足が冷たいと気になって仕方がないですよね。
とは言え何をやってもなかなか温まらないのでツラいものです。
そこで今回は「足の冷え性の治し方」についてご紹介します。
わかりやすく簡単にまとめたので、ぜひ参考にしてみて下さい。
【整体師監修】足の冷え性の原因と改善方法|末端が冷たい人におすすめの対策まとめ
足の冷え性とは?なぜ女性に多いの?
「靴下を履いているのに足が冷たい」「寝るときに足が冷えてなかなか眠れない」
そんな悩みを抱えている方、多いのではないでしょうか。
足の冷え性とは、全身の体温はそこまで低くないのに、足先(末端)がいつも冷たく感じる状態のことをいいます。
特に女性に多く見られ、筋肉量が少ないことやホルモンバランスの影響で血流が悪くなりやすいのが原因のひとつです。
とは言え、男性でもデスクワーク中心の方や、運動不足の方に多く見られるので「女性だけの悩み」とは限りません。
足の冷え性の主な原因
冷え性と一言でいっても、原因はさまざまです。
ここでは代表的な4つを見ていきましょう。
血行不良によるもの
長時間のデスクワークや立ちっぱなしの仕事、または姿勢の悪さが続くと、血流が滞りやすくなります。
特にふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と呼ばれ、血液を心臓に押し戻すポンプの役割をしています。
この部分の動きが悪いと、足先の血液がうまく循環せず、冷えを感じやすくなります。
自律神経の乱れ
ストレスや不規則な生活、冷暖房の使いすぎなどで自律神経が乱れると、血管の収縮がコントロールできなくなり、手足の末端が冷えやすくなります。
寝不足や過労が続いている人は特に注意が必要です。
筋肉量の低下
筋肉は「熱をつくる場所」でもあります。
加齢や運動不足で下半身の筋肉量が減ると、体が温まりにくくなります。
特に、ふくらはぎ・太もも・お尻の筋肉が弱ると冷えが進行しやすいです。
服装や環境の影響
締め付けの強い靴下やストッキング、冷たい床、薄着なども冷えの大きな原因。
無意識のうちに足の血流を妨げていることもあります。
足の冷え性を改善する5つの対策
冷え性の改善には、日常の小さな習慣を見直すことが大切です。
今日からできる簡単な対策を5つご紹介します。
① 湯船につかって体を芯から温める
シャワーだけで済ませる方も多いですが、冷え性の人は湯船でしっかり温まることが大切です。
目安は38〜40℃のお湯に15分ほど。
体の深部温度が上がることで血流が改善し、足先までポカポカしてきます。
② 足を動かすストレッチ・運動
日常で意識したいのは「太もも・ふくらはぎを使うこと」。
太ももやふくらはぎには大きな筋肉があるので、動かすことで足全体の血流が良くなります。
ストレッチや足首まわし、軽いウォーキングなどで血流を促しましょう。
整体・カイロプラクティックの視点では、骨盤の歪みや姿勢の乱れも冷えの原因になります。
骨盤の位置が整うことで下半身の循環がスムーズになり、足の冷たさが和らぐ方も多いです。
③ 衣類・靴下の見直し
「靴下を重ね履きすればいい」と思われがちですが、実は締め付けで血行が悪くなることも。
おすすめはレッグウォーマーやゆるめの靴下で足首を冷やさないこと。
寝る前に“ふくらはぎから足首をやさしくさする”のも◎です。
④ 食事で体を温める
体を温める食材を積極的に取りましょう。
しょうが、にんじん、かぼちゃ、味噌汁などの温かい汁物は効果的。
また、鉄分(レバー・ひじき)やたんぱく質(肉・魚・豆腐)を意識して摂ると、血をつくる力が高まります。
⑤ 就寝前の冷え対策
足が冷たいまま布団に入ると、眠りが浅くなりがちです。
寝る前に足湯を5分ほど行う、または湯たんぽを使って布団内を温めておくのもおすすめ。
お風呂上がりのストレッチで血流を良くしてから寝ると、さらに効果的です。
整体・カイロプラクティックでできる冷え性改善
体を温めてもなかなか改善しない場合は、体のバランスの崩れが関係していることもあります。
カイロプラクティックでは、骨盤や股関節のゆがみ、背骨の硬さなどを整えることで、血流や神経の流れを改善していきます。
特に骨盤のゆがみを整えると、足の血流が良くなり「施術後に足が温かくなった」という方も多いです。
根本的な冷え対策をしたい方は、整体やカイロのケアを取り入れるのも良い選択です。
冷え性セルフチェックリスト
あなたの冷え性度をチェックしてみましょう。
3つ以上当てはまる方は、末端冷え性の可能性が高いです。
| チェック項目 | YES/NO |
|---|---|
| 手足が常に冷たい | |
| お風呂で温まってもすぐ冷える | |
| 夏でも靴下が欠かせない | |
| 朝起きた時に足が冷たい | |
| むくみやすい・疲れやすい |
もし当てはまる項目が多い場合は、体の巡りが滞っているサインです。
放置せず、生活習慣や姿勢の見直しをしていきましょう。
よくある冷え性対策の間違い
意外と多いのが、頑張っているのに逆効果になっているパターン。
よくあるNG習慣をチェックしてみましょう。
-
靴下を何枚も重ね履きして血行を悪くしている
-
カイロを直接肌に貼って低温やけど
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冷たい飲み物やサラダ中心の食事で体を内側から冷やしている
「温める=外から温める」だけでは不十分です。
体の中から温める習慣を取り入れることが、根本改善のポイントです。
冷え性を放っておくとどうなる?
軽く見られがちな冷え性ですが、放っておくとさまざまな不調につながることもあります。
-
不眠・寝つきが悪くなる
-
肩こり・頭痛が増える
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生理痛やむくみが悪化
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免疫力が下がり、風邪をひきやすくなる
体が冷えるということは、血の巡りが悪いということ。
冷えは「不調のサイン」と捉え、早めのケアが大切です。
まとめ
🔹足の冷え性まとめ表
| 原因 | 主な改善ポイント |
|---|---|
| 血行不良 | 運動・ストレッチ・入浴 |
| 自律神経の乱れ | 睡眠・リラックス・ストレス対策 |
| 筋肉量の低下 | 下半身の筋トレ・姿勢改善 |
| 服装・環境 | 締め付けない衣類・温かい靴下 |
足の冷え性は、単なる「寒さ」だけでなく、体の内側の不調サインでもあります。
毎日の生活の中で少しずつ整えていけば、冷えは確実に改善していきます。
しっかり温めて、動かして、整えて。
今年の冬は、足元から“ぽかぽか習慣”を始めてみましょう。
当院は大阪府八尾市を中心に、カイロプラクティックの出張整体をしています。
肩こり、腰痛だけでなく、冷え性でお悩みの方にも多くご利用頂いています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
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