ヘルニアとは?腰になるイメージだけど、首にもなる?どんな人がなりやすいのか、なってしまったら治ることはないのか。など詳しく見ていきましょう。
ヘルニアとは
『ヘルニア』とは、身体の一部があるべき場所から出てしまっている状態を言います。よく『椎間板ヘルニア』は聞きますが、腸の一部が出てしまう『脱腸』も『鼠径部ヘルニア』と言われヘルニアの一種です。
椎間板ヘルニア
『椎間板ヘルニア』は文字通り、骨と骨の間にある椎間板の一部が飛び出してしまっている状態で、骨のすぐ近くを通る神経を圧迫するなどをし、痛みとなって出てしまいます。椎間板ヘルニアは『腰』になるイメージがありますが、椎間板がある場所どこにでも起こる可能性があり、首や背中でもなる可能性があります。
椎間板ヘルニアの原因
骨と骨の間にある椎間板により強い衝撃や圧力が掛かることで、椎間板が飛び出してしまいます。要因となる主な行動はこちらです。
- 喫煙
- 重労働
- 車の運転
- 中腰の姿勢
- 長時間座り姿勢
など長時間、負荷がかかり続けたり、重いものを思ったりするなど、椎間板に圧力が掛かるとヘルニアを引き起こしてしまいます。また喫煙者は血行が悪くなり、ヘルニアになる可能性が3~4倍上がると言われています。
椎間板ヘルニアは治る?
“一度椎間板ヘルニアになると治らない”と言うことをよく耳にしますが、そんなことはなく椎間板ヘルニアになっても自然に治るケースはあります。人間にはマクロファージと呼ばれる『貪食細胞』がおり、このマクロファージは死んだ細胞や侵入してきた細菌などの異物を食べていきます。ヘルニアになってしまい椎間板が飛び出した時も、このマクロファージが異物と認識し食べ、自然とヘルニアがなくなるということが起こります。ただ全てのヘルニアが自然と治るというわけではありませんので、ヘルニアになったらしっかりと治療しましょう。
椎間板のケアは?
椎間板ヘルニアにならないための予防は普段の姿勢を良くすることです。普段から姿勢が悪ければ骨が歪み、椎間板にも負荷がかかりやすくなってしまうので、日常から良い姿勢を意識して過ごしましょう。また、椎間板はゼリー状のコラーゲンなどからできている線維軟骨ですので、コラーゲンやコンドロイチンなどをの栄養をしっかりと摂るようにしましょう。
当院のカイロプラクティックの施術は、椎間板ヘルニアのケアや、コンドロイチン成分を手軽に摂取できるサプリのご用意もありますので、気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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