自律神経ってよく聞くけど、いまいち何なのかわからないですよね。
自律神経が乱れるってどんな状態?逆に自律神経が整うとは?
そこで今回は「自律神経について」簡単にわかりやすくご紹介します。
誰でもわかるように噛み砕いて解説するので、ぜひ参考にしてみて下さい。
そもそも自律神経とは?【簡単にわかりやすく解説します】
自律神経ってなに?専門用語を使わずに説明します
「自律神経が乱れてるかも…」なんて言葉、よく聞きますよね。
でも実際には、「なんとなく大事そうだけど、よく分からない」という方も多いと思います。
簡単に言うと、自律神経は『体を自動でコントロールしてくれる神経』です。
たとえばこんな場面、ありませんか?
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寝ていても心臓はちゃんと動いている
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ご飯を食べたら、何もしなくても勝手に消化されていく
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暑いときには自然と汗が出てくる
これらはすべて、自律神経が“勝手に”働いてくれているおかげなんです。
だから私たちは、意識しなくても体の状態が保たれているんですね。
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自律神経は「体のスイッチ」のような存在
自律神経は、状況に合わせて体のモードを切り替える“自動スイッチ”のようなものです。
たとえば…
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朝、目が覚める → 体がシャキッとする
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食後、ほっとひと息 → 眠くなる
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運動中 → 心臓がドキドキして汗が出る
これらすべて、自律神経の「スイッチ切り替え」がうまく働いているからこそ起こる反応です。
逆に、この切り替えがうまくいかないと不調が出やすくなるんです。
「交感神経」と「副交感神経」ってどう違うの?
自律神経は、主に2つに分けられます。
神経の名前 | 役割 | 例えるなら |
---|---|---|
交感神経 | 活動モードのスイッチ | アクセル |
副交感神経 | リラックスモードのスイッチ | ブレーキ |
👆 スマホの方は、表を左右にスライドできます。
交感神経が優位になると…
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朝起きて活動を始めるとき
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仕事中や運転中など集中しているとき
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緊張したり、ストレスを感じているとき
→ この時、体は「戦闘態勢」になります。血圧・心拍数が上がり、筋肉もこわばりやすいです。
副交感神経が優位になると…
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お風呂に入ってホッとしたとき
-
ご飯を食べた後のゆったり時間
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寝る前、布団に入ったとき
→ この時、体は「お休みモード」に切り替わります。呼吸が深くなり、消化が進みやすくなります。
🟡 理想は、「日中は交感神経」「夜は副交感神経」がスムーズに切り替わる状態です。
🕒 自律神経の1日の流れと切り替えチャート(例)
この流れをもう少し具体的に見てみましょう。
以下は、自律神経が1日の中でどう切り替わっていくかをまとめた簡単なチャートです。
時間帯 | 活動 | 自律神経の状態 | ポイント・アドバイス |
---|---|---|---|
6〜8時 | 起床・朝の支度 | 🔺交感神経が優位になり始める | 朝日を浴びることでスイッチON。軽いストレッチや深呼吸がおすすめ。 |
9〜12時 | 仕事・活動 | 🔺交感神経が活発 | 頭が冴え、集中力が高まる時間帯。やるべき作業を前半に持ってくるのが◎ |
12〜14時 | 昼食・休憩 | 🔻副交感神経がやや優位 | 食後は眠くなりがち。無理せず10分ほど目を閉じるのも効果的。 |
14〜18時 | 午後の活動 | 再び🔺交感神経が優位 | 午後は交感神経が再び優位に。疲れが出始めるので合間に深呼吸や軽いストレッチを。 |
18〜20時 | 帰宅・夕食 | 🔻副交感神経に切り替わり始める | 夜モードへ。リラックスタイムの準備を。 |
21〜23時 | くつろぎ・入浴 | 🔻副交感神経が優位 | スマホや強い光を避けて、副交感神経をしっかり優位にしておく。 |
23〜翌6時 | 就寝・回復 | 🔻副交感神経が活発 | 体を修復する時間帯。深い眠りのためには寝る前のストレッチや湯船での入浴が効果的。 |
👆 スマホの方は、表を左右にスライドできます。
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自律神経が乱れるとどうなる?
もしこのスイッチがうまく切り替わらなくなったら…
体にこんなサインが出てきます:
眠りや疲れに関する不調
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夜なかなか寝つけない
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朝起きてもスッキリしない
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昼間に眠気が続く
心の不調
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イライラしやすい
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些細なことが気になる
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急に不安な気持ちになる
体の不調
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胃腸のトラブル(便秘・下痢)
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頭痛、肩こり、めまい
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動悸、息切れ、ほてり
🌀 「なんとなく調子が悪い…」という状態が続く場合、自律神経の乱れが関係しているかもしれません。
自律神経って自分で整えられるの?整体は有効?
完全にコントロールするのは難しいですが、整いやすい状態に導いてあげることはできます。
たとえばこんな方法があります:
日常でできるセルフケア
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朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びる
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お風呂はシャワーだけでなく、湯船にしっかり浸かる
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寝る1時間前はスマホやPCを控える
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ストレッチや深呼吸で体をゆるめる→自律神経のストレッチはこちらの記事でまとめています。
整体のアプローチ
整体では、次のようなことを目指します:
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緊張した筋肉をゆるめる(特に首・背中まわり)
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呼吸が深くできるように整える
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リラックスしやすい体の状態をつくる
🛏️ 実際に施術を受けた方からは──
「ぐっすり眠れた」「頭がスッキリした」「体が軽くなった」などのお声をいただくことも多いです。
まとめ|まずは“体のスイッチ”を意識してみましょう
自律神経は、私たちが健康に過ごすうえで欠かせない体の自動コントロール機能のようなもの。
何か特別なことをしなくても、日々のちょっとした工夫で整いやすくなります。
まずは以下の3つから試してみませんか?
✅ 朝、太陽の光を浴びる
✅ 夜はお風呂にゆっくり浸かる
✅ 寝る前はスマホを見ない
それでもなんとなく切り替えがうまくいかないな…と感じたときは、整体で体をリセットするのもひとつの方法です。
気になる方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
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当院は大阪府八尾市を中心に、カイロプラクティックの訪問整体をしています。
肩こり、腰痛、頭痛を始め、自律神経の乱れやお体のお悩みがある方はお気軽にお問い合わせください。
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