毎日何時間眠っていますか?
ちゃんと眠れていると思っていても実は足りていないかも?
睡眠不足の人に起こるサインとは?睡眠不足を取り返すには?
など自分では意外と気づいていない睡眠不足について深掘りしていきましょう。
6時間睡眠は寝不足⁉
個人差があると言えど、日本人の多くの人は睡眠不足と言われています。
平均の睡眠時間は諸外国の平均8時間に比べ、「日本は7時間22分」と先進国の中ではワースト1位となっています。
“7時間眠れているなら充分なのでは?”と思いますが、これは日本人全体の割合が多いだけで、40代~50代では特に眠れておらず、睡眠時間が足りていないという結果が出ています。
40代50代は圧倒的に眠れていない
厚生労働省の調査によると「40代~50代の約5割が6時間以下の睡眠」という結果が出ています。
体力の低下してくる40代50代の人はしっかりと睡眠時間を確保したいところですが、仕事や家事、育児などでなかなか睡眠時間が取れていないというのが現状です。
この世代の理想の睡眠時間は6時間~8時間とされており、実際に「睡眠を充分に取れているか?」の質問に対して“あまり取れていない”と答えた人の割合も40代が「30.9%」と不眠を実感している人の数が多くなっています。
睡眠不足だとパフォーマンスが下がる
睡眠不足だと「集中力が落ちたり」「パフォーマンスが下がる」ことは何となくイメージが付くと思います。
これは睡眠不足を実感している人だけでなく、“自分は睡眠不足ではない”と思っている6時間以下の睡眠の人でも、確実にパフォーマンスが低下することが複数の研究で明らかになっています。
身体は正直で、気持ちだけではどうにもできない部分があるということですね。
では具体的な睡眠不足のサインとはどのようなものがあるのでしょうか?
睡眠不足のサイン
睡眠不足になっても「何となく身体がだるい」「ボーっとする」ということがあるだけで、自分が実際に睡眠不足かどうかわかりにくいですよね。
睡眠不足であるサインはこちらです。
- 5分以内に寝落ちする
- ふとしたときに眠くなる(マイクロスリープ)
- 午前中に眠くなる
- 休日にいつもより2時間以上多く寝る
- 普段より多く糖質を食べたくなる
これらは「睡眠不足の人特有」の症状で、普段の睡眠が足りていないのが原因で、身体が一種の「防衛反応」を起こしたものと言えます。
5分以内の寝落ちなど一見ちゃんと眠れているように思いますが、これは気絶しているのと同じで、脳が身体を守るために「シャットダウン」している状態と言えます。
“自分は大丈夫”と思っていてもこれらの症状がある人は睡眠不足の可能性がありますので注意したいですね。
理想の睡眠時間は?
成人の理想の睡眠時間は6~8時間とされています。
もちろんこれにも個人差があり、中には5時間以下で日常生活に何の問題もない「ショートスリーパー」の人や、逆に10時間以上眠る「ロングスリーパー」の人もいますがこの数は一握りで、これは「遺伝子レベル」で決まっているものですので、後天的に変えることはできません。
日本人のほとんどの人が6~8時間程度の睡眠時間を取らないと日常生活に支障をきたすことになってしまいますので、睡眠にはよりこだわりを持って過ごしていきたいですね。
睡眠時間や寝不足のサインについて深掘りしていきました。
睡眠は健康においてとても大切な要素ですので睡眠時間が足りていない人は改善していきましょう。
当院ではカイロプラクティックの施術により、寝不足や不眠症の改善をはじめ、睡眠に最適な寝具の取り扱いもありますので、気になった方はお気軽にお問合せください。
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