腕がだるい原因は？肘から下・肘から上のだるさ別に原因と対処法を解説

なんとなく腕が重い、だるいということがありませんか？

腕のだるさには、筋肉の張りが関係していることが多いです。

そこで今回は「腕のだるさの原因と治し方」についてご紹介します。

専門用語を使わず、わかりやすく簡単な表現でまとめているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

「最近、腕がだるい…」「なんとなく重たい感じがする…」

そんな悩みを感じていませんか？

腕がだるいといっても、**肘から下（前腕）と肘から上（上腕）**では原因が異なることが多いです。

この記事では、それぞれのだるさの原因と、今すぐできる対処法をわかりやすく解説していきます。

肘から下（前腕）がだるい時の原因と対処法

スマホやパソコン作業のあとに、手首から肘のあたりまでが重だるくなることはありませんか？

それは、前腕の筋肉（肘から下）を使いすぎているサインです。

前腕には、指や手首を動かす筋肉が集まっているため、使いすぎるとすぐに血流が悪くなり、だるさや重さを感じやすくなります。

💡ポイント：強く押したり揉んだりするよりも、伸ばす・温める方が安全で効果的です。

「荷物を持ったあとに腕がだるい」「デスクワーク後に肘の上が重たい」

そんな場合は、上腕（二頭筋側）や肩周りの筋肉のこりが原因のことが多いです。

上腕二頭筋は、実は肩甲骨から伸びている筋肉。

そのため、肩が前に出ている人や首がこっている人は、腕がだるく感じやすくなります。

💡ポイント：「腕だけ」で解決しようとせず、肩や首の動きを一緒に整えることがだるさ改善の近道です。

日常生活の中でも、ちょっとした意識で「腕のだるさ」を予防できます。

また、寝ている時に腕を下敷きにしていると朝方にだるさを感じることもあるため、寝姿勢も見直してみましょう。

次のような症状がある場合は、腕の筋肉だけでなく神経や関節が関係していることもあります。

こうした場合は、頸椎（首の骨）や神経の圧迫が原因の可能性もあるため、整形外科やカイロプラクティックなどで専門的にみてもらうと安心です。

腕だるいと感じる原因は、前腕と上腕で違いがあります。

どちらも「血流」と「筋肉のこわばり」が関係しており、状態によって温める・冷やすの使い分けがポイントです。

部位	主な原因	対処法
肘から下（前腕）	手首や指の使いすぎ、スマホ操作	前腕ストレッチ、温めて血流改善、痛みがあれば冷やす
肘から上（上腕）	肩や首のこり、姿勢の崩れ	肩甲骨ストレッチ、温めて緩める、痛みが強い場合は冷やす
共通	血流・神経の圧迫	姿勢を整える、水分補給、安静にする