【睡眠】休日の寝だめは意味がない⁉平日の寝不足を解消する方法は?

寝だめ

平日にしっかりと睡眠できなかった分を“休日に一気に返そう”と、普段よりも長く寝てしまう人も多いと思いますが、これは身体には良いのでしょうか?

休日の寝だめは時差ボケを招いてしまう?

日本にいながらにして起こる「社会的時差ボケ」とは?

【睡眠】休日の寝だめは意味がない⁉

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普段の睡眠不足は“休日にたくさん寝て返したい”という方も多いですが、「日頃の睡眠不足は一気に寝て返すことはできない」とされています。

 

人には体内時計が存在し、24時間の中で睡眠と覚醒のリズムがあります。

 

この体内時計を目安に、体温調整や自律神経のバランス、ホルモンの分泌などが行われています。

 

しかし休日に平日よりも長く寝ることでそのリズムが乱れてしまい、「時差ボケ」と同じような状態になってしまいます。

 

これは「ソーシャルジェットラグ=社会的時差ボケ」と呼ばれています。

休日に2時間以上多く寝る人は睡眠不足

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休日に普段より2時間以上多く寝てしまう人は「睡眠不足」のサインが出ていると言えます。

 

特に寝不足を感じていない人は、普段と変わらずスッキリと起きれますし、睡眠のリズムは変わりません。

 

休日に多く寝てしまうことが結果的に「社会的時差ボケ」の原因となってしまい、回復するどころかむしろ身体がだるくなり、パフォーマンスの低下を招いてしまいます。

 

社会的時差ボケになりやすい人は『夜型タイプ』の人に多いとされ、夜遅くまでスマホを触ったり、趣味の時間に費やす人に多い傾向があります。

客室乗務員は脳が小さくなっている?

1年中常に時差ボケ状態にあり、体調管理がとても難しいとされている「国際線の客室乗務員」

 

この人たちを対象に行われた調査によると、脳の学習と記憶に関する部分が小さくなっているいうことがわかりました。

 

このことからも時差ボケによるストレスはとても大きいということがわかりますね。

 

これは深夜シフトで働いている人たちにも同じことが言え、変則的な時間で生活していると、ガンや糖尿病など生活習慣病のリスクが上がるとされています。

睡眠不足を返していく方法は?

寝だめ

休日に一気に寝ることが逆に身体にとって良くないのなら、どのようにして日頃の寝不足を解消すればよいのでしょうか?

 

睡眠不足を解消するには

  • 平日に寝る時間を30分~1時間早くする
  • 休日は平日と同じ時間に起きて、昼寝を1~2時間する

というのが効果的とされています。

 

こうすることで体内時計のリズムは保たれ身体への影響も少なく済むとされています。

 

また「日中に太陽光を浴びる」ということも乱れた体内時計のリズムをリセットしてくれ、睡眠時に必要な「メラトニン」の分泌を促してくれます。

 

夏の暑い時期に外に出たくない方や、紫外線によるシミが気になる方は、家の中でカーテン越しでも効果はあるとされているので、意識的に太陽光を浴びるようにしましょう。

まとめ

筋肉痛

普段なかなか睡眠時間が取れないと、休日に一気に寝て返したくなりますが、結果的に時差ボケを起こしてしまい身体には良くないことがわかりました。

 

休日も普段と変わらない時間に起き昼寝をする、平日に少しでいいからいつもより早く寝る、太陽光を浴びる、などで体内時計は整っていきますので、睡眠不足で悩んでいる人は意識して取り組んでいくようにしましょう。

 

 

当院ではカイロプラクティックの施術だけでなく、このような普段の生活で役立つ睡眠情報などもサポートしていますので、気になった方はお気軽にお問合せ下さい。

 

 

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八尾 カイロプラクティック

院長 池田 茂雄

大阪府八尾市出身 1987年6月28日生まれ

カイロプラクター資格

日本カイロプラクティック連合会

会員番号 1000038436

・八尾市にあるカイロプラクティック院での店舗施術を経験後独立

・現在は訪問整体カイロプラクターとして活動中