40代になったら体の不調が増えますよね。
40代は健康においての分岐点です。
今回は「40代で体に起こる変化」について深堀していきます。
実際にどんな変化があるのかわかりやすくまとめたので、気になる人はぜひ参考にしてみて下さい。
40代で起こる体の変化5選【男女の違いやおすすめのメンテナンスは?】
「最近、疲れやすくなった気がする」「なんとなく不調が増えてきた」など、感じることありませんか?
40代は、若い頃にはなかった体の変化がじわじわと表れはじめる時期です。
今放置すると、50代60代になりより不調が顕著に出てきて、後悔することになります。
この記事では、40代に多く見られる体の変化を5つに分けて詳しくご紹介し、それぞれに対する対策もお伝えします。
「なんとなく不調」を放っておかず、将来の日々を軽やかに過ごすために、ぜひ参考にしてみて下さい。
1. 筋肉量が落ちる → ウォーキングなど軽めの運動を
40代になると、加齢によって筋肉量が自然に減少していきます。
特に下半身の筋力が落ちやすく、階段の上り下りで疲れを感じたり、立ち上がる動作が以前よりも重くなったと感じる方も多いです。
これらの変化は、筋力の低下だけでなく、基礎代謝の低下にもつながり、太りやすく痩せにくい体質になっていきます。
対策: まずは「軽い運動」を習慣にすることが大切です。
1日20分のウォーキングやラジオ体操など、無理なく続けられるもので十分。
筋肉は使わなければ衰えるので、意識的に体を動かすことがポイントです。
2. 柔軟性が低下する → ストレッチの習慣化を
筋肉や関節の柔軟性も年齢とともに低下していきます。
40代では、前屈がしにくくなったり、肩や腰がつっぱる感じが出てきたり、動作の途中で「ピキッ」と違和感を感じることも増えてきます。
柔軟性が落ちると、ケガのリスクが高まるだけでなく、姿勢の悪化や肩こり・腰痛の原因にもなります。
対策: 朝起きた時やお風呂上がりのタイミングで、ゆっくりとストレッチを取り入れましょう。
股関節、太もも裏、肩回りなど、大きな関節を中心に行うと効果的です。
3. 姿勢が悪くなる → 日常の意識+運動とストレッチを
40代は筋肉の衰えや柔軟性の低下により、姿勢が崩れやすくなります。
特に猫背や巻き肩、骨盤の歪みといった症状が目立ちやすく、「最近姿勢が悪くなった気がする」「鏡で見たときに老けて見える」と感じる方が多いです。
姿勢が悪くなると、見た目の印象が変わるだけでなく、肩こり・腰痛・頭痛・呼吸の浅さにもつながります。
対策:
- スマホを見る時は目線を上げる
- デスクワーク中は1時間に1回立ち上がる
- 背中や肩のストレッチを習慣化する
など、体を支えるインナーマッスルを鍛えながら、日常でも姿勢に気を配ることが大切です。
4. ホルモンバランスの変化 → 睡眠・食事・軽い運動を意識
40代になると、女性は更年期が始まり、男性も男性ホルモン(テストステロン)が徐々に減少し始めます。
これにより、
- 情緒が不安定
- やる気が出ない
- 疲れやすい
- 眠りが浅くなる
など、心と体の不調を感じやすくなります。
ホルモンの変化は目に見えにくいため、「なんとなくしんどい」と感じながらも対処が遅れてしまうことがあります。
対策:
- 睡眠時間を十分に確保する
- バランスの良い食事を心がける
- 軽い運動でストレスを発散する
といった基本的な生活習慣の見直しが重要です。
また、趣味やリラックスタイムを持つことも心の安定に役立ちます。
5. 内臓機能の低下 → 食生活の見直しと休息の確保
40代では胃腸や肝臓、腎臓などの内臓機能も徐々に衰えていきます。
若い頃は平気だった油ものがもたれる、朝までお酒が残る、食後に胃が重く感じるなどの変化を実感しやすくなります。
これらは代謝の低下にもつながり、疲れが抜けにくい・体重が落ちにくいなどの悩みにも関係しています。
対策:
- 夜遅い時間の食事を控える
- 消化に良い食材を選ぶ
- 腸内環境を整える発酵食品や食物繊維を積極的に取り入れる
- 内臓に負担をかけないよう、しっかり休養をとる
などを意識していきましょう。
【その他の変化】
40代になると、体の内側だけでなく外見にも変化が表れ始めます。
- 白髪が増える
- 老眼が進む
- 髪にツヤがなくなる
- 肌のハリが失われる
こうした変化は「老化」としてネガティブに捉えられがちですが、正しいケアを行えば進行を緩やかにすることは十分可能です。
対策: 外見のケアだけでなく、内側(生活習慣・栄養・睡眠)を整えることが根本的な改善につながります。
特に睡眠と栄養は、肌や髪の状態に大きな影響を与えるため、軽視できません。
「年齢だから仕方ない」と諦めず、自分のペースでケアしていく姿勢が大切です。
40代は健康の分岐点。50代、60代で後悔しないために今できることを
40代は、心身ともに「これまでの無理が現れ始める時期」であると同時に、「これからの健康を守るかどうか」が問われる重要なタイミングです。
20代・30代のように無理がきかなくなってきたと感じていながらも、まだ若さに頼ってケアを怠ってしまう人も少なくありません。
しかし、この時期にしっかりと体と向き合い、日常生活の中で少しずつ健康習慣を取り入れておくことが、50代・60代になった時の体調、見た目、気持ちの安定につながります。
人生100年時代。
健康寿命を延ばすには、「40代の過ごし方」が大きく関わってくるのです。
まとめ|40代の体の変化と対策をおさらい
40代になると、誰にでも起こる体の変化。
しかし、早めに気づき、正しく対応することで、加齢による不調やトラブルを最小限に抑えることが可能です。
以下に、今回ご紹介した5つの主な変化と対策をまとめました。
変化 | 内容 | 対策 |
---|---|---|
筋肉量の低下 | 体力が落ちる、疲れやすくなる | 軽い運動(ウォーキングなど)を習慣に |
柔軟性の低下 | 体がかたくなり、ケガもしやすく | 毎日のストレッチを継続 |
姿勢の悪化 | 猫背・巻き肩・骨盤の歪みなど | 運動+日常での姿勢意識を |
ホルモンバランスの変化 | 気分の波、疲れやすさ | 食事・睡眠・運動で整える |
内臓機能の低下 | 胃腸の不調・代謝の低下 | 食生活の見直しと休養を |
👆 スマホの方は、表を左右にスライドできます。
40代は「もう若くないけど、まだ遅くない」絶妙な年代です。
今ここで自分の体としっかり向き合っておけば、これから先の人生がより快適で元気なものになるはずです。
今日から少しずつ、できることから始めてみましょう。
当院は大阪府八尾市を中心に、カイロプラクティックの訪問整体をしています。
40代の患者様が割合として一番多いので、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
↓関連記事はこちらから↓