病は気からは本当？思い込みが起こす凄い効果とは

「病は気から」とは、昔からよく言われますよね。

迷信のような感じもしますが、本当に気持ち一つで病気が治るのでしょうか？

そこで今回は「病は気からは本当なのか？」について深堀していきます。

思っているよりすごい効果があったので、ぜひ参考にしてみて下さい。

病は気からは本当？思い込みが起こす凄い効果とは

「病は気から」という言葉を、聞いたことがある方も多いと思います。

昔ながらのことわざのようにも聞こえますが、実はこの言葉、現代の医学や整体の現場でも「本当かも」と感じる場面が少なくありません。

今回は、整体師としての経験もふまえながら、「病は気からは本当なのか？」というテーマについてお話していきます。

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◆「病は気から」の意味とは？

「病は気から」とは、「病気になるかどうかは気持ちの持ちよう次第」という意味で使われる日本のことわざです。

どこか迷信めいた印象もありますが、実際には、気持ちや心の状態が体に影響を与えることは、医学的にも説明がつくことがあります。

たとえば…

「風邪ひいたかも…」と思ったら本当にしんどくなった
「お腹痛い気がする」と思っていたら本当に痛くなってきた
月曜日の朝になると毎週決まって体調が悪くなる

こういった経験、一度は思い当たる方が多いのではないでしょうか。

◆病は気からは本当？その理由を科学的に解説

「病は気からは本当」と言える根拠の一つに、「自律神経」と「脳の働き」があります。

● 自律神経の乱れと体調不良

ストレスや不安が続くと、交感神経（＝緊張の神経）が優位になります。

すると、血流が悪くなったり、筋肉がこわばったり、胃腸の働きが落ちたりといった不調が出やすくなります。

逆に、リラックスすると副交感神経（＝休息の神経）が優位になり、体は自然と回復モードに入っていくのです。

● 思い込みが体に影響する「プラシーボ効果」

「プラシーボ効果（偽薬効果）」という言葉をご存じでしょうか？

本物の薬ではないものを「これは効きますよ」と言われて飲んだ人が、本当に症状が良くなってしまう現象です。

これは決して“気のせい”ではなく、「脳が反応して体の働きを変化させている」と科学的にも考えられています。

つまり、人は“気のもちよう”で体が反応する生き物なのです。

だからこそ、「病は気からは本当」と言える側面があるのです。

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◆整体の現場でも見られる「心と体」のつながり

私自身、訪問整体を通してたくさんの方に触れてきましたが、

明らかに「気持ち」と「体の調子」がリンクしていると感じることがあります。

● ヘルニアの方が「楽になった」と言う理由

たとえば、ヘルニアで神経を圧迫されている方でも、施術後に「すごく楽になりました」とおっしゃることがあります。

画像上では神経圧迫が残っていても、「安心した」「久しぶりに体が軽い」と感じることで、痛みの感覚が和らぐのです。

これは、手技による筋肉の緩和効果と、副交感神経が優位になることでの鎮静作用が合わさって起こる反応です。

● 頭痛と天気の関係も「気から」の一種？

「雨の日に頭が痛くなる」という方も多いですが、これは気圧の変化で自律神経が乱れることが原因と考えられています。

でもそれと同時に、「また雨か、頭痛きそう…」という意識も加わることで、痛みを強く感じてしまうことがあります。

このように、気象や体の状態に加えて、“思考や感情”が痛みの感じ方に影響を与えているのです。

◆整体で楽になる理由は「体」×「心」両方のアプローチ

ここで大切なのは、「整体の効果はプラシーボだけではない」ということです。

私たちの施術は、もちろん

筋肉の緊張をやわらげる
骨格の歪みを調整する
可動域を改善する
といった構造的なアプローチをしっかり行っています。

そしてそこに、

安心感
信頼関係
リラックスできる空間

が加わることで、副交感神経が優位になり、体の自然治癒力が引き出されるのです。

この2つが重なりあうからこそ、施術の効果がしっかり出る。
それが、整体というケアの本質だと思っています。

◆まとめ｜「病は気から」は本当に侮れない

最後にもう一度振り返ります。

観点	内容
言葉の意味	病気は気持ちの持ちようでも左右される
科学的根拠	自律神経の働き／プラシーボ効果
整体との関係	技術的な手技＋心の状態の安定が組み合わさることで効果倍増
結論	「病は気からは本当」と言えるだけの根拠と現場の実感がある