よく“イライラするのはカルシウム不足”と耳にしますが、本当なのかよくわかりませんよね。
イライラとカルシウムの関係性は?イライラの原因や解消法は?
などについて深掘りしていきましょう。
イライラの原因がカルシウム不足は本当⁉
“イライラするのはカルシウムが足りていないから”というのは本当なのでしょうか?
結論を言うと『カルシウム不足とイライラの関連性はありません』。
体内のカルシウムは不足しても、普段蓄えられている『骨』から血中に流れ出し、カルシウムの量を一定にしようとします。
そのためカルシウムが多少不足したからと言って、すぐに感情に影響があるということはありません。
それよりも貯蔵していた骨のカルシウム量が減ってしまい、骨粗しょう症の原因となってしまうのでそちらの方が問題と言えます。
カルシウムでイライラを抑えることはできる
カルシウム不足がイライラの原因ではないということはわかりましたが、イライラした時にカルシウムを摂ることで『イライラを抑えることはできます』。
カルシウムには神経の興奮を抑える作用があるので、ストレスを感じた時にカルシウムを摂取することは有効と言えます。
カルシウムにこのような働きがあることからカルシウム不足=イライラと間違った情報が広まったのかもしれませんね。
イライラの原因は?
ではカルシウム不足が関係ないのなら「イライラの原因」は何なのでしょうか?
イライラするのは『自分の許容範囲を超えたから』と言えます。
不安になったり、ツラかったり、悲しかったりと「自分の耐えられる範囲外の精神的ストレス」がかかると人は怒りを感じてしまいます。
また、睡眠不足や自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れなどからもイライラを感じることがありますので、身体や精神的にストレスのかからない状態を作ることが大切です。
イライラしたときの解消法は?
イライラしたときの解消法は「リラックスをする」「笑う」などをし自律神経のバランスを整えることが大切です。
特に「副交感神経」を優位にすることが大切で、副交感神経はリラックスしている時に働く神経です。
この状態のときはストレスホルモンの分泌量が減り、イライラを緩和してくれます。
普段から「自律神経のバランスが乱れている人はイライラしやすい人」とも言えますので普段からケアすることが大切です。
このようにカルシウム不足とイライラの関係性について解説していきました。
直接的な関連はなかったとは言え、カルシウム不足になると身体には様々な悪影響が起こってしまいますので、積極的に摂っていきましょう。
当院ではカイロプラクティックの施術だけでなく、このような日常で役立つ健康知識もお伝えしておりますので、気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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