む側が決まっている人は、骨盤のゆがみがより強く固定されやすくなるため、日常的に注意が必要です。


7. 立ちっぱなし/座りっぱなし

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長時間同じ姿勢でいることは、どちらも体に大きな負担をかけます。

座りっぱなしの場合、股関節やハムストリングス(太ももの裏)が固まり、骨盤が後傾しやすくなる、血流が滞る、腰痛などが起こります。

逆に立ちっぱなしでは、ふくらはぎや足裏への負担、膝関節の硬直、静脈瘤や足のむくみが現れやすくなります。

姿勢をキープしようと腰や背中の筋肉が常に緊張し、疲れが取れにくくなるのも特徴です。

いずれも筋肉のこわばり・関節の可動域低下・血行不良などを引き起こし、体全体のバランスを崩す要因となります。

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悪い姿勢の治し方

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姿勢を改善するには、まず「自分の姿勢のクセに気づくこと」が大切です。

そのうえで、以下のような対策を取り入れていきましょう。

  • ストレッチを習慣にする
     → 巻き肩や猫背に効果的な胸・肩・背中まわりのストレッチを行いましょう。
    また背中側だけでなく、前側(腹筋・胸まわり)もストレッチをすると効果的です。
     → 骨盤のゆがみには、股関節・太ももまわりの柔軟性も重要です。

  • 正しい座り方・立ち方を身につける
     → 骨盤を立てる意識、背筋を伸ばす意識を習慣に。
     → クッションやチェアサポートを活用するのもおすすめです。

  • 定期的に体を動かす
     → 長時間の座りっぱなしを避け、30〜60分ごとに立ち上がる習慣を。

  • 鏡やスマホで姿勢チェック
     → 自分の立ち姿や座り姿を写真で見てみると、クセに気づきやすくなります。


姿勢を治すのは長い目で見て

姿勢は、日々の積み重ねで少しずつ身についていくものです。

逆に言えば、すぐに改善するものではありません。

大切なのは、「今すぐ治そう!」と焦るよりも、「少しずつ意識を変えていこう」という姿勢です。

たとえば、「1日1回ストレッチする」「脚を組まないように気をつける」「姿勢を気にする時間を1日5分だけでも作る」…そんな小さな積み重ねが、半年・1年後に大きな変化をもたらしてくれます。


まとめ

姿勢が悪い デメリット

姿勢が悪いと、肩こり・腰痛・内臓の不調・自律神経の乱れなど、全身にさまざまな影響が出てきます。

今回ご紹介した7つの症状は、現代人が特に抱えやすいものばかり。

まずは、自分の姿勢のクセに気づき、ストレッチや正しい姿勢の習慣を取り入れることから始めましょう。

姿勢はすぐには変わりませんが、意識していけば確実に体は変わっていきます。

健康的な毎日のために、今日から少しずつ「姿勢」を見直してみてくださいね。

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当院は大阪府八尾市を中心に、カイロプラクティックの訪問整体をしています。

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院長 池田 茂雄

大阪府八尾市出身 1987年6月28日生まれ

カイロプラクター資格

日本カイロプラクティック連合会

会員番号 1000038436

・八尾市にあるカイロプラクティック院での店舗施術を経験後独立

・現在は訪問整体カイロプラクターとして活動中