五大栄養素のうちほとんどの日本人はカルシウム(ミネラル分)が圧倒的に不足していると言われています。カルシウムが不足するとどうなるの?1日の適切な摂取量は?など気になるカルシウムの話を深堀していきましょう。
日本人は圧倒的にカルシウム不足
自ら積極的に取らないと不足してしまうのがカルシウム。1日に必要な摂取量は約600~800㎎とされており、これを実際の食品量で見てみると
- 牛乳6杯分(1杯120㎖)
- チーズ5切れ分(150g)
- 豆腐4丁分
- ししゃも10匹分
となります。1日だけならまだしもこれを毎日続けるとなるとかなり大変ですよね、、、
カルシウムが不足するとどうなる?
カルシウムが不足すると身体に出る悪影響はこちらです。
- 骨、歯が弱くなる
- 筋肉の痙攣
- イライラ
- うつ病
- 高血圧
- 動脈硬化
- 骨粗鬆症 など
また50歳を境に骨密度は低下することがわかっており、特に閉経後の女性は女性ホルモンの低下も相まって、骨量は急降下してしまうので若い頃からのカルシウムの摂取は必須と言えます。
骨や歯だけじゃないカルシウムの働き
カルシウムは“骨や歯に大事”ということは有名ですが
- 筋肉の収縮
- 神経の興奮の抑制
- 細胞の分裂
- 血液の凝固作用 など
健康的な生活を送るためにとても大切な役割を担っています。“イライラしたらカルシウム不足”とよく聞きますがこれも本当で、イライラしやすい人は積極的に摂取していきたいですね。
カルシウムと一緒にビタミンd
カルシウムが大切なことはわかりましたが、カルシウムだけを摂取するのは効果が弱くなってしまいます。ビタミンdを併せて摂ることでカルシウムの吸収率を高めることがわかっており効率的です。ビタミンdを豊富に含む食材はきのこ類や海藻類などがあり、太陽の光を浴びることもビタミンdを生成する作用があります。
当院ではそんなカルシウムとビタミンdを手軽に摂取できるサプリのご用意もありますので気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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