肩が前に出て背中が丸まってしまう『巻き肩』。巻き肩の人は姿勢が悪く見えるだけでなく、身体にも様々な悪影響が出てしまいます。何が巻き肩には影響しているのか。改善するにはどのようにすればいいのか。見ていきましょう。
巻き肩の人はよく腕を組む!?
何か考え事をしている時やボーッとしている時など無意識に腕を組んでしまっていませんか!?無意識によく腕を組んでしまう人は『巻き肩』かもしれません。腕を組むのは心理的な部分もあると言われていますが、普段から姿勢が悪く肩が前に出ている『巻き肩』の人は『肩から下の腕』も前に出ているため、“常に腕が組みやすい状態”にあります。このことから『腕をよく組む人=巻き肩』と言えそうですね。
巻き肩の原因
巻き肩は何よりも『姿勢の悪さ』が大きな要因です。スマホ、パソコンを見る時の姿勢を始め、何か作業をする際に長時間肩や首が前に出る姿勢が続くと巻き肩になってしまいます。鏡で姿勢を横から見たときに、“耳の位置が肩の上にあるのが正常”です。“耳が肩より前に出ている人は巻き肩”と言えます。
巻き肩による悪影響
巻き肩の人が身体に現れる症状はこちらです。
- 肩こり、背中痛
- 首こり、頭痛
- 呼吸が浅くなる
- 代謝の低下
- 疲れやすくなる
- 自律神経の乱れ など
巻き肩になると筋肉の収縮により『肩や首がこりやすく』胸の筋肉も萎縮しがちなので『呼吸が浅く』なってしまいます。呼吸が浅くなると『代謝の低下』や『疲れやすさ』を引きおこし『自律神経失調症』などの原因となることもあります。
巻き肩の改善策は?
『姿勢を正す』
“骨盤を立て、胸を張り、肩甲骨を寄せる”イメージで姿勢をキープしてみましょう。巻き肩の人は長年の癖もあり最初は窮屈で苦しいと感じと思いますが、正しい姿勢を身体に覚えさせましょう。
『長時間同じ姿勢をしない』
長時間同じ姿勢を続けないように20分~30分に一度は伸びやストレッチをしましょう。こうすることで筋肉の硬直が和らぎ身体への負担も軽減されます。
『パソコンの画面位置を上げる』
パソコン作業をしている人は画面の位置を目線の高さに上げることも有効です。画面の位置が目線より下にあると、どうしても首肩が前に出てしまい巻き肩になりがちです。目線の高さを合わせることで巻き肩のリスクは軽減できます。
カイロプラクティックは骨格ケア
当院の施術は巻き肩の方のケアはもちろん、普段の私生活で巻き肩などの悪姿勢にならないようなアドバイスやサポートもしておりますので気になった方はお気軽にご連絡ください。
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