日常生活でよくボーっとしてしまったり、ふとした時に意識が飛んでいたりすることはありませんか?
それはもしかしたら「マイクロスリープ」かもしれません。
マイクロスリープってなに?
実は怖いその実態や対策とは?
【睡眠】一瞬気を失うマイクロスリープとは?
仕事中や運転中、テレビを見ている時、本を読んでいる時など
“気が付いたらボーっとしていた”
“一瞬意識が飛んでいた”
という経験はありませんか?
もしかしたらそれは「マイクロスリープ」をしていたかもしれません。
マイクロスリープとは「起きながらにしての脳が眠っている(寝ようとしている)状態」のことを言います。
ほんの数秒意識が飛んだり、無意識に何かをしていたりと小さなミスが起こりやすくなっている状態です。
次のような行動を実際に経験したことはないでしょうか?
マイクロスリープの症状とは?
多くの人が経験したことのあるマイクロスリープによる行動は次の通りです。
- パソコンによくわからない文字を打っていた
- ノートにぐちゃぐちゃの文字を書いていた
- キータッチミスを何回も繰り返す
- 読書やメールで同じ行を何回も読んでいた
- 運転中気が付いたらかなり距離が進んでいた
- 一瞬意識が飛んでいてガクッとなったことがある
- テレビや動画を見ているのに内容が頭に入っていない
- 人と話しているのに違うことを考えていた
など、誰でも一度は経験したことのあるようなことですよね。
2秒~5秒ほどの非常に短い睡眠のため、自覚がなかったり覚えてないケースもあります。
よく「寝ぼけていた」とか「集中できていなかった」とまとめられますが、もしかしたら普段ボーっとしてしまう症状は、「マイクロスリープ」が原因かもしれません。
マイクロスリープが起こる原因は?
マイクロスリープにより、一瞬意識が飛んだり覚えていなかったりするのは、脳に一種の「防衛反応」が起こりシャットダウンしている状態と言えます。
原因としては
- 疲れ
- 睡眠不足
- ストレス
- 薬の影響
- 時差ボケ
- 睡眠時無呼吸症候群
などが挙げられます。
身体に負荷がかかり、万全ではない不健康な状態だとマイクロスリープが起こりやすくなります。
日中に起こるマイクロスリープの回数は、普段しっかりと睡眠が取れている人に比べ、睡眠時間が短い人の方が圧倒的に多くなるというデータもあります。
日常生活でのストレスや睡眠環境などが影響していると言えますね。
マイクロスリープによる事故とは?
2017年3月に発生した長野県のヘリコプター事故の原因は、機長の“一瞬の眠気”が原因とされています。
その他にも眠気が原因となっている多くの事故が起こっており
“電車がホームを通り過ぎてしまった”
車の運転中ガードレールに突っ込んでしまった”
などのニュースはよく耳にしますよね。
これらはマイクロスリープが原因とされており、日常の小さなものだけでなく、このように大きな事故につながってしまうケースもあるので注意が必要です。
マイクロスリープの対策は?
対策としてはやはり、睡眠環境の改善やストレスのかかりにくい日常生活を行うなどが大切です。
日本人は他国と比べても睡眠時間が足りていませんし、平均労働時間が長い傾向にあります。
忙しい中でも睡眠を優先し時間を確保する、時間がないなら睡眠の質を高めるなどが大事となってきます。
仕事や日常生活でのパフォーマンスを上げるためにも今一度見直すようにしましょう。
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