冬になると腰痛の人が増えるイメージですよね。腰痛と寒さに関係はあるのでしょうか?
そこで本記事では「冷えからくる腰痛」についてまとめています。
腰痛持ちの人は、ぜひ本記事をお読みください。
冬に腰痛が増える理由は?【冷えからくる腰痛の症状】
日本人約2,800万人が悩まされているという腰痛。実際に、厚生労働省が調査した「自覚症状ランキング」では
- 男性1位 腰痛 女性1位 肩こり
- 男性2位 肩こり 女性2位 腰痛
- 男性3位 鼻水鼻づまり 女性3位 手足の痛み
というように、男女共に腰痛を抱えていることがわかります。そんな腰痛ですが、「寒くなる」と増えるイメージがありますよね。
なぜ冬になると、腰痛の人が増えるのでしょうか?
- 筋肉の硬直
- 血流の悪化
- 運動機会が減る
今回は、この3つに注目して見ていきましょう。
冬に腰痛が増える理由①筋肉の硬直
冬に腰痛が増える理由一つ目は「筋肉の硬直」です。
冬になると、寒さから身体を守るため筋肉が縮こまります。縮こまると筋肉が硬くなり、コリや張り、痛みへと繋がってしまいます。
猫や犬などの動物が寒い冬に丸まっている姿をよく見ますよね。人間も同じように、寒さから身を守るため、身体が縮こまり筋肉が硬くなってしまいます。
冬に腰痛が増える理由②血流の悪化
冬に腰痛が増える理由二つ目は「血流の悪化」です。
気温が低下すると体内の血管が細くなります。すると、より血液を内臓機能へ優先的に流そうとするため、筋肉に回る血流が少なくなってしまいます。
そのため腰周りの大きい筋肉に血液が行き渡りにくくなり代謝が落ちます。その結果、筋肉の硬直や神経の圧迫に繋がり、コリや痛みを感じやすくなってしまいます。
冬に腰痛が増える理由③運動機会が減る
冬に肩こりや腰痛が増える理由3つ目が「運動機会が減る」です。
冬になると外は寒く、外出や運動の機会が減ります。すると、筋肉が使われず固まったままになり、腰痛に繋がってしまいます。
また、布団やコタツの中で「同じ姿勢でいる時間」が長くなるのも、筋肉が硬くなる原因の一つです。
冷えからくる腰痛を改善するには
冷えからくる腰痛を改善するには、「身体を動かすこと」「温める事」が大切です。
≪体を動かす≫
体を動かすには、ウォーキングやストレッチなどが効果的です。軽い運動をするだけでも充分で、外にわざわざ出たくない人は「スクワット」や「ラジオ体操」もおすすめです。
≪体を温める≫
体を温めるには入浴や食事、睡眠などで上げることができます。
入浴ではシャワーだけで済ますことはせず、しっかりと湯船に浸かるようにしましょう。また、食事では代謝を上げる食事をすることで、体を内側から温めることができます。
冬に腰痛が増える理由:まとめ
今回は「冬に腰痛が増える理由」についてご紹介しました。
当院でも、寒い時期は腰痛の患者様が増える傾向があります。寒い時期こそ意識して、腰痛をケアするようにしましょう。
当院では八尾市、東大阪市を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。
また、訪問サービスをメインでしていますので、ぎっくり腰など店舗に通えない方はご連絡ください。
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