寝ているときに無意識にしている『寝返り』。
寝返りをすることは、人間の身体にとってとても大事なことですが、寝返りを打っていない人もいます。
無意識下でも寝返りを打つ理由とは？
寝返りを打たないとどうなる？
寝返りを打つ理由
人は睡眠中大人で20回以上、子供で30回以上寝返りをしています。
人が寝返りを打つのは『圧力のかかった身体をほぐしたり』『歪んだ骨盤や背骨を正す』目的があり、日中の疲れを取り、身体を健康にするためにはとても大事な行為です。
≪圧力のかかった身体をほぐす≫
人の身体は睡眠中にずっと同じ姿勢をしていると身体に圧力がかかります。
身体に圧力がかかり続けると筋肉が硬くなったり、血流が悪くなったりするため、無意識に体位を変え筋肉をほぐすことで、血流の流れを良くしています。
≪歪んだ骨盤や背骨を正す≫
人は日中の座り姿勢や立ち姿勢などにより歪んでしまった『骨の歪み』は寝返りを打つことで正しています。
睡眠マットの上でコロコロと寝返りを打つことで、無意識下でも骨の歪みを取り身体を修復しています。
寝返りを打てない原因
寝返りを打つことで無意識下でも健康になろうとしているのはわかりましたが、中には『寝返りを打っていない人』もいます。
寝返りを打っていない原因の多くは『身体の異常』と『マットの問題』が挙げられます。
身体にケガや痛みなどがあり、寝返りを打つ度に痛みが出てしまう場合は、寝返りを打つ回数が減ってしまいます。
また、睡眠マットが“柔らかすぎる”と身体が沈みこんでしまい、うまく寝返りを打つことができません。
寝返りが打てないことによる身体への影響
寝返りを打てないと身体には様々な悪影響が起こってしまいます。
- 腰痛
- 頭痛
- 肩こり
- 冷え症
- むくみ
- 血行不良
- 骨盤の歪み
- 自律神経の乱れ
など、疲れや歪みを回復するための睡眠の時間にも身体に負担がかかり続けてしまい、身体へ悪影響が出てしまいます。
寝返りを打てるようにするには
無意識下でも自然と寝返りを打てるようにするには、寝具の見直しが必要となります。
先に挙げたように“柔らかいマット”で寝ていると上手く寝返りが打てないので、ある程度硬さがあり、身体を支えてくれるものが必要です。
睡眠マットが身体に合っていないと、睡眠時も身体に負担をかけ続けることになってしまいますので、この機会に見直しましょう。
当院ではカイロプラクティックの施術だけでなく、こういった私生活でも役に立つ健康情報もアドバイスしております。
また睡眠に最適なマットや枕などの取り扱いもございますので、気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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