あなたは古傷の痛みを感じますか?雨の日になぜかズキズキと痛む古傷。
そこで今回は「古傷が痛むのはなぜか」についてまとめています。
原因と治し方についてもご紹介しますので、ぜひ本記事をお読みください。
古傷が痛むのはなぜ?【理由や治し方は】
「古傷の痛み」とは、昔にした大きなケガが治っていても、痛みやだるさを感じることを言います。
実際に多くの人が経験しており、
- 足首・手首
- 首回り
- 腰
- 肩・ひじ
など、関節に症状が出やすいとされています。
表面上は治っているように見えても、昔ケガした場所が痛んだり、重くなったりということはあります。たまに迷信だと言うことを耳にしますが、ちゃんと原因があることがわかっています。
では、どんなことが原因で古傷が痛むのでしょうか?
古傷が痛む原因
古傷の原因の多くは「自律神経の乱れ」や「血行不良」とされています。
すっかり完治したと思われる場所でも、「ただ痛みが引いただけ」で根本的に治っていない場合があります。また、完治したとしても、患部周りの組織は「また同じ場所のケガをしないように」と敏感になっています。
そのため、自律神経の乱れなどに敏感で、古傷の痛みを感じやすいとされています。では、具体的に自律神経が乱れると、体ではどのような変化が起こり、痛みとして出るのでしょうか?
自律神経が乱れるとなぜ痛む?
自律神経とは、体の中にうじゃじゃと張り巡らされている、「人の意志ではコントロールできない神経」のことです。
「交感神経」と「副交感神経」の二つがあり、
- 交感神経→活動時に働く神経(日中など)
- 副交感神経→リラックス時に働く神経(就寝時など)
どれぞれこのような役割があります。この二つの神経のバランスが50:50になっていることが理想とされています。
この自律神経は敏感なので、次のような時に乱れやすいとされています。
- 雨の日・風の日
- 季節の変わり目
- 寒暖差が大きい時
- 大きな音や強い光
- 飛行機に乗った時
- ストレスがかかった時
- 睡眠不足の時
例えば「交感神経が活発な時」は、血管が収縮し古傷周りの神経が刺激され、痛みが出やすいとされています。
また、冬の寒さなどで代謝が落ちると「血行不良」になり痛みとして出る場合もあります。
どちらにしても過去にケガした箇所が、根本的に治っていなかったり、敏感になっているため痛みとして出るというのが、古傷が痛むメカニズムです。
古傷の痛み治し方は?
古傷の痛みの治し方として挙げられるものは次の通りです。
- 自律神経を整える
- 古傷周りのマッサージ・ストレッチ
- 古傷周りの筋トレ
- 適度な運動
- バランスの取れた食事
- 質の良い睡眠
また、自分ではどうしようもない時は、カイロプラクティックや整体などの専門院に行き診てもらいましょう。
古傷の痛みまとめ
今回は「古傷の痛み」についてご紹介しました。
まとめると
- 古傷の痛みとは昔ケガした場所が月日が経っても痛むこと
- 古傷の痛みの多くは関節周りに起こりやすい
- 古傷が痛む原因は自律神経の乱れや血行不良など
- 治すにはマッサージ・ストレッチ・自律神経を整えるなど
- 自分でどうしようもなければ専門院で診てもらおう
「痛みが引いた=治った」というわけではありません。
放置していると将来動きが悪くなり、日常生活に影響が出てくるためケアするようにしましょう。
当院は八尾、東大阪を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。
肩こり、腰痛を始めお身体のお悩みがある方は、お気軽にご予約下さい。
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