“代謝UP”や“体温を上げよう”とよく耳にしますが、体温を上げることで身体にはどのような影響があるのでしょうか?
体温を上げる方法は?
逆に下がるとどうなる?
など詳しく見ていきましょう。
体温を1℃上げると起こる良いこと
体温をたった1℃上げるだけで、身体には様々な良いことが起こります。
まずどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
- 代謝UP
- 免疫力UP
- コリの解消
- 骨粗鬆症予防
- アンチエイジング
- 腸内環境が良くなる
- 太りにくく痩せやすい体質になる
この他にも冷え症改善や、むくみの解消、ストレスの軽減、不眠症の改善など、身体にとってたくさんのメリットがあります。
昔に比べ体温は下がってる
日本人の現在の平均体温は36.14℃、約50年前は36.89℃となっており、昔に比べ平均体温が下がっていることがわかります。
これは50年前に比べ、スマホやパソコン、ゲーム、テレビなどの普及により、外出や運動する機会が減ったことや、悪姿勢による身体の不調などが主な原因として挙げられます。
海外と比較してもヨーロッパやアメリカなどは平均37℃近くあり、日本人の平熱がいかに低いかがわかります。
体温が下がると起こる悪影響
逆に体温が下がってしまうと起こる身体への悪影響はどのようなものがあるのでしょうか?
- 集中力の低下
- 思考力の低下
- 消化機能の低下
- むくみ、たるみ、しわ
- 病気にかかりやすくなる
- イライラ、不眠症、不安感
など体内機能の低下を始め、精神面にも影響が出てきてしまいます。
また、免疫システムが正常に働く体温は 36.5℃~37.1℃ だと言われており、平熱が36℃以下だと白血球の働きが30%もダウンしてしまい、病気や生活習慣病にかかりやすくなってしまいます。
体温を上げるには
日常生活の改善により平均体温を上げることはできます。
≪適度な運動・筋力UP≫
筋力を上げることで『基礎代謝』は上がり、効率的に体温を上げることができます。また筋力を上げることで『太りにくく痩せやすい体質』へと改善されていきます。
≪湯船につかる≫
湯船に5分~10分だけ浸かることで体温は上昇します。シャワーだけで済ませる方も多いですが、時間のある日は入浴するようにしましょう。
≪食事による体温UP≫
体温を上げる効果のある食事は、生姜、ネギ、にんにく、赤身肉、鶏肉、うなぎ、ナッツ類などまだまだたくさんあります。
『食事を摂る』という行為だけでも体温は上昇しますので、しっかりとバランスの良い食事を心がけたいですね。
また唐辛子は体温の上昇を持続させる働きがあるのでオススメです。
≪質の良い睡眠環境≫
柔らかいマットや枕など、身体に適していない寝具で寝ていると身体が歪み、代謝が落ち、体温は下がってしまいます。
睡眠は人生の1/3を占めておりとても大切なのでこだわっていきたいですね。
いかがでしょうか。
このように体温をたった1℃上げるだけで、メリットはたくさんあり健康的な身体へと近づきます。
当院の施術では、骨盤や背骨を始めとする骨格の歪みをケアし、体温を上げるお手伝いをします。
また体温を上げるための運動、食事、睡眠に関してのアドバイスもしていますのでお気軽にお問合せ下さい。