手のしびれがあると、原因がいまいちわからないので気になりますよね。
特に何日も長引いていると余計に心配になってきます。
そこで今回は「手のしびれる原因」について、整体の観点からご紹介します。
自分でできるケアや予防法もまとめているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
手がしびれる原因は?【ピリピリする痺れや治し方は?】
「手がピリピリする」「朝起きたら手がしびれてる」「最近ずっと感覚がおかしい」
そんなお悩みはありませんか?
手のしびれは一時的なこともありますが、原因によっては放っておくと長引くこともあります。
この記事では、手がしびれる原因とその治し方について、整体の視点も交えながらわかりやすく解説していきます。
少しでも不安な方は、ぜひチェックしてみてください。
手のしびれとは?症状の特徴をチェック
手のしびれにはいくつかのパターンがあります。たとえば…
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ピリピリ、ビリビリするような電気が走るような感覚
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ジンジン、ムズムズするような違和感
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指先の感覚が鈍い、動かしづらい
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片手だけがしびれる or 両手が同時にしびれる
こうした症状は、神経の圧迫や血行不良などによって起こることが多く、日常のちょっとした動作や姿勢が関係している場合も少なくありません。
一時的なしびれなら自然に治まることもありますが、数日以上続く場合は注意が必要です。
手のしびれの原因はどこにある?
手のしびれの原因は、「手」そのものよりも、もっと上の部分(首〜腕の途中)で神経や血流が妨げられていることが多いです。
特に注目したいのが以下の4つの場所です。
① 首(頸椎まわり)
首こりやストレートネック、寝違えなどで首の筋肉が固くなると、首から出ている神経の通り道が圧迫されることがあります。
スマホの使いすぎや長時間のデスクワークでもよく起こります。
② 脇の下(腕神経叢の出口)
脇の下には、首から腕へと伸びる「腕神経叢(わんしんけいそう)」という神経の束が通っています。
猫背や巻き肩などで胸が閉じた姿勢になると、この部分が締め付けられ、神経や血流が圧迫されて手先まで影響が出ることがあります。
③ 肘まわり(内側)
デスクワークやスマホ操作のとき、肘を曲げたまま長時間同じ姿勢でいると、肘の内側にある神経が圧迫されやすくなります。
「小指側がしびれる」ような場合は、肘周辺の神経圧迫が原因かもしれません。
④ 手首
手首には細い神経が多く通っており、腱鞘炎や「手根管症候群」などが原因で圧迫されることもあります。
手をよく使う職業の方や、スマホ・マウスの使用頻度が高い方に起こりやすい傾向です。
セルフチェック|手のしびれの原因を見分けるポイント
しびれが出ている場所やタイミングを少し意識してみると、原因のヒントが見つかることがあります。
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いつしびれる?
朝起きたとき/長時間同じ姿勢のあと/寒いときなど -
どこがしびれる?
指先だけ/小指側だけ/手の甲や手のひら全体など -
どんな姿勢で悪化する?
スマホを見る姿勢/パソコン操作中/運転中など -
首・肩・背中にこりや張りがある?
→実はここが根本原因かもしれません
体のサインを見逃さず、原因の“通り道”をイメージしてみることが大切です。
手のしびれの治し方|整体的アプローチとセルフケア
整体の視点では、手のしびれに対して神経の通り道を整える・ゆるめる・温めるというアプローチを基本としています。以下のようなケアをおすすめします。
✅ 首まわりのケア
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首をゆっくり回す・伸ばすストレッチ
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湯船にしっかり浸かって首の後ろを温める
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スマホを見る姿勢を見直す
✅ 脇の下まわりのケア
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胸を開くストレッチ(肩甲骨を寄せる動き)
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深呼吸をしながら胸を開く体操
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姿勢を正して、脇を締めすぎない意識
✅ 肘まわりのケア
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肘を軽く伸ばしたり曲げたりして血流を促す
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机に肘をつかないよう工夫する
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デスクワーク時はこまめに腕を動かす
✅ 手首のケア
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手首をゆっくり回す運動(無理のない範囲で)
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手浴(ぬるめのお湯に手首まで浸ける)
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ハンドマッサージや温感シートの使用も◎
これらを毎日続けるだけでも、しびれが軽くなるケースは多く見られます。
血行を良くするためにこのような温熱シートで、首・脇・肘・手首を温めるのもおすすめです。
セルフケアで変わらない・悪化する場合は?
しびれがなかなか改善しない、もしくはどんどんひどくなるような場合は、自己判断せず、専門家に相談するのが安心です。
カイロプラクティックや整体では、体全体のバランス(特に首や背骨の状態)を見ながら、神経や血流の流れを整えるアプローチを行います。
実際、手がしびれている方の多くが、首・肩まわりの硬さや歪みを持っており、そこを整えることで症状が緩和することも少なくありません。
また、糖尿病や頸椎ヘルニア、脳からくる神経障害など、より深刻な病気が隠れていることもあるため、「いつもと違う」「片側だけ強くしびれる」「麻痺を感じる」といった場合は医療機関での検査も必要です。
まとめ|手のしびれの原因を知って、正しい治し方を
手のしびれは、「手」だけでなく、首・脇の下・肘・手首など、さまざまな部位が関係していることが多い症状です。
しびれが出ている場所だけでなく、「どこからつながっているか」を意識してケアすることで、改善につながる可能性が高くなります。
まずはご自身でできるセルフケアや姿勢の見直しから始めてみましょう。
それでも変わらない場合は、専門家に相談することで、原因にしっかりアプローチできるかもしれません。
当院は大阪府八尾市を中心に、カイロプラクティックの訪問整体をしています。
手のしびれを始め、肩こりや腰痛、頭痛などお体のお悩みがある方はお気軽にお問い合わせください。
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