柔らかいマットレスは身体に負担をかけてしまう?
ふわふわと気持ちいいのは逆効果?
腰痛の原因?
など意外と知らない『柔らかいマットレス』が身体を痛めてしまう理由は?
【睡眠】柔らかいマットレスが腰痛になる理由
柔らかいマットレスは高級感もあり、ふわふわと身体が包まれている感じがして気持ちいいですよね。
しかし、柔らかいマットレスは身体を痛める要因になり兼ねません。
“朝起きた時に腰が痛い”などスッキリと目覚めることができていない人は、マットレスに原因があるかもしれません。
その理由を見ていきましょう。
柔らかいと腰が痛くなる理由
人間の体重の割合は「頭8%」「背中33%」「腰44%」「脚15%」となっており、背中~腰にかけて重さが77%もあります。
柔らかいマットレスで寝ていると重力により負荷がかかり背中~腰が沈んでしまいます。
この部分が沈んでしまうと「猫背」のような寝姿勢になってしまい腰に負担が多くかかってしまいます。
このような姿勢で1日7時間~8時間寝ていると身体が痛くなるのも納得ですよね。
低反発のマットレスは長期間使えない
↑こちらの画像は慢性的な腰痛だった方が7年間使っていたベッドですが、腰の部分が見事にへこんでいるのがわかります。
寝具はある程度の硬さがないと、数年かけてこのように腰の部分が劣化してしまい身体を痛める原因となってしまいます。
毎朝起きるのがツラく、ぎっくり腰も年に1度はするほど状態は悪かったです。
低反発のマットレスだとすぐにへたってしまい、結果的に何度も買い替えるということになってしまいます。
柔らかいと寝返りが打てない
人は寝ているとき無意識に「寝返り」をします。
寝返りは「身体の血流を流す」「コリや張りを取る」「骨格の歪みを取る」などの作用があります。
無意識にゴロゴロとしていることにもちゃんと意味があり、寝返りを打つことで日中の疲れを回復させています。
しかし柔らかいマットレスだと上手く寝返りを打つことができず、逆に身体を痛める要因となってしまいます。
実際に柔らかいマットレスと硬いマットレスで寝返り回数を比較した研究によると、硬いマットレスの方が寝返りを多くしていたという結果が出ています。
このように睡眠時のマットレスは「ある程度硬さがあり反発してくれるもの」が身体には好ましいことがわかりました。
睡眠は1日の1/3を占めており、大きく言えば人生の1/3です。
睡眠は健康になる上で大きな影響がありますので、何となく選ばずにこだわりを持ち健康的な身体を手に入れましょう。
当院でも睡眠時に最適な硬さで身体にやさしく、睡眠の質を高めてくれるマットレスのご用意がありますので、気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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