『まごわやさしい』という言葉を知っていますか?
これは食事をする上で身体にとって良いものの頭文字を並べたものです。
健康に良い「まごわやさしい」とは?和食は理にかなっている?
など食事の際に摂るべき食材を深掘り。
「まごわやさしい」とは?
『まごわやさしい』とは、食事をする際に取り入れることで健康になれる食材の頭文字の語呂合わせです。
具体的にどんな食材の頭文字なのでしょうか?
- ま→豆類
- ご→ごま
- わ→わかめ、海藻類
- や→野菜
- さ→魚
- し→しいたけ、きのこ類
- い→芋類
並べてみてみると、簡単に手に入るものばかりですが、意外と取れていないものでもありますよね。
この7種類の食材を食事にしっかりと取り入れることで、バランスの取れた栄養を摂取することができます。
和食は理にかなっている?
『まごはやさしい』は和食の基本と言われていますが、昔ながらの『和食』はとても理にかなっていて身体にとても良いものばかりです。
よく『五大栄養素』と聞きますが、約40種類もある栄養素の中でも特に大事な『5つ』の栄養素です。
和食にはこの五大栄養素がしっかりと含まれており、バランスよく食事を取ることができ様々な健康効果が期待できます。
和食による健康効果
現代は欧米食が主流でパンやハンバーガー、フライドチキンなど高糖質、高脂質のものが多いですが、昔ながらの和食を取ることで糖尿病や高血圧などの『生活習慣病のリスクを減らす』ことができます。
また、腸内環境を整えたり、コレステロール値の減少、免疫力UP、代謝UP、ストレス軽減など様々な健康効果があります。
和食の弱点
とは言え和食も完璧ではなく弱点もあります。
まず塩分の多さが挙げられます。味噌や醤油などには食塩が多く使われており、塩分過多になりがちですのでこちらは摂りすぎないように注意することが大切です。
そして日本食にはカルシウムが少なく、魚や野菜にもカルシウムが含まれていますが充分ではなく、1日の必要量を摂取するには牛乳などの乳製品を積極的に取る必要があります。
和食と欧米食の良いところ取りをして日々の食事に活かしていきましょう。
身体に良く健康的な食材である『まごわやさしい』そして『和食』。
和食は『ユネスコ無形文化遺産』に登録されるほど素晴らしいものですので、身体の為にも積極的に食べるようにしましょう。
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