こめかみの頭痛の原因と治し方｜お風呂上がりストレッチで自律神経を整える方法

何度も繰り返す頭痛…。

頭痛と言っても「こめかみが痛くなる人」「頭全体が痛くなる人」など様々です。

そこで今回は「頭痛の原因と治し方」についてご紹介します。

実際に整体の現場で多いケースを元に書いているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

✅ 【保存版】こめかみの頭痛の原因と治し方｜お風呂上がりストレッチで自律神経を整える方法

「最近、こめかみがズキズキ痛む…」「気がつくと側頭部が締めつけられるように痛い…」

そんな頭痛に悩まされている方はとても多いです。

頭痛薬で一時的に楽になっても、しばらくするとまた同じ痛みが繰り返される…。

この状態をどうにかしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

実は、こめかみの頭痛には自律神経の乱れが深く関わっています。

特に、毎日忙しく動いている方ほど、交感神経が優位になりすぎて筋肉が固まり、血流が悪くなることで頭痛を起こしやすいのです。

この記事では、こめかみ頭痛の原因と、自分でできる対策、さらに忙しい方でも続けやすい「お風呂上がりストレッチ」、そして整体でできる改善方法についてもまとめています。

ぜひ参考にしてみて下さい。

こめかみの頭痛にはいくつかの原因がありますが、多くの場合は筋肉の緊張と血管の拡張・収縮が関わっています。

代表的なのが、

✅ 長時間のデスクワークやスマホで首・肩が凝り固まる
✅ ストレスで頭や顔周りの筋肉（側頭筋・咬筋など）が緊張する
✅ 自律神経が乱れ、血管が必要以上に拡張したり収縮したりする

こうした要素が重なり、頭の横（こめかみ）にズキズキした痛みが出てしまいます。

私たちの体は「交感神経」と「副交感神経」がバランスを取りながら働いています。

本来は昼間は交感神経が優位、夜は副交感神経が優位になるのが理想ですが、忙しさやストレスが続くと交感神経が休めなくなり、筋肉の緊張や血流不足が起こります。

実際の施術でも、こめかみの頭痛が出る方には共通点があります。

✅ 家事や仕事で休む間もなく動いている
✅ 考えごとが多く、気が休まらない
✅ 肩こり・首こりが慢性化している
✅ 夜になると頭痛が出やすい

このような方は、交感神経が優位になりすぎてリラックスする時間が不足しがちです。

一方で、こめかみではなく頭全体が重い・おでこが痛いという方もいます。

この場合は、副交感神経が優位すぎる、または自律神経の切り替えがうまくいっていないことが多いです。

✅ 眠くてだるい
✅ 朝起きてもスッキリしない
✅ 天気が悪いと頭痛が出る
✅ 低血圧・冷え性

このタイプの方は、血流が滞りがちで脳の酸素不足を起こしやすく、「重だるい頭痛」が続いてしまいます。

こめかみが痛むタイプの頭痛には、「交感神経を鎮めて筋肉をゆるめること」が大切です。

✅ 湯船につかって体を温める
✅ 首・肩を温めてゆるめる
✅ 深呼吸で体の緊張をゆるめる

この3つを意識するだけでも、繰り返す頭痛がずいぶん楽になる方が多くいらっしゃいます。

自分でできるケアを続けても、どうしても改善しない頭痛には、整体の力を借りるのも一つの方法です。

実際の施術では、
✅ 首の周りの筋肉をゆるめる
✅ 頭と首の付け根の関節を整える
✅ 背骨の動きを整えて自律神経の切り替えを促す

といった調整を行い、こめかみの頭痛が改善するケースがたくさんあります。

特に首の緊張が原因の頭痛は、自分では届かない深い部分の筋肉や歪みを調整することで、痛みが楽になりやすいのが特徴です。

つらいときは、我慢しすぎずに専門家に相談してみてください。

最後に、自分の頭痛タイプを整理して、何から始めれば良いかをチェックしてみましょう。

頭痛のタイプ	よくある特徴	おすすめ対策
こめかみ・後頭部が痛い	忙しく動いている、緊張しやすい、肩こり・首こり	お風呂で温まる、ストレッチ、深呼吸、整体で首を整える
頭の前側・全体が重い	眠気が取れない、だるい、気力が出ない	太陽を浴びる、軽い運動、姿勢改善