慢性腰痛とヘルニアの違い【一度なったら治らないって本当?】

慢性腰痛 ヘルニア

慢性腰痛やヘルニアと聞くと、“治らない”というイメージがありますよね。

実際のところ本当に治らないのでしょうか?

そこで今回は「慢性腰痛とヘルニアの違い」「一生治らないのか」について、深堀していきます。

今ツラい腰痛でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみて下さい

慢性腰痛とヘルニアの違い【一度なったら治らないって本当?】

慢性腰痛 ヘルニア

腰の痛みがなかなか治らず、ずっと付き合っている──そんな慢性的な腰痛にお悩みの方はとても多いです。

さらに病院で「ヘルニアですね」と診断されると、「もう治らないのかな…」と不安になってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、「慢性腰痛」と「ヘルニア」は似ているようで、原因や状態がまったく異なるもの。

言い換えると、正しく理解すれば、それぞれに合った対応やケアができるようになります。

今回は、「慢性腰痛」と「ヘルニア」の違いについてわかりやすくご説明しながら、どう向き合っていけばよいのか、整体師の視点からお伝えいたします。

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慢性腰痛とは?

慢性腰痛 ヘルニア

慢性腰痛とは、明確な原因がわからないまま3か月以上続く腰の痛みを指します。

多くの場合、レントゲンやMRIなどの画像検査では「異常なし」とされることが多く、原因は筋肉や筋膜、関節の動きの悪さ、姿勢のゆがみ、ストレス、睡眠不足など複合的な要因によるものがほとんどです。

特徴的なポイント

  • 痛みの場所が日によって変わる
  • 動き始めや疲れた時に痛みが出やすい
  • 天候や気分に左右されることがある

ヘルニアとは?

慢性腰痛 ヘルニア

ヘルニアの中でも「腰椎椎間板ヘルニア」が代表的で、背骨のクッションである椎間板の一部が飛び出し、神経を圧迫して痛みやしびれを引き起こします。

比較的若い世代(20〜40代)に多く、急な腰の痛みや、脚へのしびれが現れるのが特徴です。

主な症状

  • お尻や足にかけての痛み・しびれ
  • 長時間座っていると悪化しやすい
  • 前かがみになると痛みが強くなる

【比較表】慢性腰痛とヘルニアの違い

項目 慢性腰痛 椎間板ヘルニア
原因 姿勢・筋肉の硬さ・ストレスなど 椎間板が飛び出し神経を圧迫
症状の期間 3ヶ月以上 急性〜慢性化することも
主な症状 鈍い痛み、重だるさ 鋭い痛み、しびれ
画像検査 異常なしが多い MRIで確認できる
対処法 姿勢改善、筋肉調整 炎症を抑えつつ安静・リハビリ

👆 スマホの方は、表を左右にスライドできます。


慢性腰痛とヘルニアの関係性

慢性腰痛とヘルニアはまったくの別物ではありますが、互いに影響を及ぼすこともあります。

たとえば、ヘルニアがきっかけで腰をかばうような姿勢が続くと、その結果として筋肉のバランスが崩れ、慢性腰痛へと移行するケースもあります。

また、もともと慢性腰痛があった方が、重い物を持ったことをきっかけにヘルニアを発症するケースもあります。

どちらか一方を改善すればよいのではなく、腰全体の状態をトータルで見ていく必要があります。


慢性腰痛とヘルニアは治らないのか?

慢性腰痛 ヘルニア

「一度ヘルニアになったら、一生腰痛と付き合うことになる」 そんな不安の声をよく耳にします。

ですが、実際には希望があります。

慢性腰痛は、筋肉や筋膜の硬さ、血行不良、日常の姿勢や生活習慣の改善によって、十分に良くなる可能性があります。

ヘルニアも、飛び出た椎間板の一部が体に吸収され、神経への圧迫が解消されれば、痛みやしびれは改善していきます。

重要なのは「放置しないこと」。適切な対処をすれば、どちらも良くなる可能性があります。

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セルフケアが一番大事

慢性腰痛 ヘルニア

治療院で施術を受けることも大切ですが、それ以上に「自分の体と向き合うこと」が何よりも大切です。

セルフケアとして取り入れていただきたいことは以下の通りです:

【私生活で意識すべきセルフケア】

項目 内容
姿勢 長時間の座りっぱなしを避け、骨盤を立てる意識を持つ
運動・ストレッチ 1日10分の軽い体操やストレッチを習慣に
入浴 シャワーだけでなく、湯船にしっかり浸かる
食事 炎症を抑えるビタミン・ミネラルを意識
睡眠 寝具や寝る姿勢の見直しで回復力を高める

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「自分の体をメンテナンスする習慣」を持つことが、再発予防にもつながります。


整体・カイロプラクティックでできること

慢性腰痛 ヘルニア

整体やカイロプラクティックでは、腰そのものだけでなく、骨盤の歪み、背骨の柔軟性、筋肉や関節のバランスを整えることで、身体全体の動きを改善します。

特に慢性腰痛では、日々の生活の中で歪みが蓄積されていることが多いため、それをリセットしてあげることが重要です。

また、ヘルニアの症状が強く出ていない時期(慢性化している時)には、周囲の筋肉の柔軟性を高めることで神経への刺激を和らげる効果も期待できます。


まとめ

慢性腰痛 ヘルニア

慢性腰痛もヘルニアも、正しく理解して向き合えば、改善できる症状です。

日々の生活に少し工夫を加えたり、体のメンテナンスを定期的に行うことで、痛みのない毎日を目指すことは可能です。

以下に今回の内容を簡単にまとめました。

項目 慢性腰痛 ヘルニア
原因 姿勢・筋肉の硬さなど 椎間板が飛び出す
症状 鈍い痛み・疲れで悪化 鋭い痛み・しびれ
治るのか? 改善可能 吸収されれば痛みは消える
対策 姿勢・ストレッチ・睡眠など 安静・運動療法・整体など

慢性的な腰の痛みに悩んでいる方も、ヘルニアと診断されて不安な方も、「どうせ治らない」と諦めず、少しずつできることから取り組んでみてくださいね。

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当院は大阪府八尾市を中心に、カイロプラクティックの訪問整体をしています。

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院長 池田 茂雄

大阪府八尾市出身 1987年6月28日生まれ

カイロプラクター資格

日本カイロプラクティック連合会

会員番号 1000038436

・八尾市にあるカイロプラクティック院での店舗施術を経験後独立

・現在は訪問整体カイロプラクターとして活動中