睡眠においてとても大切な『睡眠環境』。
人生の1/3を睡眠の時間であることを考えると、健康のためには何よりもこだわりたいところですよね。
睡眠に最適な部屋作りとは?
睡眠の中でも『寝室の環境』について深掘りしていきましょう。
睡眠の質を高める部屋作りとは
『睡眠の質』は寝室の環境を整えることで高めることができます。
いくら疲れていたとしても、寝室の環境が悪ければ寝つきが悪かったり、途中で目が覚めてしまったりと、せっかくの大切な睡眠時に疲れを回復することができなくなってしまいます。
睡眠に適した環境は次の通りです。
- 寝室の温度を下げる
- 掛け布団を重くする
- 部屋の換気をする
- 豆電球をつける
- 睡眠時以外ベッドに寝ない
これらの環境を変えれば、より良い睡眠環境を手に入れることができると言われています。
一つずつ見ていきましょう。
寝室の温度を下げる
夏はエアコンを我慢したり、冬は暖房で暖めたりと『部屋を暖めると睡眠の質が下がる』ことがわかっています。
人は睡眠に入る前は体温が下がることがわかっており、最適な温度は約18℃と言われています。
眠れない時は意図的に部屋の温度を下げることで、身体が睡眠モードに入り眠りやすくなると言われています。
掛け布団を重くする
軽いふわふわの羽毛布団の方が気持ちよく眠れそうなイメージがありますが、重い掛布団にすることで睡眠の質が上がるというデータがあります。
重い掛け布団を掛けることで、身体が心地よく圧迫され、身体がマッサージと同じような効果を感じ、リラックスモードである副交感神経が優位に働くとされています。
人は身体に適度な圧力が掛かると、ストレスホルモンである『コルチゾール』が低下し、幸せホルモンである『セロトニン』が増加することもわかっています。
部屋の換気をする
エアコンをつけるために『部屋の換気』を行わない人も多いと思いますが、換気をしないことで睡眠の質が低下しているかもしれません。
部屋の換気をしないと『二酸化炭素濃度』が高まってしまい睡眠の質が低下してしまいます。
睡眠前に5分~10分程度換気をするだけで、睡眠の質は向上し、翌日の気分や集中力も上がることがわかっています。
豆電球をつける
睡眠時は豆電球ほどの『ほんのり明るい』光で寝ることが良いとされています。
光が明るすぎると身体が睡眠モードに移行しづらく、逆に暗すぎると『本能的に不安』な状態になってしまいます。
豆電球ほどのほんのり明るい光にすることで、睡眠の質は高まっていきます。
睡眠時以外ベッドに寝ない
寝るとき以外にもベッドの上が快適だからと、本を読んだりスマホを触ったりとする人も多いですが、日中にもベッドの上で過ごしてしまうと身体が『ベッドの上=活動する場所』と勘違いしてしまい、いざ寝るときになっても睡眠に入りにくくなってしまいます。
寝るとき以外はベッドを使わず『ベッドは身体を休める場所』と認識させることで睡眠の質は高まります。
睡眠の質が高まることで日中の疲れをしっかりと取ることができ、日中にも高いパフォーマンスで活動することができます。
どれも簡単なことですので、できていないところは改善し『睡眠の質を高める部屋作り』をしていきましょう。
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