“辛いものが好き”と言う方も多くいますが、辛いものは実際のところ健康効果があるのでしょうか?
身体へのメリットデメリットやダイエット効果は?夏に辛いものを食べたくなる理由は?
など「辛いものの健康効果」について深掘りしていきます。
辛いものを食べる健康効果は⁉
“汗をかいてスッキリしたい”“ダイエット効果がある”など辛いものを食べる理由はいろいろありますが、辛いものを食べることで身体にはどのような健康効果があるのでしょうか?
辛いものによるメリットはこちらです。
- 血行促進
- 代謝UP
- 冷え性改善
- 疲労回復
- 食欲増進
辛いものに含まれる「カプサイシン」には血行を促進する作用があります。
血行が良くなると冷え性の改善や代謝UP、また老廃物を流してくれるので、疲労回復やダイエット効果もあります。
さらにほどよく「胃を刺激」してくれるので、食欲を増進してくれる作用もあります。
良いことばかりのように見えますがデメリットもあり取りすぎには注意です。
辛いものによるデメリット
辛い物はあくまでも「少量」「ほどよく」食べるのが身体には良く、健康効果があるからと言っても取りすぎには注意が必要です。
辛いものを食べすぎると起こるデメリットはこちらです。
- 胃や内臓機能の低下
- 下痢
- 息切れ
- 動悸
- だるさ
- 胸やけ
- 吐き気
- 食欲不振
辛いものは「刺激物」ですので、多くの量を取りすぎると胃を始め内臓機能を低下させてしまいます。
そのため下痢や吐き気、食欲不振につながってしまいます。
また普段から代謝が悪い人が大量の辛い物を食べてしまうと心臓など内臓に負担がかかりすぎてしまいます。
身体が代謝についていけず、動悸や息切れ、だるくなったり、中には意識を失う人もいるので注意が必要です。
辛いものが食べたくなる理由
夏など辛い物を食べたくなりますがではなぜ人は辛いものを無性に食べたくなるのでしょうか?
≪アドレナリンの作用≫
辛いものを食べると脳内に「アドレナリン」というホルモンが分泌されます。
よくスポーツをしている時に聞くアドレナリンですが、辛いものを食べている時も同様に分泌されます。
アドレナリンが出ると脳や身体が興奮状態になり、また何度もその興奮状態を味わいたくなり辛いものを求めてしまいます。
≪エンドルフィンの作用≫
辛いものに含まれる「エンドルフィン」には、鎮痛効果や幸福感を感じる作用があります。
鎮痛効果は「モルヒネ」よりも数倍の効果があるとされ、“辛いものを食べると痛みが軽減した気がする”というのはこのエンドルフィンによる作用です。
また、辛いものを食べた後に“幸福感”や“スッキリ”した気持ちを感じるのもエンドルフィンの効果で、これは運動をしたとき、褒められた時、笑った時、恋愛をしている時などにも同様に分泌され、“またこの気持ちを味わいたい”と感じるため、何度も辛いものを食べたくなるのです。
まとめ
辛い物のメリットやデメリット、何度も食べたくなる理由について深掘りしていきました。
健康効果があるのは「ほどよく」食べた時で、摂取量が多くなってしまうと逆に健康を害することがありますので注意が必要です。
何度も食べたくなってしまう作用もあるので、辛い物の罠に引っかからず、食べる量には注意して楽しむようにしましょう。
当院ではカイロプラクティックの施術だけでなく、このような日常生活の健康における豆知識もお伝えしておりますので、お身体のお悩みがある方はお気軽にご予約下さい。
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