よく噛んで食べるだけで痩せる?
何となくしている毎日の食事ですが、昔の人に比べて現代人は噛む回数が大幅に減っているとされています。
咀嚼をすることのメリットとは?
噛むと身体に起こる健康効果は?
よく噛んで食べるメリットは⁉
“よく噛んで食べなさい”“早食いは太る”とは昔から言われていることですがこれは正しくて、1度の食事で咀嚼回数が減ると太ることがわかっています。
食事は口にしてから満腹感を得られるまで「20分」かかるとされており、あまり噛まずにいると満腹中枢が刺激される前に次から次へと量を食べるようになってしまいます。
逆にしっかりと噛むことで、少ない食事量でも満腹中枢が刺激され太りにくくなります。
よく噛むメリット:血糖値の上昇を防ぐ
よく噛まずに早食いをすると、食べものに含まれる糖質がどんどんと吸収されるようになり血糖値が上昇してしまいます。
この血糖値の上昇を抑えるためにインスリンが多く分泌され、結果的に中性脂肪が増えてしまいます。
このインスリンは「肥満ホルモン」とも言われており、現代人に多いメタボリック症候群の要因となってしまいます。
弥生時代の人はよく噛んでいた?
現代人は弥生時代の人に比べて、1度の食事で噛む回数が『6分の1』に減ってるというデータがあります。
弥生時代の人は1食で3,990回も噛んでおり、それに対して現代人は620回しか噛んでいないそうです。
昔は魚や干物を食べる機会が多く噛む回数が自然と多くなっていました。
しかし現代ではパンや麺類など柔らかい食べ物が主流になっており噛む回数が減っています。
何回噛めばいい?
では1度の食事で何回噛めばいいのか気になりますが、厚生労働省によると「1口に30回噛む」ことが推奨されています。
30回噛むことで満腹中枢が刺激されやすくなり太りにくくなります。
また1回に口にする量も少なくすることで、食事全体での噛む回数も増え自然と食事量も減らすことができます。
飲み物も噛む?
飲み物も噛んで飲むことで効果があるとされています。
液体状のものでも噛んでから飲み込むことで、食後90分にわたりエネルギーの消費量が増えるということがわかっています。
これは噛まずに飲んだ場合と比べ2倍以上も増えており、かなり効果が高いことがわかります。飲み物でも一度口に含み噛んでから飲み込むことでダイエットに繋がりそうですね。
今回は“よく噛む”ことについて深掘りしていきました。
日々なんとなく食べている食事ですが、よく噛むだけでダイエット効果がありますので意識するようにしましょう。
当院ではカイロプラクティックの施術だけでなく、このような日常生活で役立つ健康情報もお伝えしておりますので、気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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