なんか最近やる気が出ない…何をしても気力が湧かない…ということはありませんか?
40代だから?更年期は関係ある?
今回は「40代のやる気が出ない時の対処法」についてご紹介します。
お悩みの方はぜひ参考にしてみて下さい。
40代でやる気が出ない…もしかして更年期?男女別の原因と対処法
最近、なんだかやる気が出ないと感じていませんか?
「前はもっと動けたのに、最近なんだか何をするにも気が重い」
「仕事や家事をこなす気力が湧かない」
そんなふうに感じることはありませんか?
40代になると、心と体のバランスが少しずつ変化していきます。
ホルモンの影響や自律神経の乱れ、ストレスや睡眠不足など、いくつかの要因が重なって“やる気が出ない”状態に陥る方が増えています。
しかも「やる気のなさ」は一時的な疲れではなく、体からのサインであることも多いんです。
今回は、40代でやる気が出ない原因と、その背景にある更年期の可能性、そして今日からできる対処法をわかりやすくお伝えします。
40代でやる気が出ない主な原因とは?
■ ホルモンバランスの変化(更年期の始まり)
「更年期」と聞くと50代女性を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は40代前半から始まることもあります。
女性の場合は、エストロゲンというホルモンが少しずつ減っていくことで、自律神経が乱れやすくなり、気分の浮き沈みや倦怠感が出やすくなります。
一方、男性にも「男性更年期(LOH症候群)」があります。
男性ホルモン(テストステロン)の低下によって、
・イライラしやすい
・集中できない
・朝起きても疲れが抜けない
・気分が沈む
といった症状が出ることもあります。
どちらも「性格の問題」ではなく、体の変化によるもの。
まずは「40代でやる気が出ないのは自然なことなんだ」と知ることが、回復の第一歩になります。
■ 睡眠の質の低下
「寝ても疲れが取れない」「夜中に何度も目が覚める」という経験はありませんか?
ホルモンの変化やストレスにより、40代は深い眠り(ノンレム睡眠)が減る傾向があります。
眠りが浅いと脳や体の回復が追いつかず、翌日の“やる気”に影響してしまうのです。
また、寝る前のスマホ操作も大敵。
スマホの閲覧が脳を刺激して、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を妨げます。
できれば寝る30分前からはスマホを置いて、リラックスできる時間を作ってみましょう。
■ ストレス・責任の増加
40代は仕事でも家庭でも“頼られる立場”になりやすい時期です。
部下の育成、子どもの進学、親の介護など…心の中に常に何かを抱えている方も多いのではないでしょうか。
ストレスが続くと、脳内の「やる気スイッチ(ドーパミン)」が働きにくくなり、自然と気力が低下していきます。
特に真面目で頑張り屋な人ほど、無意識のうちに心が疲れています。
「疲れた」と口に出すだけでも、心が少し軽くなりますよ。
■ 自律神経の乱れ
自律神経は、体温や心拍、内臓の働きをコントロールする重要な神経。
ストレスや生活リズムの乱れによって交感神経(活動モード)ばかりが優位になると、心も体も常に緊張状態になります。
結果、休んでも回復しづらく、「やる気が出ない」「だるい」と感じやすくなります。
深呼吸をしたり、軽く体を動かしたりして、副交感神経(リラックスモード)を働かせることが大切です。
やる気が出ない40代が意識したい対処法
■ 朝日を浴びて体内リズムを整える
朝、カーテンを開けて太陽の光を浴びるだけで、脳内では“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンが分泌されます。
セロトニンはドーパミン(やる気ホルモン)をサポートする働きもあり、自然と気分が前向きになります。
「朝散歩」を10分取り入れるだけでも、自律神経のバランスが整いやすくなります。
■ 軽い運動やストレッチを習慣に
体を動かすことで血流が良くなり、脳に酸素が届きやすくなります。
また、筋肉が動くと「セロトニン」や「エンドルフィン」が分泌され、気分がスッと軽くなることも。
ウォーキング、深呼吸を取り入れたストレッチ、ラジオ体操など、続けられる範囲でOKです。
特に夜はお風呂上がりに軽く肩を回したり、太ももを伸ばしたりすると、睡眠の質もぐっと上がります。
■ 小さな行動から始めてみる
「やる気が出たら動こう」ではなく、「動いたらやる気が出る」ことも多いです。
例えば「洗濯をたたむ」「食器を片づける」など、すぐに終わる小さなことを1つやるだけでも脳が“達成感”を感じます。
この“小さな積み重ね”が、次の行動へのエネルギーになります。
■ 栄養バランスを整える
やる気を生み出すドーパミンやセロトニンは、食べ物から作られます。
たんぱく質(肉・魚・豆腐・卵)やビタミンB群(豚肉・納豆)、鉄分(レバー・ほうれん草)、亜鉛(ナッツ類・牡蠣)などを意識的に摂りましょう。
「食事を整えること」は、体だけでなく心の安定にもつながります。
■ スマホとの付き合い方を見直す
寝る直前までスマホを見る習慣は、脳をずっと“オン”の状態にしてしまいます。
寝る1時間前は照明を落として、温かい飲み物を飲みながらストレッチや読書をするなど、リラックスできる時間に変えていきましょう。
それでもやる気が出ないときは「体のサイン」を疑ってみて
「何をしてもやる気が出ない」「気持ちが沈んだまま戻らない」
そんな状態が数週間以上続く場合は、体の不調が隠れているかもしれません。
更年期障害、甲状腺機能の低下、鉄欠乏、慢性疲労などでも同じような症状が出ることがあります。
「年齢のせい」と決めつけずに、一度病院でホルモン検査や血液検査を受けてみるのも大切です。
また、体の歪みや筋肉の緊張が強いと、自律神経の働きも乱れやすくなります。
整体や軽いストレッチで全身をほぐすことで、体だけでなく心までスッと軽くなることもあります。
まとめ
| 原因 | 対処法 |
|---|---|
| ホルモンバランスの乱れ(更年期) | 医師への相談、生活リズムの見直し |
| 睡眠の質の低下 | 寝る前のスマホ・カフェインを控える |
| ストレス・責任の増加 | 軽い運動・深呼吸・小さな行動で気分を切り替える |
| 自律神経の乱れ | 朝日を浴びる、ストレッチや整体で整える |
👆 スマホの方は、表を左右にスライドできます。
「やる気が出ない40代」は、多くの人が経験する自然な変化です。
心も体も少しずつ変わっていく時期だからこそ、自分を責めずに「整える時間」として向き合っていくことが大切です。
無理せず、自分のペースで。
ほんの少し体を動かしたり、朝日を浴びたりするだけでも、やる気の芽は必ずまた出てきます。
焦らず、心と体をゆっくりリセットしていきましょう🌿
当院は大阪府八尾市を中心に、カイロプラクティックの出張整体をしています。
40代の患者様に多くご利用頂いておりますので、気になった方はお気軽にお問い合わせください。
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