タバコよりも身体に悪い食べ物があることを知っていますか?
タバコというと身体に悪く病気や寿命を縮める代表ですが、それよりも身体に悪い食べ物とは?
本記事では「タバコより体に悪い食べ物5選」をご紹介します。
気になる方はぜひ本記事をお読みください。
タバコより体に悪い食べ物ランキング【ポテチはなぜ体に悪い】
食生活が原因の年間死亡者数は全世界で1,100万人とされており、これは喫煙による死亡者数540万人の約2倍となっています。
煙草の方が身体に悪いイメージがありますが、食生活が乱れていたり栄養バランスが悪ければ「タバコよりも危険」ということがわかります。
では、実際にどのようなものを食べれば、寿命を縮めることになってしまうのでしょうか?
今回は5つご紹介します。
- ポテトチップス
- フライドポテト
- 菓子パン
- 加工肉
- 焦げのある食べ物
どれも身近にあるものばかりで何となく身体に悪そうなイメージがありますね。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
タバコより体に悪い食べ物①ポテトチップス
タバコより身体に悪い食べ物一つ目は「ポテトチップス」です。
ポテトチップスのような「芋を高温で揚げたもの」には、アクリルアミドという発がん性の高い物質が多く含まれています。このアクリルアミドは「AGE」という、糖とタンパク質が加熱されてできた物質です。
そしてこれは、
- 心筋梗塞
- 糖尿病
- 動脈硬化
- 骨粗鬆症
などを引き起こす怖いものです。
また、ポテトチップスには「トランス脂肪酸」が多く、悪玉コレステロールを増加させます。このトランス脂肪酸は、心臓病、糖尿病、アルツハイマー病のリスクを高める危険性があります。
さらに「健康を害する危険な成分」として、アメリカやヨーロッパ諸国では「使用が禁止」されているほど危険なものです。
タバコより体に悪い食べ物②フライドポテト
タバコより身体に悪い食べ物二つ目は「フライドポテト」です。
フライドポテトもポテトチップス同様、じゃがいもを高温で上げているため、アクリルアミドという悪物質が発生し、健康を害する食べ物の一つです。
フライドポテトをよく食べる人は食べない人と比べ、心不全になるリスクが37%、心臓病のリスクが22%もアップすることがわかっています。
またある研究では、「Mサイズのフライドポテトを週に一度」食べると心不全のリスクが12%もアップし、心臓発作や脳卒中のリスクが上がることもわかっています。
フライドポテトを食べるにしても、健康でいたいなら「1回につき6本まで」にした方が良いという報告もされています。
タバコより体に悪い食べ物③菓子パン
「菓子パン」もタバコより身体に悪い食べ物の一つです。
菓子パンというと糖質のパンに砂糖で味付けした「糖質まみれ」の食べ物ですが、健康を害する危険性が高い食べ物です。
≪糖質中毒≫
糖質を食べると脳内の幸せホルモンである「ドーパミン」が増えることがわかっています。
このドーパミンが増えることで幸せを感じることができ、「また何度でもこの幸福感を味わいたい」とついつい食べ過ぎてしまいます。
この現象は「糖質中毒」とも言われ、肥満の原因だけでなく生活習慣病のリスクを高める「現代病」として問題になっています。
≪食品添加物が多い≫
また、菓子パンには作る工程でイーストフードと呼ばれる「食品添加物」が大量に使われており危険です。
このイーストフードは、大量に摂取すると嘔吐や昏睡を引き起こすもので、何種類もの添加物を合わせて作られており、日常ではあまり口にしない方が良い食べ物です。
さらに、発がん性リスクの高まる「臭素酸カリウム」も使われており、これは中国やヨーロッパ諸国、カナダでは使用禁止になっているほど危険な物質です。
タバコより体に悪い食べ物④加工肉
「加工肉」もタバコより身体に悪い食べ物です。
ハムやソーセージなどの加工肉は、国際がん研究機関で発がん性のある食べ物として発表されています。
発がん性のリスクは「5段階で最も悪い5」と、かなり危険な食べ物であることがわかります。ソーセージなら3本、ハムなら5枚食べると大腸がんのリスクが18%も上がることがわかっています。
加工肉を作る際に使われている「添加物」が発がん性リスクを高め、添加物を使うことで安く作ることができるため、多くの加工肉に使われています。
タバコより体に悪い食べ物➄焦げのある食べ物
最後に紹介するタバコより身体に悪い食べ物は「焦げのある食べ物」です。
焦げのあるものは何となく身体に悪いイメージがありますよね。
これもポテトチップスやフライドポテトと同じく、焦げにはアクリルアミドという発がん性物質が含まれています。これは肉や魚のタンパク質を高温で長時間焼くことで発生し、発がん性リスクを高めます。
焼き肉や揚げ物、炒め物など長時間放置していると焦げができてしまいますが、焦げた部分は取り除いて食べたいですね。
タバコより体に悪い食べ物はなぜ売られているのか
では、なぜこのような身体に悪いとわかっている食べ物が多く売られているのでしょうか?
これには二つの理由があります。
≪日本では規制が緩い≫
まず挙げられる理由が「日本では規制が緩い」ということです。
先に挙げたトランス脂肪酸は「健康に害があるもの」として、アメリカやEU諸国で禁止されていますし、臭素酸カリウムも中国、EU諸国、カナダで禁止されています。
しかし、日本では海外に比べ「含有量が少ない」という理由からまだまだ規制がされておらず、普通にスーパーやコンビニで手に入れることができます。
≪企業が儲けやすい≫
また、ポテトチップスや菓子パン、加工肉などは「原材料が安いのに大量生産することができしかも美味しい」という理由から、生産している企業が儲けやすい仕組みです。
日常に当たり前のように売られているものなので、なんの疑いもなく買ってしまいがちですが、健康被害を考えると購入を控えたいですよね。
食べるものはバランスよく
タバコより身体に悪い食べ物を5つご紹介しました。できるだけこのような食べ物を避けることが、結果的に寿命を延ばすことに繋がります。
また、健康で長生きするにはこれらの食べ物を避けるだけでなく「五大栄養素をバランスよく食べる」ことが大切です。
五大栄養素とは
- 炭水化物
- 脂質
- タンパク質
- ミネラル
- ビタミン
この5つのことを言い、日本人は炭水化物と脂質を摂りすぎており、逆にタンパク質、ミネラル、ビタミンが足りていない人がほとんどです。
当たり前のことですが「人の身体は食べたもの」で作られています。身体に悪い食べ物を食べるだけでなく、偏った食生活も健康を害することになるので、意識して改善するようにしましょう。
タバコより体に悪い食べ物:まとめ
今回は「タバコより身体に悪い食べ物」についてご紹介しました。
まとめると
- 食生活での年間死亡者数は1,100万人
- タバコでの年間死亡者数は540万人
- タバコより身体に悪い食べ物5つはポテトチップス、フライドポテト、菓子パン、加工肉、焦げのある食べ物
- 身体に悪い物質はトランス脂肪酸、アクリルアミド、砂糖、食品添加物、イーストフード、臭素酸カリウム
- 身体に悪いものは日本ではまだまだ規制が緩い
- 身体に悪いものは企業が儲けやすい
- 偏った食生活もNG
- 健康になるには五大栄養素をバランスよく
- 人の身体は食べたもので作られている
いくら医療が発展しているとは言え、普段の食生活を改善しないと、結果的に寿命を削ることになってしまいます。
今は何ともない人も、悪習慣が蓄積し将来の不健康に繋がるので、改善するようにしましょう。
当院では八尾市、東大阪市を中心にカイロプラクティックの訪問整体を行っています。
肩こり、腰痛を始めお身体のお悩みがある方は、お気軽にご予約下さい。
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