雨の時や、風が強い時、台風の時など頭痛になったり古傷が痛んだり、眠気を感じたりする方がいます。迷信だと言われることもありますが、天気と体調の変化の関係は昔から知られていることで、これは『気圧の変化による自律神経の乱れ』が原因とされています。
低気圧が近づくと頭痛になる理由
低気圧が近づくと自分の周りの気圧が乱高下し自律神経が乱れます。普段生活していて意識的に気圧の変化を感じ取ることはありませんが、人間の身体はとても敏感で、少しの気圧の変化も感じ取り身体へ影響が出ます。これを『低気圧痛』『天気痛』と呼びます。
飛行機に乗った時や、山に登ったりした時をイメージすればわかりやすいですね。
低気圧痛にはどんな症状があるの?
低気圧の影響で身体へはさまざまな影響が出ます。
- 頭痛
- 眠気
- 下痢
- ダルさ
- 食欲不振
- 関節の痛み
- 古傷の痛み
- 肩こり、腰痛
- めまい、耳鳴り など
頭痛や眠気は有名ですが、昔ケガをした古傷が痛んだり、食欲がなくなったりも低気圧が影響しているんですね。
低気圧痛を感じる人と感じない人との違い
約5人に1人が低気圧痛を感じると言われています。普段から自律神経が乱れやすい人は低気圧痛を感じやすく、これら人の多くに共通するのは『姿勢が悪く骨格が歪んでいる』ということです。骨格が歪んでいると骨の周りにある神経が圧迫され神経の通りが悪くなります。その為、普段から姿勢が悪く骨格が歪んでいる人は、少しの神経の乱れに耐えられず身体に痛みやダルさが出てしまいます。
改善するには
自律神経の流れを良くするには次のことが効果的です
- 適度な運動
- バランスの摂れた食事
- 湯船にゆっくり浸かる
- 睡眠環境を整える
またカイロプラクティックの施術は骨格の歪みをケアします。自律神経の乱れを整え、低気圧に負けない強い身体作りを目指しましょう。